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インターネット的  PHP新書

インターネット的(PHP研究所) 糸井 重里著
税込価格: ¥693 (本体 : ¥660)
出版 : PHP研究所
サイズ : 18cm / 236p
ISBN : 4-569-61614-3
発行年月 : 2001.7
利用対象 : 一般

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コメント・書評

「ほぼ日」主宰者が語る、「インターネット」じゃなくて「インターネット『的』」な世界についての本。
noriaky
2004/06/05 15:59:00
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★★★★

言葉を職業にしている人らしく、「インターネット」と「インターネット的」を区別して論じ、一冊の本にしちゃっているところはさすが。この本を読んで印象に残ったことをいくつか。1.「プライオリティの決め方」目的に対して、優先順位を決めていくというのは「工業社会」的発想、生産を主体としていた(また、とりあえず作っちゃえばモノが売れてそれでハッピーだった)時代の考え方。インターネット的時代においては提案が満ち溢れている。そんな時代においてのプライオリティ決定の方針は「やりたければやる」「えらびたいものがあれば、もっといいものを待つより、すぐにやる」「まともに間違う」こと。何度でも試行錯誤ができてしまうのが…  全文読む 評価する

優しい情報革命。それがインターネット。
椎名
2003/01/16 02:32:00
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★★★★★

糸井さんの視点の優しさがこの本からじんわり伝わってくる。インターネットは優しい情報革命。この文章の中できっと共感できる文が必ず見つかると思います。私は「消費のクリエイティブ」の考え方に大変共感を覚えた。何かの価値について述べるとき人は相対的に何かを比べてその価値を高めがち。こっちはあっちに比べてこうだからこっちの方がいい。間違っていないけど、ちょっと引っかかる言葉。他の比べて価値を評価するのが良い方法なのかなといつも思う。人の位置、ものの位置、常に「違う」と知った上でつなげたい。小難しいことは抜かして柔軟な視点で語られる文章にハッとすること受け合いです。  全文読む 評価する

誰もが「正直」でいられるために
深爪
2002/12/28 23:49:00
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★★★★

「IT不況」ともいわれ、インターネットによって劇的な経済効果があったとはとてもいえない現状なんですが、それはそれとして、本書は「インターネット的」というタイトルからしても、著者の単なるインターネット論でない、一歩踏み込んだ深みのある考証を期待できるというものです。インターネットによって、社会の仕組みがどのように変わっていくのでしょう? 私は著者の期待するところは、自然淘汰を生み出すための秩序、というかまあその辺りにあるのではと感じました。著者は一例として、メディアの取材方法の強引さについて控えめに言及しています。日本経済の発展はこんな「有能な」人々の「並外れた」努力によって支えられてきたのでし…  全文読む 評価する

「正直は最大の戦略である」
Helena
2002/12/03 14:50:00
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★★★★★

 この本は、とても面白い! 「正直は最大の戦略である」。いい言葉だね〜。  まず、「インターネット」と「インターネット的」は違うということは重要。「インターネット」を使っていなくても、「インターネット的」ということはありうるわけです。  「インターネット的」のポイントは、次の3点。 1 リンク:インターネット的でない場合は、役割や肩書きというところで人とつながるが、インターネット的では、それ以外の要素も含めて、どんどんつながっていく可能性があること。 2 シェア:情報を分け合うことが容易にできる。分け合うことはなぜか楽しいし、情報はたくさん出したところに集まるということ。 3 フラット:肩書き…  全文読む 評価する

イトイシゲサト的
すまいる
2002/06/24 00:02:00
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★★★★

 何かちがう気がするなあと思うときには、その作家の人生観や世界観に、観ているあなたの考えがフィットしなかったわけです。しかし、ちがうなあとは思いながらも、作家が本気で問いかけた時には「おれはそうは思わないけれど、その幸せもあるだろうなあ」と、何となく納得できたりします。(本文より) 僕は糸井重里さんの運営のホームページ『ほぼ日刊イトイ新聞』が大好きで、それこそほぼ毎日読ませてもらっているし、糸井脚本のTVゲーム「MOTHER」なども大好きだったりするし、糸井さんと同じように魚釣りがすきだったりもする。かといって「あなたは糸井重里氏のファンなのですか?」と問われたら「よく分からない」と答えるしか…  全文読む 評価する

インターネットと「インターネット的」とは違う
オリオン
2002/04/03 23:30:00
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★★★★

