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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 88件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.12
  • 出版社: 筑摩書房
  • サイズ:18cm/110p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-87332-5

紙の本

ないもの、あります

著者 クラフト・エヴィング商会 (著)

堪忍袋の緒、舌鼓、大風呂敷…よく耳にするが一度として現物を見たことがないものたちを、古今東西より取り寄せてお届けする風刺のきいた美麗なる一冊。赤瀬川原平書き下ろしエッセイ...

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ないもの、あります

税込 1,540 14pt

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商品説明

堪忍袋の緒、舌鼓、大風呂敷…よく耳にするが一度として現物を見たことがないものたちを、古今東西より取り寄せてお届けする風刺のきいた美麗なる一冊。赤瀬川原平書き下ろしエッセイ「とりあえずビールでいいのか」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店吉祥寺店

あるんだけど、ないも...

ジュンク堂書店吉祥寺店さん

あるんだけど、ないもの、みつけました!

この「クラフト・エヴィング商會」という会社、何やら怪しいものを扱っているようです。

それは、みんなもよく知っていて、確かにあるのだけど、実際にはだれもみたことがないもの。

たとえば「先輩風」です。
イラストを見る限り、一見普通の香水のようなこの商品。中から出てくるのはみなさんおなじみの「先輩風」。
これをシュッと使えば、たちまちあなたも立派な「先輩」に!

セリフにも気をつけて。
「はい」はNG。「おう」が正解です。

他にも、ほんとに千本ある「針千本」や(イラストを数えてみたら千本ありました)、
これ一枚で遊んで暮らすことが出来る「左うちわ」など、あなたの欲しかったものがここにあります!

ちなみに私が欲しいのは、「自分を上げる棚」(予備)。
自前の棚はとっくにいっぱいになってしまっているもので……。

芸術担当 O

みんなのレビュー88件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

ないものがあるとは これいかに?

2009/06/02 20:25

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

爆笑しながら あっという間に読了した。

 確かに日本語には「語り草」「堪忍袋の緒」「一筋縄」「思う壺」という言葉がある。

 これら「存在しないもの」を 言葉に仕立てあげて 何かの喩えに使うのが日本語である。

 それでは それらが実際に存在するものだったら どんなものなのか?それを考えついた段階で 本書の無類の面白さが広がっていく。
 読んでいて 「そうそう」と頷かせるものがあるとしたら これは著者の 人間を観察する眼の確かさにある。実際 本書を読んで得られる「笑い」とは ある意味で 人間を見る その見方に起因している。

 この本は言葉遊びの本かもしれないが それだけでは到底片づけられないものがある。それは人間への洞察力に他ならない。その鋭さと 一種の優しさが 本書を非常に香ばしい一冊に仕立てている。僕は そう考える次第だ

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紙の本

本気で笑えた

2002/05/17 18:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろい。アイデアだよなーと思った。
無いはずのないもの、例えば堪忍袋の緒とかを売っているという設定でその広告みたいな感じで書いてある。
いやー、短気な父を持つ私としては「おかんむり」には笑った笑った。姉に言ったら、家族で流行りだした。
私がほしいと思うのは「自分をあげる棚」と「針千本」かな。姉は「口車」と「口封じ」がほしいそうです。どんな人間だ?!
イヤーほんとにアイデアだよなって思った。
おもしろかった。

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紙の本

どこにも行きたくない休日にひとりで読む。

2003/02/01 01:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまき - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり面白い、すごく面白い。漫画を読んでいてセリフに「堪忍袋の緒が切れた」とか言ってる人がいるとクラフト・エヴィング商会にいけば予備が売ってるのにとかアタマの片隅で思ってしまいます…。「冥土の土産」は大爆笑でした。ちょっぴりブラックなユーモア&コメディーな本です。わたしは捕らぬ狸の皮ジャンバーが欲しいかも。

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紙の本

人生には、こういう買物も必要です。

2005/11/06 10:06

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 言葉では使っていても、見たり、手にしたりしたことはないもの。それを具体的に商品化してしまった、その販売用宣伝文集、という体裁でしょうか。品物は「堪忍袋の緒」「左うちわ」「転ばぬ先の杖」などなど。。。
「堪忍袋の緒」はしょっちゅうきれそうなので、確かにスペアがあったらありがたいですよね。「おかんむり」もほんとに頭に載せていたら、怒りも形を変えてくれそうな気がします。
 商品の紹介に付けられたピリッとした説明だけでも心に残り、いろいろ思い出したりして、カタログ・ショッピングだけでもいい気分になったり、考えたりできます。例えば「先輩風」で、こういわれるだけでなんだかどきどきしてしまいました:
「自分の意志とは無関係に、かならずあなたはなんらかの「先輩」になります。」
「人は誰もが「先輩」ではありますが、同じように、人は誰もが「後輩」でもあるからです。」
 「あったら欲しい、見るだけでも見てみたい」と思うのものばかりですが、こういう言葉そのものがもしかして「絶滅の危機」にあるのではないかと、心配でもあります。「堪忍袋の緒」の「緒」がわからなくなってしまったら言葉そのものが通じませんものね。「下駄」や「鼻緒」まで一緒に扱ってもらわなくてはならなくなるのでしょうか。
 博物館に入れないで、こういう物たちを楽しく活かしておきたいものです。お店の皆さんには頑張っていただかなければ。
 昔買った、「おかしな道具のカタログ」(ジャック・カレルマン著、PARCO出版1977。今検索しても出てこない。)のような、あるいは福田繁雄のトリックアートや像を、文字で見ているような気分を思い出しました。嘘のような、ほんとのような、こういう気分になることが時には必要、と思ってしまう本です。

