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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 84件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.2
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/212p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-129031-8
文庫

紙の本

日蝕 (新潮文庫)

著者 平野 啓一郎 (著)

【芥川賞(120(1998下半期))】【「TRC MARC」の商品解説】

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日蝕 (新潮文庫)

税込 440 4pt

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みんなのレビュー84件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

日触

2002/03/01 17:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ついに日触が文庫本になった。
 なにより表紙が断然洗練されていてよい。前の表紙よりも作品のイメージに近い。
 久しぶりに読み返してみたが、やはり、何度読んでもこの完成度、それに豊富な知識量には圧倒されてしまうし、描写の迫力が違う。とくに日触の場面、空白のページにいたる所は恍惚せずにはいらせないほどの陶酔感を感じてしまう。あの年齢でこのような作品を書き上げたのだから将来相当有望な作家なのではないだろうか。
 

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紙の本

中世を駈け抜けるイカガワシキ現代

2006/11/15 01:28

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

中世フランス修道僧の物語、という偽書ですね。つまり16世紀に書かれた日記を明治期ぐらいに和訳したというらしい体裁(文体)を、上手に装っている。上手というのは本物に見えるというわけでなく、そういう偽りの体裁であるというもっともらしさを演出していることであって、昔風ではあるけど16世紀の文体とは思えないし、いつの時代の日本語ともとれない、そのあからさまに手の内をさらけだして突っ走る行為が、セクシーでカッコイイわけですよ。
主人公も論理的だし、どういう経緯によるのか良い具合に暗く屈折している、マントを羽織った現代青年。他の登場人物にしても、いわゆる「本音と建前」という2元論をマスターした上でのパフォーマンスが身に付いている。
そうして装飾も骨格もキッチュな要素で充満させ、異端裁判の世界へレッツゴー! いわば「戦国自衛隊」。現代(的感性)が中世と出会う展開も、適度なスピード感でGood。
で、テーマは、なんだっけ、、、ああ、錬金術。ちょっと凡庸? 冒頭ではイスラム系思想への言及などもあって、むしろそっち方面に話が発展したらどうしようと、かなりドキドキしてしまったのだが、旅は南仏で終りですよ。フィレンツェまでさえも行かない。相当がくーりしてしまいました。
錬金術師にまつわる描写も、もっとおどろおどろしく濃くてもよかったと思うのは、ゴシック小説の読み過ぎでしょうか。
スノッブな味わいは心地よく愉しめるものなので、ぜひ旅の続きが読みたい。主人公は女にモテそうなので、さらに奇天烈な邂逅も待っているだろう。乞う!続編。(無理か)

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紙の本

惑わせる文章

2019/11/11 10:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

文章の幻術ともいえる不思議な酩酊感がある作品。
様々な仕掛けがあって魅力があるけど、多少呆気ない読後感。
もう少し綺麗に騙して欲しかった。

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紙の本

芥川賞最年少受賞作

2002/03/12 00:14

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しげる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 芥川賞最年少受賞作らしいです。芥川賞ってどんな賞なんでしょうか? この本正直、それ程面白くは無かったです。巻末の四方田犬彦さん(この人も知りません)の解説を読む限りでは、私には読み切れていないのだと思うのですが…?
 15世紀フランスにおける、若き神学僧の異常な体験の回想録と言った内容です。魔女狩り、錬金術、アンドロギュノス(両性具有者)、こう言った言葉に思う所有る人は読んでみては如何でしょうか?
 個人的に、面白いと思えたのは、15世紀の回想録を日本語に翻訳した、と言う形を取る為に、古い日本語が使われている事です。これが一体何時頃の日本語かは解りませんが、言葉遣いや、地名等に対する、漢字の当て字がなかなか味が有って良いですよ。

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紙の本

或る得体の知れぬ抗し難い魅力が有るから

2002/02/17 16:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:メル  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 魅力的な物語だと思う。
 この小説の何に魅力を感じたかと言えば、やはりその文体、エクリチュールであると言いたい。この小説の特徴として、たとえば文語的な語り口だとか、普段目にしないような難解な漢字とルビの表記などが、指摘されていると思う。解説の四方田氏も日本の文学におけるルビ表記の魅力を述べていた。このような表記に関する特徴によって、本作品は非常に視覚に訴える作品となったと思う。
 きわめて、視覚的であり、物語中もっとも美しいと思える場面。それは両性具有者が魔女として刑を受け、その処刑の最中に日蝕が起こる場面だ。ここでは、すべてが一体と化していく。太陽が月と一体になり、霊は肉と一体化し、「私」と世界も一体となる。そしてすべてが、光に包まれる。文庫本なら、182ページから183ページ、および次の白紙のページが特に圧巻の場面であると思う。このエクリチュールには魅力を感じる。主人公が世界と一体となるこの場面において、主人公と同様に、この物語世界と読者は一体となる。それが視覚的に行われるところに、この小説の完成度の高さを感じた。
 この作品は、独創的ではなく、これまでの先行する物語の反復、引用であるとか、はたまたサブカルチャーの物語の枠を引用したにすぎないというのは、確かなことだと思う。だが、それゆえに否定されるような作品ではない。主人公は、錬金術師のピエェルの理論に対して、ある戸惑いを抱く。
 《私の戸惑は、喩えば、比類無く美しい一幅の邪神の像を眼にした者のそれであった。(略)慥かにそれは、怪しからぬものであるに違いない。然りとて、完く否定してしまうには惜しい気もする。それには猶、或る得体の知れぬ抗し難い魅力が有るからである。》
 この言葉は、そのまま本作品に当てはまるように思う。

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2004/10/05 21:55

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2004/10/30 01:31

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2005/04/30 03:03

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2005/06/02 14:18

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2005/10/17 22:41

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2005/10/25 01:39

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2005/12/09 03:42

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2006/03/01 20:00

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2006/04/14 00:43

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