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- カテゴリ:一般
- 発売日:2001/09/20
- 出版社: 小学館
- サイズ:18×18cm/1冊
- 利用対象:一般
- ISBN:4-09-727219-5
紙の本
君のいる場所 Separate ways
同じようにくりかえされる毎日。どこへ行けばいいのか、何をすればいいのか。そんな中で、ふたりは出会った…。季節の中で移ろいゆく「彼」と「彼女」の心を詩情豊かに描いた、台湾発...
君のいる場所 Separate ways
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商品説明
同じようにくりかえされる毎日。どこへ行けばいいのか、何をすればいいのか。そんな中で、ふたりは出会った…。季節の中で移ろいゆく「彼」と「彼女」の心を詩情豊かに描いた、台湾発のせつないラブ・ストーリー。【「TRC MARC」の商品解説】
思う気持ちは同じなのに、互いの声は届かない…。人々が心に持つ光と影を鋭くみつめ、季節の中で移ろいゆく彼と彼女の心情を、詩情豊かに繊細なタッチで描いたラブストーリー。台湾から世界にヒットした大人向け絵本。ワーナー・ブラザースで映画化された。【商品解説】
著者紹介
ジミー
- 略歴
- 〈ジミー〉台北在住の絵本作家。99年に発表した本書を含む3部作で、台湾に一大絵本ブームを巻き起こす。
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紙の本
台湾の作家ジミーさんの描く場所〜光と影が交錯する中で、人の孤独が美しく描かれている
2004/12/05 21:18
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る
郊外の古いアパートの隣に住んでいる彼女と彼
彼女は、どこへ行くにも左へ曲がる癖がある
彼は、どこへ行くにも右へ曲がる癖がある
隣に住んでいる彼女と彼が会うことはなかった
彼女は、悲しい小説を翻訳している
彼女は、ときに、世界は悲しみにあふれた場所だと感じる
彼は、ヴァイオリンを弾く
彼は、ときどき自分がからっぽで無力だと感じる
ふたつの平行線が天使の力で交わった
公園の噴水の前で出会った彼女と彼
胸躍る午後を過ごしたふたり
大粒の雨の中、電話番号のメモを交わして別れた
雨ににじんで見えなくなった文字
左に曲がる彼女と右に曲がる彼と
隣に住んでいても
ふたりは会えない
壁のない牢獄のような都会
疲れと閉塞感の中で
つかの間の思い出がきらめいている
彼女と彼が確かにいた場所
ふたりで過ごした午後の思い出とともに
季節が巡る
季節の中で揺れ動く彼女と彼の心
人を想って揺らぐ心は、切なく悲しく美しい
光と影の交錯する中で
人の孤独が
美しく描かれている
台湾の作家ジミーさんの描く美しい場所
紙の本
特別な日に、大切な人と読みたい絵本☆
2001/12/08 00:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宙豆☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで泣いてしまいました☆ (^^ゞ やっと逢えた大切な人に、クリスマスに、誕生日に、記念日に、プレゼントしたい本です。
寂しくて、空しくて、つらかったり…、そんな毎日を、くぐりぬけて、たぐり寄せる運命の糸☆ みんなが胸の中に温めているステキなラブストーリーを、こんなにリアルに描いた絵本に逢ったのは、初めてです! 澄んだ色合いの優しい絵も、心をくすぐります。大切な人に出逢ってしまった人、落ち着いてしまって、新鮮な感覚を思い出したい二人、すべての恋愛経験者におすすめです!! あぁ〜なんて素敵な絵本を見つけちゃったんだろぉ〜☆☆ 台湾のジミーさん! 素敵!!
紙の本
映画を見ているようなおしゃれな絵本
2004/04/19 09:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すれ違いの日々を送るふたり。
なぜなら、彼はいつも右へ行く癖があり、
彼女はいつも左へ行く癖があるから。
そんなふたりは出会うはずもなかった。
それがある日、ふとしたきっかけで……
すぐ近くにいるのに、どうしてもすれ違ってしまう
ふたりを描いた、おしゃれで切ない大人の絵本。
素敵な恋の映画を見ているみたいな気持ちになりました。
ってこれ、金城武とジジ・リョン主演で映画になっているんですね。
台湾の人気絵本作家ジミーの絵本。
はじめて読んだのですが、ほのぼのとしていて、
さびしいところもあるんだけど、
おしゃれな絵本を書く作家だなあと思いました。
絵本の表紙の絵を見て、なんかいけるかも
とぴぴっとくるものがあって
ページをひらいて読んでいったら、
いつしか話に引き込まれていました。
おしまいの奥付のページまで話が続いている、素敵な絵本でした。
紙の本
ただ2人の成り行きをそっと見守ってあげることだけがこの本の読者の役目となる。
2002/11/03 15:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くーぱー - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず表紙の絵に惹かれた。手にとってパラパラと捲ってみた。すると今度はその物語に心が何かを覚えたようだ。
できることならこの絵の中に飛び込んで行って、擦れ違い続ける2人にそっと教えてあげたいという気持ちに駆られた。おそらく多くの人はそう思うだろう。しかしもちろんそんなことは出来ない。ただ2人の成り行きをそっと見守ってあげることだけがこの本の読者の役目となる。
静かな場所で、一人きりで読みたい本だ。