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紙の本
女性芸能の源流 傀儡子・曲舞・白拍子 (角川選書)
著者 脇田 晴子 (著)
わが国の伝統芸能の根源は神楽に始まり、中世まで宗教性を不可分に持っていた。社会の底辺に生きつつも、人々に救いと娯楽を与え、庶民の願いを叶える存在だった女性芸能者たちを通じ...
女性芸能の源流 傀儡子・曲舞・白拍子 (角川選書)
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商品説明
わが国の伝統芸能の根源は神楽に始まり、中世まで宗教性を不可分に持っていた。社会の底辺に生きつつも、人々に救いと娯楽を与え、庶民の願いを叶える存在だった女性芸能者たちを通じて、新たな中世像を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
脇田 晴子
- 略歴
- 〈脇田晴子〉1934年兵庫県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。滋賀県立大学人間文化学部教授。文学博士。著書に「日本中世都市論」「日本中世女性史の研究」「中世に生きる女たち」など。
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紙の本
2001/11/25朝刊
2001/12/10 22:16
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性芸能者の役割の大きさに着目し、古代・中世の芸能は「女性芸能者が優勢の世界であった」という。歌集や絵巻など多彩な歴史資料に描かれた芸能者の姿を丹念に拾い上げた。こうしたジャンルは、男性中心の政治・社会を描いてきた従来の歴史学では十分に語られてこなかった。傀儡子(くぐつ)、曲舞(くせまい)、白拍子(しらびょうし)など、女性が担った芸能が中世の庶民社会を彩ったことを明らかにする。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001