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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/12/20
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/188p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-430703-1
新書

紙の本

原発事故はなぜくりかえすのか (岩波新書 新赤版)

著者 高木 仁三郎 (著)

原発事故はなぜくりかえすのか (岩波新書 新赤版)

税込 814 7pt

原発事故はなぜくりかえすのか

税込 770 7pt

原発事故はなぜくりかえすのか

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目次

  • はじめに
  •  臨界事故/青い閃光/八月六日/峠三吉の詩/饒舌な報告書
  • 1 議論なし、批判なし、思想なし
  •  安全神話の崩壊/安全文化/原子力文化/安全第一/自己点検のなさ/原子力産業の状況/さまざまな用途の研究/相互批判なし/議論なし、思想なし/原子力の導入の歴史/原子力村の形成/奇妙なブーム/ある経験
  • 2 押しつけられた運命共同体
  •  国家まかせ/大事故の評価/トップダウン型の開発/サッカーにたとえると/ 「三ない主義」/ 「我が国」という発想/マイ・カントリー
  • 3 放射能を知らない原子力屋さん

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みんなのレビュー29件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

「市民科学者」の最後のメッセージ。悪夢が現実となったいま本書を読む意味は大きい

2012/03/26 14:40

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者が逝って12年、最後のメッセージをテープから起こして編集した文字通りの遺著である。『市民科学者として生きる』(高木仁三郎、岩波新書、1999)には書ききれなかった思いが、このほんとうの最後の本にはこもっている。著者の執念と気迫が読者にも迫ってくるものを感じるはずだ。

著者の故高木仁三郎氏は、原子力関係者に多い物理屋ではなく化学屋である。この点が、著者の見る視点にユニークさをもたらしているようだ。現象を数値計測し観察するのが物理屋の世界であれば、モノとしての放射能に直接かかわるのが化学屋の世界である。
シミュレーションによる設計からもれ落ちてしまう放射能というリアリティ。バーチャルな世界ではなく、リアルな世界で放射能とかかわってきた著者の、実体験から語った日本の原子力技術が誕生当初から抱えている問題点については説得力がきわめて大きい。

いかなる産業であれ組織であれ、その後の性格はその誕生時点で大きく規定されてしまうものだが、1950年代における日本における原子力産業の誕生が財閥企業復活の原動力ともなったことには大きな注意を払う必要があるだろう。この側面にかんしては書いている人も少なくないが、著者のようにその当時の「空気」まで語れる人はそう多くはない。

つまり、原子力産業には「出生の秘密」があるというべきなのだ。「輸入技術としての原子力」という視点も鋭い。原子力産業とは、明治以来の日本近代化をそのまま凝縮したようなものとさえいえるものだ。けっして自然発生型の技術ではなく産業でもないという点が重要である。また、各財閥グループ企業から技術者を寄せ集めてつくった組織という点にも、原子力産業における他人まかせの無責任体制が誕生時点から内在していたことが理解される。まさに「押しつけられた運命共同体」だったわけだ。日本における原子力産業の誕生からかかかわってきた著者が語るところを聞けば、そもそもの誕生の時点で原子力産業が大きな問題を抱えていたことが手に取るように実感される。

そもそも、営利事業であるビジネスと技術はお互いにとって異物なのであるが、とくに原子力という技術はその最たるものでることが理解される。本書は、「組織と個人」の問題、「技術と倫理」の問題にも大きく踏み込んでいる。「企業の社会的責任」をクチにする以前に、「技術の社会的責任」を理解しない技術者たちの存在に言及している本書の指摘に、原子力産業だけでなく、ひろく技術者のみなさんも真摯に受け止めて欲しいと思う。

アカウンタビリティは「説明責任」ではない、ほんとうは「結果責任」と訳すべきなのだ。こう語る著者の気迫が「3-11」後によみがえったことはたいへんよろこばしい。技術者そうでない一般市民も高木仁三郎氏の声に耳を傾けてほしいと思う。そして、日本は「先進国」とは何がどう違うのかを考えてみてほしいと思う。

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紙の本

10年前の鋭い指摘。直接の事故対処手段を教えてくれるものではないが、根本原因を考えるよい材料を提供してくれる。

2011/04/05 17:39

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自ら原子力研究に携わった経験から、生涯原子力発電問題に取り組み続けた著者。著者には同じく岩波新書で「市民科学者として生きる」もあり、科学と社会との関係の問題を指摘し続けた人でもある。本書は原子力発電を題材としているが、根本にある「社会に対する科学者の責任、企業の責任」という問題は前掲書と同じである。
 東海村の事故(1999)をきっかけに、既にガンで闘病生活に入っていた著者が筆を執ったというだけあり、「書いておかねば」という強い気魄が伝わってくる。直接の事故対処手段や個人の持つべき対処知識を教えてくれる本ではないが、根本原因を考える材料を提供してくれる。

