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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2002/02/27
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:22cm/228p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-06-133521-9

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紙の本

ルドルフといくねこくるねこ (児童文学創作シリーズ ルドルフとイッパイアッテナ)

著者 斉藤 洋 (作),杉浦 範茂 (絵)

ある日、川のむこうからドラゴン兄弟がやってきた。一体なにをしに? ブッチーの様子もなんだかおかしい。そして、ルドルフにも思いがけない出来事が…。「ルドルフとイッパイアッテ...

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ルドルフといくねこくるねこ (児童文学創作シリーズ ルドルフとイッパイアッテナ)

税込 1,430 13pt

ルドルフといくねこ くるねこ

税込 1,155 10pt

ルドルフといくねこ くるねこ

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紙の本
セット商品

ルドルフとイッパイアッテナ 4巻セット

  • 税込価格:5,72052pt
  • 発送可能日:購入できません

「ルドルフ」の本 3巻セット

  • 税込価格:4,18038pt
  • 発送可能日:購入できません

「ルドルフ」の本 3巻セット

  • 税込価格:4,18038pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

ある日、川のむこうからドラゴン兄弟がやってきた。一体なにをしに? ブッチーの様子もなんだかおかしい。そして、ルドルフにも思いがけない出来事が…。「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】

笑いあり!涙あり!決闘あり!
こんどの「ルドルフ」もおもしろさバツグン!
人気の「ルドルフ」シリーズ第3作、ついに登場!

つぎつぎとまきおこる事件に、ルドルフたちは、どう立ち向かうのか?
元気いっぱい、勇気100倍!ユーモアあふれる痛快ストーリー!

ある日、川のむこうからドラゴン兄弟がやってきた。
いったいなにをしに?
最近、ブッチーのようすもなんだかおかしい。
そして、ルドルフにも思いがけないできごとが――。
変わらないようでいて、変わっていく世界のなか、それぞれが自分自身を見つめなおしはじめる、ルドルフとなかまたちの新しい物語!【商品解説】

著者紹介

斉藤 洋

略歴
〈斉藤洋〉1952年東京生まれ。亜細亜大学助教授。86年「ルドルフとイッパイアッテナ」で講談社児童文学新人賞受賞。91年路傍の石幼少年文学賞受賞。他の著書に「日曜の朝ぼくは」など。

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みんなのレビュー47件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

円熟味を増すという事。

2009/11/06 19:55

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

黒猫ルドルフの手記でシリーズ3作目です。
※本作は字を書くことが出来るルドルフが書いた物であるという設定です

なんと前作から14年の歳月を経ての出版です。(ただし作中では2年しか経過してない)

評者は残念ながらリアルタイムで本書を読んでいないので
何とも言えませんが、前作、前々作をリアルタイムで読んでいた人は
子供から大人になってしまっていることでしょう。

そのような方はきっと本作を読むことで
様々な記憶を思い出を想起したのではないかと思います。
作中のルドルフの成長。そして読者自身の成長。
読者自身が前作、前々作を読んでいた時の事などを
強く思い出したのではないかと思うのです。

評者のように大人になってから3作まとめ買いした
人などとは違い、リアルタイムで読んできた方は
きっと今の評者には持ち得ない感想を持てるのでは
ないかと思います。

そのように本書を読めたら幸せだっただろうなぁと
思う次第です。

本作のストーリーについては他のレビュアーさんが
述べているとおりですので重複は避けますが

ルドルフは立派に成長しています。(ただし、”恋愛”を除く)
この物語の重要登場人(猫)物であるイッパイアッテナは
時折、ルドルフに兄として接する以外は
すっかり大御所になっています。

そしてルドルフ自身の成長もしかりです。
すっかり貫禄をつけています。
作中では、ルドブン(ルドルフ親分の略)等と呼ばれる場面もあり
1作目から読んできた者としては、うれしいような寂しいような・・・

