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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2001.10
- 出版社: 童話館出版
- サイズ:22cm/171p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-88750-024-6
紙の本
町かどのジム (子どもの文学・青い海シリーズ)
著者 エリノア・ファージョン (文),エドワード・アーディゾーニ (絵),松岡 享子 (訳)
デリーが物心ついてからというもの、ジムはいつでも街角のポストのそばに座っています。むかし船乗りだったジムは、デリーにいろんな場所の話をしてくれます…。1965年学研刊の名...
町かどのジム (子どもの文学・青い海シリーズ)
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商品説明
デリーが物心ついてからというもの、ジムはいつでも街角のポストのそばに座っています。むかし船乗りだったジムは、デリーにいろんな場所の話をしてくれます…。1965年学研刊の名作をアーディゾーニの挿絵で。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
エリノア・ファージョン
- 略歴
- 〈ファージョン〉1882〜1965年。ロンドン生まれ。幼い頃から芸術的な刺激を豊かに受けて育つ。1955年自選の短編集「ムギと王さま」でカーネギー賞、第1回アンデルセン賞受賞。
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紙の本
遠い世界のファンタジー
2015/10/15 09:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつては世界中を船で旅したジムも、現在では食べ物や服を町の人にもらって路上生活をしている。そんな浮浪者の思い出話に耳を傾ける1人の少年がいる。今の日本では住所不定無職の老人と、裕福な家庭で育った男の子が心を通わすことは難しいだろう。やさしい気持ちを感じるが、少しさびしくもある1冊だ。
紙の本
若い頃、船のりだったジムの話は不思議な冒険がいっぱい。
2001/11/13 17:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杜若 - この投稿者のレビュー一覧を見る
町かどのポストのそばのミカンばこにいつもすわっているジム。若い頃、船のりだったジムの話は不思議な冒険がいっぱい。子どもたちの心をわくわくどきどきさせてくれる。
もと船のりだったジムの不思議な冒険の数々と、その話をきくのが大好きな8歳の男の子デリーとの友情の物語。
ジムの冒険の話は、どれも愉快な楽しい話です。そのなかでも私が一番好きなのは、「九ばんめの波」。ジムとタラのクロードとのやり取りがまるで落語のようです。(ちなみにこのタラは大荒れの海で酔って気分が悪くなってしまうのです、魚なのに!)
ストーリーテリングで聞いたことがありますが、とてもおもしろかったです。
アーディゾーニのさしえは、ジムがミカン箱にすわっている佇まい、お話を聞くデリーの様子、町の雰囲気など、ファージョンのお話の世界をすみずみまであますところなく伝えてくれます。
デリーがジムの80歳の誕生日に贈ったものはなんでしょう?思わず、うるうるしてしまったりして…。
心温まる結末は、どの作品にも共通するファージョンの人間に対する愛情のあらわれでしょうか。
(1965年に学習研究社から出版された作品をアーディゾーニのさしえによって復刊。)