サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 141件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/07/21
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/456p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-40809-5

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

大誘拐 (創元推理文庫 天藤真推理小説全集)

著者 天藤 真 (著)

【日本推理作家協会賞(第32回)】【「TRC MARC」の商品解説】*第1位「週刊文春」ミステリーベスト10/20世紀国内部門【日本推理作家協会賞受賞】刑務所の雑居房で知...

もっと見る

大誘拐 (創元推理文庫 天藤真推理小説全集)

税込 924 8pt

大誘拐

税込 550 5pt

大誘拐

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 7.6MB
Android EPUB 7.6MB
Win EPUB 7.6MB
Mac EPUB 7.6MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

【日本推理作家協会賞(第32回)】【「TRC MARC」の商品解説】

*第1位「週刊文春」ミステリーベスト10/20世紀国内部門
【日本推理作家協会賞受賞】
刑務所の雑居房で知り合った戸並健次、秋葉正義、三宅平太の3人は、出所するや営利誘拐の下調べにかかる。狙うは紀州随一の大富豪、柳川家の当主とし子刀自。身代金も桁違い、破格ずくめの斬新な展開が無上の爽快感を呼ぶ、捧腹絶倒の大誘拐劇。天藤真がストーリーテラーの本領を十全に発揮し、映画化もされた第32回日本推理作家協会賞受賞作。解説=吉野仁【商品解説】

著者紹介

天藤 真

略歴
東京生まれ(1915‐83)。東京帝国大学国文科卒業。同盟通信記者を経て、戦後は農業に従事し、その傍ら千葉敬愛短期大学で教鞭を執った。62年「親友記」が第3回宝石賞に佳作入選。同年『陽気な容疑者たち』が第8回江戸川乱歩賞の最終候補となり、大下宇陀児の推輓を得て翌年刊行に至る。79年『大誘拐』で第32回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『遠きに目ありて』『死の内幕』『鈍い球音』『皆殺しパーティ』『殺しへの招待』『炎の背景』『死角に消えた殺人者』『善人たちの夜』『わが師はサタン』『親友記』『星を拾う男たち』『われら殺人者』『雲の中の証人』『背が高くて東大出』『犯罪は二人で』等。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー141件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

笑いと涙のミステリー傑作

2007/04/26 01:28

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 82歳の柳川とし刀自(「刀自」は老婆の敬称)は、紀州の広大な森林を代々引き継ぐ生まれながらの大富豪。ある日彼女は山歩きの最中、3人組の男に誘拐された...ところが、誘拐された刀自みずからが犯人の計画に助言をするようになり、ついには誘拐団の首領に...?!そして、自分の家族宛てに要求させる身代金の額はなんと、100億円!
 日本ミステリの最高傑作の一つとして、今も広く読まれている作品。犯罪の中でも最も卑劣と言われる誘拐を、かくも痛快かつ心温まる物語に変えている要因はなんだろうか?第一にそれは、勇気と機知、優しさにあふれた主人公とし刀自の人間的魅力と、そんな彼女に心を開き、ついには彼女の忠実なしもべに変わってゆく健次、正義、平太ら犯人の純粋さだろう。
 同時に、元メイドの中村くらを始めとして物語に登場する刀自の子飼いたちが、どれも彼女を慕い、彼女の頼みには何も問わずに引き受けている。そんな義理人情にあふれた人間関係も感動的だ。刀自が犯人グループの一員になったことも知らずに事件を追う井狩刑事もまた、彼女の熱烈な信奉者である。さらには、主犯の健次さえも、孤児院時代に年末毎プレゼントをくれた、やさしい刀自の思い出をひそかに抱き続けた一人であった。
 また、100億という身代金にあわてふためきながらも、それまでいがみ合うことの多かった子供達が、互いに力を合わせて困難を乗り越えようとなるのも、ひそかに彼らを導いた刀自の親としての深慮が感じられ、美しい。
 さらに喜劇的な要素も豊富で、節々に現れるユーモアたっぷりのやりとりは痛快である。特に健次が最初の身代金額5千万円を提示したときの、刀自の予想に反した異常な反応と、それに唖然とする健次の姿を描くくだりは何度読んでもおもしろい。
 このように、さまざまな涙と笑いを呼び起こすこの作品であるが、ミステリー小説としての基本もおろそかにはしていない。スリル、サスペンス、巧妙なトリックも存分に盛り込んでいる点は、物語に過度の湿り気を許さず、ミステリーとしてのクールさを保たせることに成功している。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

こんなおばあちゃんになりたい!