しかし。

本書の魅力の最大のポイントは、ルドルフやイッパイアッテナの
魅力はそのままに、ブッチー等々の脇役の活躍にあると
思います。

誤解を恐れずに本作の主人公を挙げるとするなら
やはりブッチーでしょう。

前作、前々作でも脇役として登場していた彼は
本作において今までにない活躍を見せます。


脇役の個性が光る作品はマンガでも小説でも映画でも
比較的、感情移入がしやすいと思います。

本作は前作、前々作と比較しても格別に脇役重視の
傾向が強いです。

その他にも前作、前々作に登場した個性的な
登場人(猫、犬)物達がより個性を強めて
本作で活躍してくれます。


評者自身が本作の一番の見どころだと思っている
ブッチーが飼い猫から野良猫になる場面は
「自立とは何か?」を訴えかけてくるシーンでもあると思います。

もちろん今日的な飼い猫のあり方を鑑みるなら
ブッチーの家族の決断はルール違反です。

ですが、本作においてはあまりにリアルなルールに固執して
見てしまうと興を削がれると思います。

自由を得た後のブッチーに関しては、自由を得るという
事で享受できるメリット・デメリットについてのあれこれを
作中に柔らかく忍ばせた形で書かれています。

大変、楽しめるストーリーの中にさりげなく想定読者層
に合わせた教訓を盛り込んでいます。

”教養のある猫、教養のない猫”に関するくだりなどは
大人が読んでも、深いなと思わせる物があります。

そして”教養”に関してのイッパイアッテナの説明は
前作よりも抽象度を増した形で述べられます。
そして、本作においてはルドルフの考える”教養”に
ついても述べられています。

物語自体の緊張感は1作目、2作目を経てさらに安定感が
出てきています(故に好みがわかれるところでもあります)
ある意味では物語自体の持つスピード感や緊張感がなくなっている
と感じる読者もおられるでしょう。