 原子力発電についてまず指摘されているのが「国家予算がついて動き出した、上からの文化」ということ。日本人の性格なのかもしれないが、「お上が決めたのだから」となると、推進派は当然強気になる。「なにかあったらお上が解決してくれる」という責任転嫁の気持ちもひそんでくるだろう。学校でも「原発は安全」「大事なエネルギー源」ということばかり聞かされていた気がする。民間知識(たまには間違ったものもあるが)も無いままなので、「放射能」と聞くといたずらに脅え、怖れる弊害も大きい。
 今回の災害の報道・ニュースへの反応などを聞いていると、放射能の知識などももっと「きちんと学校で教えること、学ぶこと」の大切さを感じた次第である。
 二つ目は、「民間企業である限り利潤追求が目的であり、企業秘密も発生する」ということ。その結果、企業イメージを悪くするような事故報告などはなかなか伝わらない。さらには隠蔽や改竄のおそれもある。働く科学者も、企業の一員として「言われたとおりに研究していればいい」と考えるようになっていく。

 報道内容への不信、ずさんな管理、保証の問題・・・。今回の地震後、毎日原発の状況が報道されているが、著者の指摘した幾つかの問題点はいまだになくなっていないと感じないわけにはいかない。現在の事故処理であげられている問題点の根は深い。
 技術は変化しても、扱っている人間はさほど変わることができないらしい。謙虚に学び、少しでも「過ちは繰り返さない」ようにしなければ。

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紙の本

本当に言及しなければならない問題は、きっと・・・

2011/03/21 19:53

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る

1960年代。著者が原子力企業にいた期間は、原子力産業の基礎を築く一番大事な時期だったはずなのに、恐ろしく真空状態だった。議論なし批評なし思想なしの状態だったと書かれている。

日本の原子力の導入の歴史は1954年に中曽根康弘元首相と財界人の正力松太郎とが一体となり、補正予算という形で原始力予算を通して始まった。誰もが寝耳に水の出来事だったという。本来ならばこの黎明期に様々なことを協議し、原子力産業の骨格を形成するべき筈なのに、現実はそうではなかったという事実を告発。この曖昧なスタート地点が、現在の原子力事情に様々な弊害を巻き起こしている元凶なのだそうだ。

パブリックな「私」という定義を日本文学になぞらえて解説している件が趣き深い。また。卓上の理論だけで、物としての放射能を扱っていない技術者が多いことも指摘している。アカウンタビリティーの欠損。原子力開発だけでなく、すべてのモノ作りに携わる人々にとって最も大切なのは、自分の仕事がどのような公益性をもって世に広まっていくのかを自覚することであると本書は訴える。

自分の仕事に置き換えて考えてみた。たしかに社内のしがらみや色々なことに翻弄されて、自分の考えた製品を利用してくれる人々の顔が見えなくなっていることは否めない。気を引き締めねば。

往々にして日本の組織って、本質をわざと見過ごして惰性で過ごさなければ生きていけないところがある。原発を推進した政府や東電ばかりを一概に責められないな。ぼくらと同じ組織人であり人間であることに変わりはないのだから。本当に言及しなければならない問題は、きっと目に見えないところに蔓延しているのだろう。見えない恐怖を撒き散らす放射能と同じように。

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紙の本

公益性って何だろう?

2006/10/21 14:23

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝光 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一番 印象に残ったのは”公益性とは何か?”という問いです。

高木さんは有名な反原発の人ですが、この人が所属する原子力資料情報室が社団法人化の申請をした時に、科学技術庁の役人から「政府の方針は原子力推進なので、それに反対するのは公益性に反する」という理由で拒絶されました。
高木さんが指摘するのは、”政府の方針に従う事が公益=国家の役人の方針に従うのが公益”という考えに固まっている(又は 信じ込んでいる)人がいかに多いかという点です。
公益性とは、人々が求めるものは何か? という所から出発すべきだろう。国民が自由に議論して行けることが公益という考えではないだろうか? という事です。

お上は民草の事を真剣に考えてマツリゴトを行ってくれているハズという理想を信じている事にして、各自の努力や気力が必要な議論を避けようとする気持ちになっているという事なのかもしれません。

私自身そういう逃げをしている事が多いなと、気づかせてくれた一冊でした。 独立の視点の大事さ、それを自分でアピールする努力が進歩の原動力なのだと思います。

尚、日本人の特異性として 面白い指摘も記されています。
日本人の書く文書や演説などには、「我が国は」で始まるものが非常に多いのですが、世界で自分の国を「我が国は」と表現する所はあまり無いとのこと。 アメリカなども”我々の国は”とか”ディス カントリー”いう表現を使う事が一般で、これが日本人の意識構造の典型的な例とのこと。
”個人と国家”という認識が無いのです。
そういわれて見れば、行政の文章だけに留まらず、学校の論文や、企業のリリースなどでも「我が国は」のオンパレードです。

なんか、「我が国」を思わせておいて、本当は一握りの人の国ということが実態なのではないかとフト思いました。

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2011/07/27 22:55

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2008/04/22 14:08

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2011/04/13 21:06

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2011/05/24 00:07

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