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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.12
  • 出版社: 日経BP社
  • サイズ:20cm/318p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8222-4262-5

紙の本

神と悪魔の薬サリドマイド

著者 トレント・ステフェン (著),ロック・ブリンナー (著),本間 徳子 (訳)

各種の癌や自己免疫疾患等の病気で他の薬が効かない患者は、今もサリドマイドを使っている。40年前、世界に薬害をもたらした薬が、難病患者の希望として復活した。20世紀で一番奇...

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神と悪魔の薬サリドマイド

税込 1,980 18pt

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商品説明

各種の癌や自己免疫疾患等の病気で他の薬が効かない患者は、今もサリドマイドを使っている。40年前、世界に薬害をもたらした薬が、難病患者の希望として復活した。20世紀で一番奇妙な薬サリドマイドを巡る全貌を明かす。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

トレント・ステフェン

略歴
〈ステフェン〉アイダホ州立大学の解剖学及び発生学の教授。約25年にわたりサリドマイドの研究を続けている。
〈ブリンナー〉小説家で歴史研究家。コロンビア大学で博士号を取得。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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紙の本

サリドマイドの薬効と催奇性の秘密が明らかに

2002/07/12 13:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Snake Hole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まずはサリドマイドという薬の誕生と流行がその時代背景と共に語られる。ところは1950年代のドイツ,製薬会社グリュネンタールの社員だったウィリヘルム・クンツらは,抗生物質を製造するためにペプチドを作る実験中に偶然,α-フタルイミドグルタルイミドという分子を作り出す。そして動物実験でまったく鎮静効果など認められなかったにも関わらず,彼等はこれを「サリドマイド」と名付け「鎮静剤」として売り出した。
 「1956年のクリスマスに,耳のない女の子が生まれた」。この文章で始まる第2章から第7章まで,この薬害が燎原の火のごとくに広がり,被害者が虐げられ,権利を侵害されるありさま,製薬会社の利益至上主義,行政当局のコトナカレ主義,司法当局の非情などは,思わずページをめくる指先に力が入るほどである。中でも結果的に「英国法を裁く」ことになるイギリスでのエピソードは圧巻だ。また,この本では日本でのサリドマイド禍については語られていないが,その後に起きた薬害エイズなどの経緯を見れば推して知るべしということだろう。
 第8章,そのサイリドマイドが,ハンセン病 (いわゆる「らい」である) の合併症である「らい性結節性紅斑」に特効があることが発見され,薬禍事件のイメージから誰もが目を背けていたこの物質の研究が再び始まった。そして1990年代になってはじめて,サリドマイドの薬効と催奇性の秘密が明らかになる。この辺の展開にはある種の知的興奮を感じるほどだ。
 そしてクライマックス,1997年秋にアメリカはメリーランド州ベセスダで開かれた「オープン・パブリック・科学ワークショップ」で,サリドマイドの薬剤としての復活が話し合われる。ここに招かれた38歳のサリドマイダー (サリドマイドによって四肢などに奇形を負った人達の自称) ,ランディ・ワーレンのスピーチは感動的だ。引用はしない,このスピーチの部分を読むだけでも,この本の値段は高くない,と思うから。

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紙の本

薬害の悪名高きあの薬が再び注目されている理由

2002/03/31 10:10

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:フォックス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中学生の頃、学校の映画観賞会で見た「典子は今」という、サリドマイド障害者の人生を描いた映画は今もその一シーンを鮮明に思い出すほどの衝撃でした。本書ではその悪名高いサリドマイドという薬の誕生、薬害の広がり、被害者の救済までの困難、そしてここ数年で再びエイズやハンセン氏病の特効薬として脚光を浴びている様子を科学者と歴史家が描いたものである。
 サリドマイドが様々な薬として効果があるということを、端的に表すのは、「サリドマイドは効く病気を探している薬」だということだろう。
 本書のハイライトは、ナチの残党の流れを引くドイツの科学者が開発した薬が、未熟な新薬審査の過程を経て、大量の先天性異常の被害を巻き起こす過程である。受精から約数週間後にたった1錠飲んだ、睡眠薬(つわりにも効果あり)が悲劇を巻き起こしたのだ。
 驚くのは、その当時は、胎盤は薬品を通過させないと信じられていたことである。つまり、どんな薬を飲んでも胎児には影響がないと思われていたのである。いまでは考えられない当時の医学常識である。
 もう一つのハイライトは、忘れ去られたサリドマイドが各種の不治の病の特効薬として注目されるようになったことである。
 科学的な説明は最小限に押さえられており、読みやすい。

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紙の本

2002/05/01

2002/04/24 22:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日経バイオビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1950年代後半、鎮静剤として発売され、世界中で先天異常を持つ大勢の子どもを生み出した悲劇の薬サリドマイド。しかし1998年、この薬は米国食品医薬品局により認可された。今度はハンセン病の合併症の特効薬として。
 本書ではサリドマイドの2つの側面を取り上げる。1つは、悪魔の薬としての側面だ。サリドマイドの合成とずさんな試験を経た発売から、アザラシ肢症患者の急激な増加を経て、製薬企業への補償を求めた裁判の経過をたどる。
 もう一方で「神の薬」としての側面、抗TNF−α抑制効果を持つ、炎症や自己免疫性疾患の治療薬としてのサリドマイドを、これによって救済された患者の手記と共に取り上げている。近年解明されつつある、サリドマイドが四肢欠損を引き起こす分子生物学的な作用機序についても紹介されている。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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紙の本

目次

2001/12/20 14:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

プロローグ

第1章 ユートピアの幻想
なぜ睡眠薬が爆発的に売れたのか
サリドマイドのゆりかごにナチスの影
何の根拠もなかった「完全に安全な薬」

第2章 かくして被害は世界に広がった
最初の犠牲者は社員だった
隠された神経障害の報告
先天異常の大発生が始まった

第3章 FDAのヒロイン、米国を救う
癒着と腐敗にまみれていたFDA
孤軍奮闘の女性審査官ケルシー
消えた二〇〇万錠と中絶論争

第4章 適は社会そのものか?
患者家族を襲った悲痛と苦難
法廷での闘いが始まった
有罪にならなかったグリュネンタール

第5章 倫理対正義、メディア対裁判所
イギリスに言論統制の壁
サンデー・タイムズの挑戦
ついに立ち上がった市民と株主
英国法を裁け! エバンズ記者の欧州作戦

第6章 FDAの大改革
医薬品の価格をめぐる戦い
戦いは価格から安全性へ

第7章 子供たちの声は強く
サイドマイダー・ランディの青春
想像もできない難関を乗り越えて

第8章 ハンセン病患者の夜明け
悪夢が奇跡を起こした時
サリドマイドはなぜ効くのか?
悪夢の薬を作ってよいものか?

第9章 エイズコネクション
連邦政府と密輸業者を協力させたエイズ
新薬が生まれるまでの手順とは
適応外使用をめぐる問題
サリドマイドが腫瘍に効く理由
ランディの願い「サイドマイドを過去の伝説に」

第10章 サリドマイド復活
最後の手段を使うためのプログラム
治すべき病気を探している奇妙な薬

第11章 ついに解明された薬害のメカニズム
サイドマイドはDNAに入り込む
鍵は遺伝子の「GCボックス」だった!

第12章 ある患者の独白
傷口が治らない!
見つかった病名と治療法
効く薬がなくなった……
サリドマイドを使う

第13章 サリドマイドとヒポクラテス
更に進む研究と開発
ヒーローとヒロインのその後

謝辞

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2011/02/25 10:48

投稿元:ブクログ

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2018/09/06 19:52

投稿元:ブクログ

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