しかし作中にそっと忍ばせてある”教養”は
前作、前々作と比較しても、より深みを増しているという
印象です。

人も、猫も、あるいはそれらが生み出す作品も
年月の経過と共に円熟味を増している。

読了後はそのように感じた次第です。
もちろん、深読みしなくても十分に楽しめる内容でもあります。

第4作目が楽しみです。

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紙の本

「自分」摸索と恋と……おとなになる前の甘酸っぱい余韻が残ります。

2010/01/29 15:03

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildflower - この投稿者のレビュー一覧を見る

2巻から3巻までの年月、14年。

作中の時間の流れではなく、人間界の時間の流れを追っていくと

子どもから成長し青春期に入る時期にあたります。

もと飼い猫であったルドルフは、もと飼い主のリエちゃんと再会します。

もと飼い猫であったイッパイアッテナは、もと飼い主のもとで飼われています。

ルドルフ、イッパイアッテナ、そして友人猫ブッチーやその周辺の

ものがたりに描かれていくのは、恋とひとりだちです。

1巻で小学生ならもう成人している頃。ならばちゃんと作中の猫たちも

成長しているのだなぁとしみじみします。


飼い主と、飼われている側の関係、もっといえば飼い猫かノラ猫か。

そこに在った矜持のようなもの。

飼い猫として飼い主との間に在ったと思われた絆のようなもの。

それがいろんな出来事を通じて、痛みを伴いながらほどけていきます。

ルドルフがリエちゃんとの”再会”で受けたショックを、ブッチーと

語りながら癒やしていくシーンが切ないです。

ある意味、「恋」には奥手なルドルフにとって、失恋を癒やすような

独白に、打ち捨てられた古い「ふなだんす」が小道具として絡みます。


  ぼくはきっと、リエちゃんを心の小さなひきだしにしまって、ときどき

  出しては、なつかしがっていたのだ。でも、本物のリエちゃんは

  だんだん成長して、ひきだしの中のリエちゃんとは、ずいぶん

  ちがってきてしまったのだろう。浅草で見たリエちゃんのすがたは、

  別のひきだしにしまっておこう。

  小学校五年生のリエちゃんが入っているひきだしとは、べつの
  
  ひきだしに。


そうして想い出は美しく、解決されないならされないままで仕舞われ、

そのルドルフの成長が名脇役(本作では主役級に大活躍)のブッチーを

動かしていきます。

恋に、また飼い主との別離にと翻弄されるブッチーは

1巻のルドルフが経験したようにノラ猫となっていくのですが

どこか世間知らずな坊ちゃんというイメージを纏うルドルフと対照的に

世の中を見ている目線は大人びています。

13章「なんとかなんてなりゃしないことと飼いねこかノラねこかの問題」

は、その彼がルドルフから学び、一層成長を見せていきます。

155ページの長台詞が、それを象徴しています。


そこには「飼われている/いない」という尺度で測ってきた価値観、

その尺度に一度は守られ、立場が変わってからは悩ませてきた想い

イッパイアッテナも、ルドルフも、ブッチーも、通ってきた想いから

はじめて自由になれた喜びが語られています。


どこに属していくのか、という問題

あるいは、属さないのか、という問題。

生きていくにはどこかに依存しつつ、自律していかねばならない。

幼いときには気にならなかったことが、課題として彼らに訪れます。

飼われ猫は、飼い主に従属するものなのか。

……ここはおとなの青年期を連想させる箇所でもあります。

つまり、ともだち関係で形成される社会の一員から

ある場に所属する一員となっていくということ。

会社に属するということや、家族に頼っていくということ

人間のおとなが通り過ぎてきた、そこにかかわる価値観を連想します。


  「なんてよばれても、おまえがおまえで、おまえ以外のだれでもない

   ってことを、おまえはよく知っているからだ」


  「たしかにそうだけど、そりゃ、あたりまえのことじゃないか。」


  「そのとおり。そのあたりまえのことが、けっこうわからなかったり

   するんだ! おれは飼いねこじゃない。ノラねこでもない!

   おれはねこだ!」


後半、血統をめぐる兇暴な争いには、猫界、犬界の恋と絡み、皮肉を

交えて語られる「自分」というものへの作者の想いを強く感じます。

血統(人間の大人でいうならさまざまな肩書やブランドになるでしょうか)

が象徴するもの、それを持たない者の想い。またそれらに絡まる恋。

揺れながら成長していく彼らの姿が眩しく、甘酸っぱい余韻が残りました。

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紙の本

主人公と一緒に成長したくなる作品3:相手の立場を思いやるということ

2010/03/21 16:24

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズについて、
私自身が3部作を貫くテーマと感じたものを3つ選び、
3冊分のスペースを使って書いている。

『ルドルフとイッパイアッテナ』のスペースでは、
「名前と所属、そして、自分は何であるのか」について書いた。

『ルドルフともだちひとりだち』のスペースでは、
「学ぶということ」について書いた。

ここでは、相手の立場を思いやるということについて書いてみたい。

本シリーズでは、敵役が2匹登場する。

『ルドルフとイッパイアッテナ』では、ブルドッグのデビル。

そして、『ルドルフといくねこくるねこ』では、ノラいぬが登場する。

それぞれのクライマックスは、ルドが知恵を絞って、
自分よりも大きな犬と対決するところなのだが。

ルドの作戦もおもしろいのだが、
本シリーズのさらに深いところは、
敵役がただ敵役としてだけ存在するのではないということだ。

勧善懲悪モノのように相手がただただ悪者として描かれるのではないのだ。

ルドは、本からの知識と生きていくことを通して学んだ知識でバランスが取れている、
イッパイアッテナから学んだことによって、
ルドらしいところを残しつつバランスの取れたねこに成長していっている。