2002/05/23 23:24

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーですが、爽快なラスト、明るい雰囲気などで
暗いところドロドロとしたところがありません。
犯人もどこか憎めなく、登場人物みんなが個性的な所が
一番の魅力だと思います。
読んだ後の不思議な快感を何度読んでも味わえます。
誘拐事件がこんなに楽しく書かれていいんでしょうか?
って感じです。
映画しか見たこと無い方もぜひ本で読んでみて欲しいです。
とにかく、こんな元気な、賢いおばあちゃんになりたい!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

古い推理小説だけど、面白さが古典の域です。

2020/04/29 23:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画が、主演のおばあちゃまが北林谷栄、誘拐犯のリーダーを風間トオル。そして、緒方拳や樹木希林も重要な役どころで登場し相当に面白かった記憶。偶然、本書を見つけて、あれの原作本かぁ...と手に取った。
旧家の当主である82歳のおばあちゃんが、誘拐されだが、あっという間に立場が逆転。誘拐犯を手下に使い、自らの誘拐を演出することに。政界、警察、マスコミもろもろまで手玉に取って、みごと100億円をせしめてしまうという話。映画の記憶もあるから結末も知ってるけど、けっきょく、もうワクワクドキドキして読んだ。なにより、80歳すぎのヒロインの聡明さと度胸、そして懐の大きさに胸を打ちます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

色褪せない

2019/12/09 13:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

素晴らしい作品ですね。
最初に発表されてからかなりの年数が経つはずですが、今読んでもとても面白い。
傑作だと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

アッパレおばあちゃん

2019/05/28 06:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐・身代金と犯人が要求するのは普通の小説にはよくある。しかし「大」誘拐はそんな常識(?)には囚われない。
何故なら、誘拐された柳川とし子が犯人の一味と結託し、身代金要求するのだ。
被害者ではなくむしろ加害者でもある。
おまけに此の方、身代金の金額も半端ではない。100億円という途方もない額を打ち出す。

奇想天外な誘拐、身代金受け渡しと誘拐された柳川とし子の解放、これで事件は
解決・・・・?
何かがおかしい、何かが引っ掛かると捜査本部長井狩は、柳川とし子に直接聴取する。

この作品は、何度も映像化されている。非常に良くできた小説でもある。
警察の裏をかくような行動、山と海に挟まれた地形、何よりも柳川とし子の優れた才能と身軽さにあっぱれである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

骨のある年寄り

2015/09/29 19:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:らけっと - この投稿者のレビュー一覧を見る

「最近の若いものは!」とよく言われますが、「最近の年寄り」も頼りなくなりました。町内会の雷親父みたいなのも居なくなりましたね。刀自のような人望も度胸も才覚もある人物と巡り会いたいなと思いました。最後まで気持ちの良い読後感でした。ぜひ、刀自と出会ってください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ベテラン作家の手練手管をご賞味あれ

2003/07/08 19:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たかはら伝助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

文句なしの傑作。

導入でわくわく,展開でハラハラ,ラストにどきどき,最後にほろり。読後感はほのぼの。文庫本で450ページを超える大長編だが一気に読める。

登場人物は全部善人,人っ子一人死なないのに面白い。ベテラン作家の手練手管が細部まで行き届いて読者を離さない,飽きさせない。ほんとうに何度読み返してもおもしろい。

作者の天童真は大正4年生まれ,47歳でデビューした遅咲きの寡作作家。彼が63歳の78年に発表した作品です。

細部まで凝りに凝った老練の技。すごいです。ぜひご賞味あれ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

国内ミステリの傑作!

2001/08/27 17:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TGW - この投稿者のレビュー一覧を見る

 推理作家協会賞を受賞した、国内ミステリの傑作です。こちらを読む前に、岡本喜八監督による映画を見ていてストーリーは知っていたのですが、それでも息をつかせぬ勢いで最後まで一気に読んでしまいました。キャラクターの個性が立っていて、奇想天外な構想を、実にうまい筆致で描き、最後にまたどんでん返しを食う。爽快な読後感を味わえます。ミステリという枠にとらわれず、読んで損のない面白い作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

楽しい小説

2024/02/29 18:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーの枠組みだが、小説として面白くどんな人も楽しめるような作品。東京創元社70周年記念の限定カバーが出るそうなので、店頭で購入するのがおすすめ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