 インターネットと「インターネット的」は違う。それは、自動車や道路のセットとモータリゼーション(自動車が社会的に浸透して変化したことのすべて)の違いみたいなものだ。役割や肩書きのジョイントではなく「思い」を含めた情報のリンク、市場占有率ではなくて「おすそわけ」という意味でのシェア、価値のヒエラルキーからフラットへ。これら三つのキーワードを見るかぎり、インターネット的であるためにはパソコンはいらない。 パソコンやインターネットは道具でしかない、大切なのはそれを使って何をやるか、どう楽しむかだ。ここまでなら誰でも言える。そこから先のことをまるごと語った本は、たぶんこれが初めてではないか。 『ほぼ日…  全文読む 評価する

水平的人間関係はどれくらい世界を変えられるだろうか。
カクタス
2002/02/01 15:57:00
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★★★★

 この本は2つのことに言及している。パソコンを所持することで個人の情報量や世界が広がったという『功』の側面と、実は何も変わっちゃいないという側面だ(罪の側面には特に触れてはいないし、そういう本は他にいくらでもある)。この本を読んでなんか物足りないと未消化の部分が残った理由は、著者がこの本を通して本当は伝えたかったであろう<何も変わっちゃいない>という部分をもっと網羅的に知りたくなったからでもある。インターネット的世界とは「リンク、フラット、シェア」という<ヒトとヒトが水平関係という名の裸のつながりによって与えたり与えられたりする気のおけない関係>を意味するとするなら、それはコンピュータやインタ…  全文読む 評価する

現在使っていない人が使ったときのインターネット的世界を考えるのが大事
やんちゃ青
2001/09/21 00:39:00
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★★★

 『もっと間抜けで、もっと豊かで、もっと自由なものが、世の中にはまだまだ潜んでいるはずです。〜中略〜まだインターネットは“学習意欲”がある人達のもので、まだまだ「バカが足りない」と思いました』には自分も賛成です。みんなまじめ過ぎるか、もしくは何も考えていない(“みんな右に習え”の世界)かの両極端な世界しかインターネット上には存在しないように思えます。 今後インターネットを使ってどのように世界が発展するのか、もしくはずっと変わらないのかわかりません。が、糸井さんが言うように今は使える人しか使えない限られた世界であり、それ以外の人々が圧倒的に多くて、それらの人々がインターネットとどのように接触・利…  全文読む 評価する

インターネットの本当のあり方
トリフィド
2001/08/29 04:11:00
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★★★★

 糸井氏がこの本で述べていること、「リンク、フラット、シェア」という言葉で表されていることは、インターネットの根幹に近い技術者や研究者のコミュニティ、計算機なコミュニティでは、昔からよく知られ、そして当たり前のように実践されてきたことである。RFCのあり方に代表されるインターネット文化というやつだ。 さらにそれはもともとインターネットの上で発生したものではない。その前提の上にインターネットは構築されていると言って過言ではないほど計算機界では本来的なものだ。UNIXの開発と受容の過程にもそのフィロソフィーが見えるだろう(オープンソースもそのあらわれのひとつだ)。 いや、だからといって「いまさら」…  全文読む 評価する

面白かった。
すちゃん
2001/08/19 17:11:00
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★★★★★

 筆者は、「IT時代のビジネスモデル」を狙う前に、幸せ観、歴史観、世界観を宣言しないと、ものをつくることもはじまらないという。「IT」だとか「eビジネス」が叫ばれる世の中を冷静に見つめている様子がうかがえる。猫も杓子も「IT」と言っている世の中を、メディアでも著名な筆者が、冷ややかにあざ笑っている様子がうかがえて面白い。  全文読む 評価する

<あぁ、ホントに素晴らしきかな、インターネット的>
みなとのヨーコ
2001/07/22 16:50:00
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★★★★★

    本を読むのがのろい私だというのに、3日持続させるのが限界でした。そのくらいにほっとけない本でございました。読書進行中でも「すごさ」の片鱗は十分感じられましたが、最後まで完読したらもっとすごかったのでございます。 インターネットはツール(道具)でしかない、操るのは、クリエイティブするのはおいらたち人間。そこんところを忘れたり、ごまかしたり、嘘ついたり、作業能力ばっかり磨いてる場合じゃないんですね! 言い替えれば「そんな技術ないからできないや」っていうのは通用しない世界がそう遠くないうちにやってくるのかもしれません。車の運転みたいにそれなりに操作できて当たり前になるから、そんなのはたいした…  全文読む 評価する

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