もともとの勘のよさに洞察の深さが加わったのだろう。

ちょっとしたことから相手の立場を推し量るセンスが育ったのだ。

それが、悪い敵を完膚なきまでにたたきつぶしてやっつけておしまい
という話にはならない深さをもたらすのだ。

どうして相手がこんな行動を取ったのかを考え、その答えを見つける。

それが敵を敵に終わらせずに、仲間にしていくことへとつながる。

私たちは、立場が違う人とともに生きていかなければならない。

どちらかが善でどちらかが悪ということではなく、
その人なりの正義で生きているということもある。

迷惑行動が、こんな自分は嫌いだとわかっていながら、
そんな行動を取らずにはいられない
心の弱さが露呈してしまった末の行動ということもあるのだ。

子どもの世界にも存在するいじめに例えるならば、
いじめられる側にも心の傷があるが、
いじめる側にも心の傷があるということを
教えてくれているともいえる。

対立を超えて仲間になることのヒントが
このシリーズの中にあるように思えた。

さて、おまけに、3部作の続編はあるのかということについて考えてみたい。

『ルドルフともだちひとりだち』と『ルドルフといくねこくるねこ』の間に
14年もあったことから考えると、
最初は前編後編で完結のつもりだったのではないかと考えられる。

実際、ルドのメインテーマは、
ほぼ『ルドルフともだちひとりだち』で完結しているのである。

『ルドルフといくねこくるねこ』は、後日譚のような位置づけになるのではないか。

でも、この後日譚は、ルドが咀嚼しなければならなかった現実から少し時間を置いて、
さらに考えに深みをもたせた。

そして、シリーズを通してずっと深めてきたテーマに
ブッチーの言葉を借りてコタエを出した。

例外的な時差を超えて、
見事に3部作としてまとめられているのではないかと思う。

だから、これはきっと3部作である。

ブログに載せたプレ書評と重複になるが、
こんな言葉でこのシリーズに対する書評を終えたい。

タイムマシンに乗って15歳の自分に会いにいけるなら、
『ルドルフとイッパイアッテナ』と『ルドルフともだちひとりだち』を持っていく。

そして、お前がちょうど29歳になる頃に
この続編が出るから絶対に売らずに持っておいて、
続編が出たら買うようにと伝える。

私にとってこの3部作はそういう本なのである。

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紙の本

まさか

2016/10/30 19:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

小さい頃読んだルドルフシリーズにまさか続編が出るなんて!本屋さんで見つけた時はびっくりしました。まだまだ続くルドルフシリーズが嬉しいです。

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紙の本

ブッチーまたはブーブンとNPCルドブンについて

2002/06/15 00:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 14年ぶりの続編。待望の3巻。
 ルドルフ好きも、猫好きも、みんなもうお読みですね?

 斉藤洋さんの作品の面白さを説明するのは、至難の業。なぜなら、本を読み始めた子供たちが、図書館で最初に「作家名で」探すのは、きっと斉藤さんの本だから。
 面白い本の代名詞、それが斉藤さんのお名前。

 そんなこんなで、まったくもって面白いです、本書。
 ためしに、ルドルフの語る「プロローグ」だけを読んでみてください。そこで本書を閉じて、さよなら出来る方って何人いらっしゃいます? 引き込まれますよね。
 テスト近いなぁなんて時は、本屋さん自体が鬼門になるほど危ない本です。近寄っちゃだめですよ、ついつい手にとってしまいますので(苦笑)

 ところで、3巻のルドルフは、ひょっとすると脇役なのかもしれません。
 TRPGでいうところの、「強く成りすぎた主役がNPC化する感じ」でしょうか。

 実は、実はですよ、私密かに思うのですが、本書の主役って「ブッチー」ことブーブンじゃぁないんでしょうか。(将棋の「歩」が「金」になるように、本書では「ルドルフ」は「ルドブン」「ブッチー」は「ブーブン」に変わります。脱皮もします(嘘))

 まさか、金物屋のブッチーが、悩む青年になっちゃうとは。
 たまりません(*^_^*)

 ところで、4巻出るのってまた14年後なんでしょうか。
 ——そんなに待てません。
 この秋くらいに、なんとかならないものでしょうか……(祈)

