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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/07/19
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/193p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-660113-X
新書

紙の本

不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望 (文春新書)

著者 春日 武彦 (著)

世の中にはときどき、苛酷な人生を生きてゆくために、奇妙なロジックを考えだし、不幸や悲惨さを先取りしなければ生きてゆけなくなった人たちがいる。現役精神科医が明らかにする人の...

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不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望 (文春新書)

税込 726 6pt

不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望

税込 495 4pt

不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望

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商品説明

世の中にはときどき、苛酷な人生を生きてゆくために、奇妙なロジックを考えだし、不幸や悲惨さを先取りしなければ生きてゆけなくなった人たちがいる。現役精神科医が明らかにする人の心の不思議と不気味。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー26件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

幸せになりたがらない人たち

2004/01/21 10:51

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぬきた ぽんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「おかあさん、シンデレラは結婚も出来るぐらい大人なのになんで家を出て自立しようとしないで、家でいじめられているの?」
小学生の低学年の子どもに言われて、私は笑ってしまった。
 今の時代だったら、こんな話はおかしい。たしかに、好きでいじめられているようにしか思えない。
 思えば、ほんのウン十年前、私が小学生の頃は、不幸な主人公のマンガがとても多かった。私は、うちの子のような事は考えず、いじわるな脇役に憤りながら(煽りながら?)ひたすら主人公に同情していた。だって、不幸でも、美人だし、才能あるし、素敵な男の人には思われてるもん。
 本書に出てくる人たちは不幸になりたがるというより、幸せから逃げている。だから、日常の小さな不幸を見逃さずに、見つけたらひたすらそれにすがって、大きくしていく。しあわせより、不幸の方が認識しやすいものかもしれませんねえ。

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紙の本

断片の魅力

2001/01/20 13:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よんひゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 40ページほど読んだところで、これは「カス」つかんだかな、といういやな予感がした。幸いなことに「カス」というほどひどくはなかった。全体におもしろい断片はたくさんあるのだが、このことについてもうちょっと考えたいな、と思ったとたんに別の話になってしまう。あとがきでご本人も「自分の関心のおもむくままに綴った結果が本書」と言っているが、いろいろ食い散らかしているものの、うわっつらをなでただけ、という印象である。

 たくさんのケースを並べているが、最後に持ってくる結論が「○○と思える」式で、根拠の部分が薄く、唐突な感じを受ける。文章に「自分では文章がうまいと思っている素人」っぽい臭みがあるのも、評価を下げているかも。

 まあ、あまりけなしてばかりもなんなので、興味深い断片を少し引用してみる。

 わたしたちの心の内部と周囲の世界とは決して対立した存在ではない。互いに溶けあっているくせに、対峙しているかのように見えているだけである。(P25)

 さきほどわたしは、被害者意識は常に「敵」を求めてやまない、と述べた。敵ないし悪玉を想定することで物事は一気に単純明快となり、被害を受けている「ワタシ」は正当化され、しかも労わられ特別扱いされる存在と化す。人によっては、被害者意識によってはじめてアイデンティティーに目覚めることが可能となる。(P70)

 世の中には実にたくさんの言葉がある筈なのに、まさに「ぴったり」といった言葉はなかなかみつかるものではない。そうなると、せめて「いくぶんピントは外れるのだけど、まあ似たような」言葉を流用して我慢するしかない。いつも我慢していると精神的に耐えきれなくなるので、人間とはふしぎなモノで次第に適応していく。つまり、既成の言葉に感じ方や思考のほうを微妙に迎合させていくのである。(P110)

 しかし、少なくとも精神科医として様々な不幸に置かれている人びとを見てきた経験からは、「面倒だから現状のままがいちばん気が楽。不幸なりに、この不幸はもはや馴れ親しんだ不幸であり、未知の状況と新たに向き合うことの精神的負担に比べたらよほどマシ」といった発想は、思った以上に世の習いといえそうなのである。(P121)