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紙の本

どれか注文したくなる、「ないもの」たち

2004/06/14 06:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

「あいつを説得するのは一筋縄ではいかないよ」と言うときの「一筋縄」とか、そういう、人の話で聞いたり、自分でも使ったりする言葉なんだけど、まだ見たことはないなあ、で、もしあったらどうだろう……てんで商品化して陳列してみたカタログ形式の本です。
本の腰巻きかと思わせて装幀の一部になっている表紙カバーといい、珍奇な商品を実体化させて販売してしまおうという発想といい、クラフト・エヴィング商會の遊びの精神が楽しめる一冊です。

私もちょっと遊んでみたくなって、ひとつ、本書では商品化されていなかったものを考えてみました。「鬼の首」というものです。首といっても、鬼面人を驚かすの喩えにもあるような顔もちゃーんとついてます。性別は分かりません。とにかく、鬼の首から上の部分を商品にしたものです。この「鬼の首」、例えば次のようなときに使うことができるでしょう。

オリンピックを控えた国際親善試合。強豪国と好試合を演じた日本チームの監督が、試合後のインタビューで次のように語っています。「いやあ、これで我がチームが相当やれることが分かりました。私の選手起用法が良かったし、戦術もズバリと当たりました。オリンピックでは、ま、かなりいけると思いますよ」 鼻高々と、まるで鬼の首を取ったように語る監督に、「はいっ」と手渡したくなったのがこれ、「鬼の首」。試合中、これをベンチの中に置いといてもらって、もうすぐそこに勝ちが見えている、あと○分守り抜けば v(^^)v そんな時こそ眺め、触って欲しい商品。
この「鬼の首」を、部下の発言を切って捨てておきながら、自分では何ら打開策を講じようとしない上司の机の上に飾っておくのも良いでしょう。

という感じで、架空の商品とPR文が載っています。もっとも本書では、くすり、にやりとさせられる口上で、もっとずっと上手に、さらりと紹介されているんですけれど。まんまと口車に乗せられて、買いたくなってしまうくらい。秘密めかした囁き声で。「こんなのがあったなんて知らなかったでしょう。なんせ、まだ誰も見たことがないものですからねぇ。この度はあなたのために特別に取り寄せましたから、この機会にぜひどうぞ」とか何とか。

巻末のエッセイ、赤瀬川原平さんの「とりあえずビールでいいのか」も読みごたえ、あります。

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紙の本

目からうろこが落ちるかも…

2002/07/20 01:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 クラフトエヴィング商会とは、吉田篤弘と、吉田浩美の2人を中心にしたユニットで、「月刊アドバタイジング」と「ちくま」に連載された23回分に、書き下ろしを加えて再構成した1冊。

 よく耳にするけれど、一度としてその現物を見たことがないもの、この世のさまざまな「ないもの」を集めて、カタログのようにまとめた本。
「堪忍袋の緒」だとか「左うちわ」だとか…「口車」に「地獄耳」「思う壺」「大風呂敷」なんてのが、まるで本当に売ってるんじゃないか、というような説明入りで掲載されています。
「目から落ちたうろこ」なんてのも、ありました。

 ジョークが好きな方、SFっぽい設定を楽しめる方には、けっこう面白いのでは?
 思わぬ発見で、目からうろこが落ちるかも(^^;)。

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紙の本

2002/01/07夕刊

2002/01/16 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

しゃれた文章と装丁が光る編集チームによる粋なエッセー集。慣用句に登場する、よく耳にするけれど、ありそうもない「モノ」たちの架空カタログという設定で、「堪忍袋の緒」や「思う壺」という名のつぼ、「無鉄砲」という名の鉄砲などに蘊蓄(うんちく)を傾ける。想像図のイラストが笑いを誘う。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

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2004/11/04 00:36

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2004/11/19 08:48

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2005/05/01 17:23

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2005/08/07 22:44

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2005/07/13 12:03

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2005/08/11 22:01

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2005/10/10 01:46

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2005/11/23 17:06

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