読もうかどうか、迷っている方に

2021/10/12 23:54

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Eternal Kaoru - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説は好みによって評価が分かれるのが当然です。読もうかどうか迷っている方のご参考に、という観点だけからのレビューです。
 まず、リアリティは皆無です。だから高木彬光の『誘拐』や黒澤明の「天国と地獄」のような、手に汗握る展開を期待される方には下らないと感じられるでしょう。お勧めはできません。
 本書はコメディーであり、一種の人情噺でもあります。そのつもりで読めば「一気読み」の面白い作品です。プロットが面白く、ストーリー展開にそれなりの意外性もあります。会話にキレがある(大阪弁(?)と和歌山弁のかけあいが絶妙です)のも楽しい。
 どういう好みの方に向くのか? を考えてみました。例えば、都築道夫のユーモアものがお好きな方には楽しめるかと思いました。ただし都築道夫の「純粋な知的パズル」という感覚ではありませんので、ちょっとテイストが違うかもしれません。
 本書は(岡本喜八が映画化していますが、むしろ)山田洋次の映画を観たような読後感でした。純粋な悪人が出てこない、登場人物がみんな成長してゆく、社会批評が込められている、といったあたりです。本書の感じが伝わっているでしょうか? 拙い表現ですが。面白そう、と期待できたらお読み下さい。
 読者の好みにより、星は5つでも1つでもあり得るでしょう。文春が選んだ1977~2000年のミステリ第1位になっています。評者には過褒に思われ、「この時期のベスト20には確実に入る佳作」という評価です。やはりミステリとしては傍流であり、同時期の『マークスの山』(早川版)、『レディ・ジョーカー』、『火車』、『新宿鮫』、『無間人形』、『不夜城』を凌ぐほどとは思えませんでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

結局おばあちゃんの一人勝ち

2019/10/01 01:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

文藝春秋の2012年版〈東西ミステリーベスト100〉第7位の、この『大誘拐』は誰も死なないし、最初から犯人が刑務所で知り合った3人組と分かっているため、典型的な推理小説のパターンからはかなり逸脱しているのですが、誘拐の被害者であるはずの紀伊半島の大規模な山林を所有する大富豪・柳川家の女主人(82)が誘拐犯たちの計画の穴をついてアドバイスしたり、身代金は100億じゃないと沽券にかかわると言い出したり、途中から警察との知恵比べに関する主導権を握り、誘拐犯3人組を完全に手なづけてしまうところがユーモラスです。結局おばあちゃんの一人勝ちのようなストーリー展開です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

おばあちゃんがすごい

2018/09/16 12:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

三人組が82歳の大富豪のおばあちゃんを誘拐。その身代金は100億円という誘拐ミステリー。期待したのですが、ちょっとありえなさすぎなのとどんでん返しというか最後のひねりがなく、なんとなく山がないまま終わってしまったなぁという印象。でもこのおばあちゃんのすごさと、三人のその後の姿は、読んでいてすがすがしい感じがしました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

誘拐ミステリの傑作

2001/12/03 21:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真   - この投稿者のレビュー一覧を見る

 スケールの大きい誘拐を、ユーモラスに描いた傑作。誘拐モノとしては、これを超える作品はいまだに書かれていないと思う。奇抜な誘拐方法がとにかくスゴイ。登場人物が(犯人を含む)みんな善人なのも、ちょっと物足りないけど、その分全員が魅力的なキャラクターになっている。じめじめした暗さがまったくない、仕掛け満載のとにかく楽しい作品。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

魅力的なキャラクターが繰り広げる痛快ミステリー

2001/03/29 13:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 和歌山の大金持ちの刀自が誘拐された…。犯人は『虹の童子』と名乗る3人組。身代金は前代未聞の100億円!世界中を巻き込む大事件の結果は…。
 警察側と犯人の駆け引きのトリックや、人質である刀自を始め『虹の童子』たちのキャラクターが個性豊かに描かれていて、ぐいぐい物語に引き込まれます。いつの間にか、犯人側に味方してしまうほど。
 また、マスコミを巧妙に使いながら警察の目をごまかす手法など、作者の力量に脱帽します。ただ、一つの難点はその100億円の結果を教えてほしかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

表紙はダサいが・・・

2017/01/08 19:12

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙が孫悟空みたいで買うのためらってたのですが、名作ということなので読んでみました。確かに映画化も納得の面白さでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。