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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.4
  • 出版社: 太田出版
  • サイズ:19cm/221p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-87233-656-9

紙の本

必読書150

著者 柄谷 行人 (ほか著)

現実に立ち向かうために「教養」が要るのだ。カントもフロイトもマルクスも読んでいないで、何ができるというのか。知性回復のために本当に必要なカノン(正典)を提示する、反時代的...

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必読書150

税込 1,760 16pt

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商品説明

現実に立ち向かうために「教養」が要るのだ。カントもフロイトもマルクスも読んでいないで、何ができるというのか。知性回復のために本当に必要なカノン(正典)を提示する、反時代的、強制的ブックガイド。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

柄谷 行人

略歴
〈柄谷〉近畿大学文芸学部教授、近畿大学国際人文科学研究所所長。コロンビア大学比較文学科教授。著書に「トランスクリティーク」「近代日本文学の起源」など多数。

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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

読むべき本は堂々と勧めるべき

2002/06/02 20:35

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:某亜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 幼少の頃から言われてきた。「まず自分が読みたいと思う本から読めばいい」「わからない本は読まなくていいよ」「本たくさん読むの? すごいね!」…。どれも、読書に拍車をかけてくれたという面では感謝している。が、昔からの古典的名著を無理矢理読ませてくれることが一度もなかったのは問題であったと、本書を読んで痛感した。なぜ「これを読め!」と、サルトルやハイデッガーを無理矢理読ませる大人がいないのか。大人も読めないからか。ならばせめて読める人は堂々と若者にこうい言ってほしい。「わからなくていい。とにかく読め!」

 本書は、安易な本が増えている中で、堂々と「本当の教養のために読むべき本」を紹介している。いや、紹介というより強制というべきか。読むと自分の教養のレベルに愕然とするが、それをバネにしてそれらの本を読む気になれば大収穫だ。自称「読書人」の人、必読。

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紙の本

啓蒙という名の欲望

2002/06/10 15:24

13人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みゆの父 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ブックガイドとしては、まあ使えない本だろう。その理由を二つ挙げておこう。

その一。序文は「このリストにある程度の本を読んでいないようなものはサルである」(七頁)と書いているが、人間がサルに戻れることを証明したと言うのであれば、これはダーウィンの進化論以来の大発見をしたぞと宣言しているに等しい。しかも本を読まないだけでサルになれるなんて、これじゃほとんど〈トンデモ本〉の世界だ。

その二。この本は、七人の執筆者(経済学者一人、評論家三人、作家三人)による座談会、解説付きブックガイド一五〇冊分、そして一行ヒント付き文献リスト七〇冊分からなっているが、もちろんメインはブックガイドだ。ところが、そこに付された解説がくどい。〈難しいことを易しく伝えるのが大切だ〉と喝破したのはある小説家だけれど、〈易しいことを難しく伝えるのが評論家の仕事なのか〉と思わせるほど、一部の解説は小難しい。どうでもいい話を延々と続けるのもあるし(たとえば九三頁)、文献リストに付された一行ヒントのほうが圧倒的に上出来で面白い。全二二〇冊、すべて一行ヒントだけでよかったのに、と思うのは僕だけだろうか。

ただし、ブックガイドとして読まなければ、実はそこそこ面白く、また考えさせられる本でもある。その理由も二つ挙げておこう。

その一。著者のうち三人は作家、つまり自分のオリジナリティで勝負する人々だ。ところが、座談会を見ると、そんな人々までが「今の学生諸君にも教養に対する一定の欲求はある」(二三頁)とか「知的な水準を今後は維持できないんじゃないか」(三五頁)とか、他人の心配をしている。他人の心配をするのは教師であり、教師のすることは教化つまり啓蒙だから、三人は啓蒙の徒としてふるまっているわけだ。しかし作家に他人のことなんぞ気にしている暇はあるんだろうか。作家を魅了するほど啓蒙の力は強いのだろうか。それとも、作家が心配しなければならないほど啓蒙の力がなくなったのだろうか。

その二。そんななかにただ一人、評論家なのに、他人のことを気にしていない執筆者が屹立している。つまり、啓蒙する気がないのだ。これはこれで、現代にあって稀有な存在というか、潔い態度の表明なのかもしれない。気にさわる態度でもあるけれど。

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紙の本

出版社からのオススメ

2003/02/05 03:41

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:太田出版 - この投稿者のレビュー一覧を見る

フーコー、ドゥルーズは読む必要はない。ルカーチも、アルチュセールも、あらゆるマルクス主義者の本は忘れなさい。『蒲団』は読むものではなく、寝るものである。現実に立ち向かう知性回復のために本当に必要なカノン(正典)を提出し、読まなくてもいい本を抑圧する、反時代的、強制的ブックガイド。

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紙の本

よーし読んでやろうじゃないか、と思わせる絶妙のブックガイド

2002/05/14 12:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 オビに「これを読まなければサルである」とある。これは柄谷行人の序文からのパラフレーズで、柄谷は正しくはこう書いている、「われわれは今、教養主義を復活させようとしているのではない。現実に立ち向かうために「教養」がいるのだ。カントもマルクスもフロイトも読んでいないで、何ができるというのか。わかりきった話である。われわれはサルにもわかる本を出すことはしない。単にこのリストにある程度の本を読んでいないような者はサルである、というだけである」。かくして日本人の大多数は「サル」であるということになるが、自分もどうせ「サル」だ、「サル」でけっこう、何が悪い、とスネてみてもしょうがない。本書で紹介された古今東西の思想・文学の古典をすべて読んだからといって、まっとうな「人間」になれるわけでもない。そういう議論は本書の意図からもっとも遠いだろう。読みながら現代社会の諸々の「現実に立ち向かう」こと、そうした実践と血肉化が求められているわけで、読む行為の深さと反復性が問われているのだ。もちろん「何を読むか」が重要なわけで、厳選された150点の名著が列挙される。じっさいどれも有名な書物で、よくぞ思い切って150点に絞ったなと感心。柄谷行人、浅田彰、岡崎乾二郎、奥泉光、島田雅彦、スガ(糸へんに圭)秀実、渡辺直己らがそれぞれの古典作品への招待ともいうべき短いコメントを寄せている。人によって、あるいは書目によって、それらの質はまちまちだが、このコメントを見て「本を読んだ」気にはならない(なるべきではない)ので、読者はそれぞれ虚心に原典と向き合うといい。巻末の参考テクスト70点とあわせて、合計240点。読めば必ず得るものがある、と保証されているわけで、老いも若きも大いに征服感に燃えて挑戦して損はない。近畿大学国際人文科学研究所サブテクストにも指定されている、挑発的ブックガイドだ。

※その上でこの本もやはり読んでおきたい→柄谷行人『トランスクリティーク』

人文・社会・ノンフィクションレジ前コーナー5月7日分より

(小林浩/人文書コーディネーター・「本」のメルマガ編集同人)

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2005/08/17 00:12

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