 良い本をありがとうございました>斉藤洋さん
 そしてなにより、お帰りなさい>ルドルフ一家(一家って……)

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紙の本

一生懸命生きている人

2002/04/05 22:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郁江 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 黒猫「ルドルフ」シリーズ第3弾。ある日トラ猫のドラゴン兄弟が助けを求めてやってきた。兄貴が足の長い犬に噛まれたという。ルドルフがその仲間達が一緒に悩んだり、笑ったり闘ったり。猫の世界、人間の世界問わず生きていくって…大変です。みんな本当にいろいろあるよね。でも、だからこそ一生懸命生きている姿にいろんな意味で励まされます。生きることの大変さを知っている貴方はきっと、一生懸命生きている人。たまにはほんの少しお休みをして、絵本なんて読んでみてはどうですか? 

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紙の本

ルドルフシリーズ第3弾

2016/11/03 09:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語の影の主人公ともいうべきイッパイアッテナの存在感が、いまいち弱かった。ラストの決闘シーンも、シリーズ第1弾のデビル戦の迫力には及ばない。

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紙の本

ルドルフ

2016/04/04 06:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

年齢を重ねて円熟味を増しかっこいいです。子供と一緒に大人も楽しませてもらいました。お気に入りの1っ冊です。

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紙の本

お久しぶり!今日のはなしは昨日の続き—前作から14年経ったけど、ルドルフ健在。

2002/04/16 16:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:海青 - この投稿者のレビュー一覧を見る

お久しぶり! 今日のはなしは昨日の続き—前作から14年経ったけど、ルドルフ健在。さあ、今回も、ルドルフと仲間たちの世界へ レッツ・ゴー!

 『ルドルフとイッパイアッテナ』『ルドルフともだちひとりだち』に続く(と言ってもだいぶ待たされたけれど)3作目。杉浦さんの挿絵もますます冴えます!
 初版で読んだ子どもたちはすでに成人? してるけど、ずーっと読み継がれている人気本。私たちが『寅さん』の世界を楽しむように、子どもはすーっとルドルフと仲間たちの世界に入り込んで、彼らといっしょに行動しちゃうのでしょうね!
 その時の気分で、イッパイアッテナの飼い主さんの家と神社の軒下を行ったり来たりしながら、自己自立を貫いているルドルフのもとに、ある日、川向こうからかつての敵ドラゴン兄弟が相談ごとを持ってやってきた。——
何ともいえない気持ちのよいけだるさの中で、話は思いがけない方向へ進んでゆきます。
 イッパイアッテナ、ブッチー、ブルドッグのデビルにドラゴン兄弟が絡んで、彼らが持ってきた相談ごとを解決すべく、ネコたちが動きます。背景になっている江戸川べり、浅草の仲店、浅草寺境内の様子が、なつかしい日本の味わいを醸してくれます。日常の中の非日常がすっかり日常として受けとめられる世界を、斉藤さんは見事に構築し、子どもにはワクワクする冒険ごころを、大きい人には、なつかしさとこそばゆさを伝えてくれます。
 ブッチーに血統書つきの恋人ができ、川向こうに行ったイッパイアッテナにもどうも彼女が…。はてさてわれらがルドブン(ルドルフ親分の略)は、と言うと、まだまだかつての飼い主・岐阜のリエちゃんを忘れられないらしい。

 取りたてて珍しい話ではないのだけれど、斉藤さんは(特にこの話は)、さすがにストーリーテラー。物語のあちこちにかくし味がほの見えて、読む者をひっぱっていきます。そして、読んでやろうじゃないの! と思ってしまうおもしろい「もくじ」のつくりです。
 わたしは、なんと言っても永遠の男の子・ルドルフがすき。
 ところで、ね、ネコが何匹も電車に乗りあわせたらあなたなら、どうします?

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2005/05/22 21:50

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2006/01/08 22:28

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2005/12/18 18:33

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2006/01/02 02:42

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2006/02/26 20:20

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2006/05/08 00:53

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