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収録作品一覧
専門家証人 | 11-30 | |
---|---|---|
終盤戦 | 31-114 | |
手紙 | 115-124 |
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紙の本
再読感想。
2016/03/21 17:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
再読にもかかわらず、全く飽きがこないのが「終盤戦」「隣の芝生は……」の二編。
「心(臓)変わり」など、それ以外の作品も実話に基づいているものもあり読み応えがある。
紙の本
やっぱり上手い!
2001/04/12 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジェイク - この投稿者のレビュー一覧を見る
「天性のストーリーテラー(裏表紙説明より)」アーチャーの最新短編集。14編中9編が、実際にあった話に基づくものだそうで、植民地・クリケット・クラブなど、イギリス独特の風俗を印象的に使いながら、人生の一場面を鮮やかに切り取って見せてくれます。時に皮肉な結末を迎えたりもするのですが…。
相変わらずのうまさで、安心して読める1冊です。
紙の本
巧みなストーリーテリングに定評があるアーチャーの最新短編集
2001/06/10 07:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:菅野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「百万ドルを取り返せ!」、「大統領に知らせますか」の頃からの彼のファンだ。しかし、訳者の解説で知ったのだが、アーチャーは、一代記、政治、短編集のローテーションで書いているのだそうだ。熱心なファンでなかったからか、永井氏の記述を見るまで気がつかなかった。が、コンゲーム小説である「百万ドルを取り返せ」は実体験を元にしたコンゲーム小説なのだが、3つのうちのいずれでもないと思うのだが……。
まぁ、それはさておき「十四の嘘と真実」では、法の網の目をくぐって鮮やかに大金をせしめる男を描いた「犯罪は引き合う」が「百万ドルを取り返せ」を想起させる痛快さであった。逆に、亡夫の遺産を騙し取られる未亡人を描いた「偶然が多すぎる」という作品でも、遺産を騙し取られる未亡人に対する同情よりも騙し取る手口の鮮やかさに拍手してしまう。偶然の混線電話が思ってもみなかった悲劇を生む「欲の代償」などブラックなものもある。1つ読み終わるごとにニヤリと笑えるだろう。
ただ一つ難点を言えば、原文に忠実に訳そうとしているあまりなのか、訳が下手なのか、「オチは何なの?」と思うものも幾つかあったことだ。