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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.1
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/206p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-660223-3
新書

紙の本

ケータイのなかの欲望 (文春新書)

著者 松葉 仁 (著)

ケータイのなかの欲望 (文春新書)

税込 748 6pt

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評価内訳

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紙の本

とりあえず、この一冊

2002/01/23 13:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小田中直樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 僕は携帯電話を持ってない。頭が固くて偏見があるってわけでもないし、携帯電話を買える位の金はあると思うし、電話をかけられないほど浮世離れしてるつもりもない。でも、毎日自宅と職場を自転車で往復するのが基本だし、変化といえばときどき娘を保育所に連れてったり迎えにいったりするだけだし、週末は家族でごろごろ過ごすだけだし、生活が単純なので、携帯電話の必要がない。いちおう自宅と職場には留守電とファクスがあり、インターネットもつながってて、最低限の通信環境は確保されてるから、これまた携帯電話の必要を感じない。

 それでも周りを見回すと、僕と同じ中年以下の世代で携帯電話を持ってない人は、どうも圧倒的な少数派らしい。「デジタル・デバイドは……携帯電話で情報を集められる層と、それができない層との間に生じる」(一九二頁)らしいから、困った事態だ。

 この本で、著者の松葉さんは、携帯電話がこんなに早く普及した理由、「携帯電話が、この社会や文化、そして何よりもわれわれ現代人に与えた影響」(二〇一頁)、この二点を論じた。具体的には、携帯電話の開発と普及の歴史を振り返ったうえで、携帯電話やiモードの画期性、携帯電話が引き起こしている社会問題、携帯電話が若者のライフスタイルに引き起こした変化、携帯電話と僕らの日常生活の未来、といったテーマを論じる。

 この本のメリットは次の二点。

 第一、携帯電話にかかわる現象をざっとまとめたこと。十年前には高嶺の花だった携帯電話が爆発的に普及したのはいつか、きっかけは何か。携帯電話が外国で使えないのはなぜか。オリジナル携帯ストラップにこだわる人が多いのはなぜか。アナログからデジタルへ、そして次世代へと携帯電話が急速に進化するのはなぜか。そういった、一見当たり前だけど、ちょっと考えるとわからない問題の答を、この本にはみつけることができる。

 第二、iモードの画期性や、携帯電話の今後について、説得的に論じたこと。iモードの新しさは携帯電話をインターネット端末にしたことにあるっていうのはよく知られてるけど、確実な課金方法というインターネット・ビジネスにとって大切なポイントを編み出したっていうのは、僕ははじめて聞いたし、なるほどと思った。また、携帯電話はコミュニケーションの手段から情報端末に変化するだろうっていう松葉さんの予想も、僕はあたってると思う。

 この本の欠点は次の二点。

 第一、議論のつっこみが甘い。たとえば、日本と外国でデジタル携帯電話の方式が違うのは周波数帯が違うからだって言うけど、説明になってない。アメリカ合衆国の若者が携帯電話を持たない理由を「民族性や文化の違い」(一二一頁)に求めるけど、これも説明になってない。次世代携帯電話の方式が二つあることを指摘するけど、その理由を説明しない。起きたことや起きてることはわかるけど、その背景はあまりわからないのだ。
 ついでに、最近の若者は私的空間を公的空間に持ち込んでるって主張して、化粧や電話や飲食を挙げるけど、これは二つの空間の境界が変わってきたことを意味するにすぎない。大体人前で飲食するなんて、欧米じゃ誰でもやってることだし。

 第二、本文は「技術と欲望とが適合しない、そんな時代を携帯電話は迎えている」(一九九頁)って文で終わるけど、これは携帯電話の情報端末化って予想と矛盾する。これから携帯電話は情報端末として人々の欲望を汲み上げてくかもしれないのに、大切なポイントが矛盾するのはいただけない。[ご意見はここに]

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2012/07/28 15:46

投稿元:ブクログ

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