 別に精神科医じゃなくても、ちょっと鋭い人ならこのくらいの洞察は持っているかもしれないが。

 それにしても、自分が扱っている患者を見て「自分にもこういうところがあるなあ」とたびたび感じるとしたら、精神科医というのは憂鬱な職業である。

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紙の本

ロマンティシズムの破産

2000/07/31 03:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hikaru - この投稿者のレビュー一覧を見る

 なぜか、自虐的な立場に陥ってしまう人たちがいる。それらの人たちは、そうすればはっきり不幸な目に遭うと分かっているのに、そちらを選択してしまうのである。

 本書の主張を乱暴に要約するならば、「彼ら」は、将来現れるかもしれない未知の危険性をおそれているのである。しかし、彼らは具現化しない危険性を待ち続ける状態に耐えられるほど強くない。そのため、とりあえず目先に存在している不幸とそのまま慣れ親しんでしまったり、場合によっては、あえて、目先の不幸を選択してしまうという戦略をとるのである。

 これは、周囲から見ればあきらかに非合理的だ。しかし、本人にしてみれば、とりあえず具体的な不幸があるので、未知の不幸が軽減されたような気になり、安心できるらしい。「人間は何も欲しないよりも、まだしも、「無」を欲する」というニーチェの箴言が思い出される。

 また、この「小さな不幸」には、劇的な雰囲気が伴うことが多い。要するに、「何もない」状態に耐えられないので、何か、ドラマティックな味付けが欲しくなるというわけである。

 この行為は、株式売買などで行われる「損切り」を想像させる。株価が下落して売れば損をする状態であるにもかかわらず、損失を確定させるためにあえて売ってしまうという行為である。しかし彼らの行動は、そこまでクリアな論理に基づいているわけではない。どちらかといえば、明確な論理や表現が欠けているため、しばしば魔術的思考とでもいうべき妄想や固定観念に陥っている場合が多い。

 文学論的に考えるなら、これはロマンティシズムの破産ということができるだろう。現実の社会には、いわばポストモダン的な、乾いた意味空間が広がっている。「物語」を求めようにも、すがることのできる大枠が存在しない。しかし、大半の人間にはそのような物語が必要なのである。

 こういった「弱い」人間が、その空虚感に何らかの形で触れてしまった結果の例が、ここに示されているといえるだろう。

筆者は、都立松沢病院の医長である。

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紙の本

我々自身が心のどこかに隠し持っている衝動を容赦なく認識させられる本

2000/11/09 11:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:松沢呉一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自分の指を切り取っていく薬物中毒患者、熊の檻の中に飛び込んで自殺した主婦、自分は重病に違いないとの思い込みから逃れられない心気症患者。不幸になりたがる人々の奇妙な振る舞いを、著者が診た実例や新聞記事などから拾い上げ、その行動の説明を試みる。
 理論書のような堅苦しいものでなく、軽い筆致で描かれているだけにイヤーな気持ちにさせられる。特殊な人々の類い稀な行動では決してなく、我々自身が常に心のどこかに隠し持っている衝動であることを容赦なく認識させられてしまうからだ。
 大事な会議の席で、突然机の上に座ってウンコしたらどうなるだろうと想像してゾーッとすることがありませんか。我々はこのような衝動を辛うじて抑え、治りが悪くなるとわかりつつカサブタをはいでしまう程度で済ませている。この本を読むことで衝動を抑えられなくなり、カサブタのみならず皮膚をすべてはいでしまう人が出そうなのが心配だ。

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2004/11/29 09:35

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2007/01/20 17:06

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2007/03/20 20:41

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2007/04/12 18:07

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2008/08/02 13:04

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2009/01/20 19:32

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2009/05/13 22:16

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2009/11/10 22:47

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2010/02/16 03:41

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2010/11/09 08:39

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2011/04/14 06:52

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