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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/07/01
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/489p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-215611-9
文庫

紙の本

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)

著者 ドナ・ウィリアムズ (著),河野 万里子 (訳)

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)

税込 869 7pt

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みんなのレビュー69件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

コタエはタイトルの中に

2007/07/02 21:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

「自閉症だったわたしへ」シリーズの3冊を読了して感じたのは、原題のタイトルが深いということだ。
”Nobody Nowhere”
”Somebody Somewhere”
”Like Color to the Blind”
最初はこの世界の中にどこにも居場所を見つけられなかった彼女が、
自分を知っていく、この世界との付き合い方を見つけていく過程が
表現されている。
そして、読み進めるうちに、最初は違和感のあった邦題「自閉症だったわたしへ」の方も、悪くなかったと思うようになった。
「自閉症だった」という表現は、「自閉症だったのは過去のこと」という意味にも読めてしまうけれど、おそらく、この邦題にこめられていたのは、「自分が自閉症であるという事実をあとから知り、自分との付き合い方を探してきた道のり」という意味だったんだろうなと読んでいる途中から気づいたのだった。
そして、物語には、続きがある。
彼女が書いた4冊目の自伝が読むのが楽しみだ。

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紙の本

大切なこと。

2004/04/03 01:24

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すなねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰もが何かに怯えて、必死に何かを守ろうとしているように見える。M.ムーアは「Bowling for Columbine」の中で「得体の知れない恐怖に怯えるアメリカ人たちは、メディアや営利追求一辺倒の企業等によってその恐怖を煽られ、いいように操られてしまっている」と訴えていた。そして今、日本でもアメリカ流に「人間の恐れに付け込む」という手法がさまざまな領域で持て囃されているらしい。これも、世に蔓延する疲れのゆえか?
人間にとって一番の恐怖とは「Self Matters」を知り、受け止めること。虚勢を張ったり、背伸びをしたり、世間と折り合いをつけようと無理をしたり……そんなんじゃない自分。誰もがどこかに「そんなんじゃない自分」を抱えて生きている。だから自分に怯え自分を守ろうとする。自分に怯えながら、その一方で自分を守ろうとするという逆説的状況。人間というのは、そんなふうに出来てしまっている。レインが『引き裂かれた自己』のなかで書いているように……
>

そんな僕たちを勇気づけてくれる本こそ、『自閉症だったわたしへ』。著者D.ウィリアムズは「世の中への、そして自分への違和感」に戸惑いながら、キャロル、ウィリーという「もうひとりの自分」を作り出すことで「世界のなかの自分」と折り合いをつけようとする。「変な子」として疎外されながら。そして二十歳を過ぎてから自分が「自閉症」であることを知り、その全体を受け止めるために、過去を振り返りながら本書を書くに至る……
>
こうして彼女は、自閉症の人びととの関わりのうちに、「ほんとうの生」を生き始める。
           *****
最近塾の生徒から『たちあがれ みつる』(文芸社)という本を借りて読んだ。アスペルガー症候群の男の子の話。著者の小田弘史さんは30歳を過ぎてから自分がアスペルガー症候群であることを知り、その事実を受け止めた上でこの物語を書いたとのこと。こちらはあくまでもフィクションだが、本が生まれるまでの事情は『自閉症だったわたしへ』とそっくり。こちらもすごくいい本。
ちなみにこの本を貸してくれた生徒は感受性豊かで、あまりに元気な小学一年生の女の子。口癖は「うざい」……ときには「うぜーんだよ!」なんて言葉も出る、たとえば、少々面倒くさい算数の問題を解きながら。竹中直人さんじゃないけど顔はニコニコ笑ってるので、僕も笑って「まあまあ」と宥める一幕も……あ、彼女は僕に対して「うぜー!」と言ってるわけではなく、問題集に向かって「うぜー!」と言ってるのである……ん、あれっ、そうだよね? で、そんな彼女の書いてくれた感想文は、こんなふうに始まる。「みつるというのは、とってもなかのよい友だちはいないけれど、なんとなくの友だちがいる男の子です。」←そう、「なんとなく」から「とってもなかのよい」へ。そんな「つながり」を求めて僕たちは生きてるわけやね。

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紙の本

とにかく読んでみて

2002/05/17 17:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:亜津木もなか - この投稿者のレビュー一覧を見る

——自閉症。私はこの病気をかなり勘違いしていました。
 私の中ではずっと、自閉症≒ひきこもりだったんです。だから、この本を読んでひどいショックを受けました。そして、あまりにも「自閉症」が、世間に正しく知られていないことにも。
 著者のウィリアムズさんは、そういう無理解さから、自閉症の正しいケアを全く受けられなかったのです。
 とにかく、自閉症が何なのかよく分からない人には、ぜひ読んでほしい本です。感覚的な文章で、多少分かり難い所もありましたが、一読する価値はあると思います。

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紙の本

健常者にはとらえられない、自閉症者独特の感覚と思考の世界を自閉症者みずからが描く。

2002/07/19 00:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yuyuoyaji - この投稿者のレビュー一覧を見る

「異常」あつかいされていた自閉症者の自伝。自分自身の行動についても他人の行動についても、観察し深く考えることのできる秀でた知性をもちながら、感情・情緒にブレーキが利かない自閉症の著者。ここにはそとからでははかり知れない自閉症の特徴が細かく描かれている。たとえば「話し声は寄せては返す音の連なり」であり、臭いで祖母を覚えたり、会話を聞いていないようでも「ことばの向こうの気配や人の心は、聴こえて」いる。「物も人もすごいスピードで流れるように動いており、はっきりと輪郭をつかめない」。だからこそ、同じことを何度も繰り返すのを好む。一生懸命集中するとかえって頭に入らない。物を写したり真似したり、整理整頓したりするのは大好き。心の葛藤はいつも、自分で自分をコントロールするのを中断して、他人と接触しなけらばならないときに起こる。気を張ってまわりのできごとに注意するには、大量のエネルギーが必要なので疲れる。それに対し「わたしの世界」はずっと静かで、やすらぎに満ちている。家族や友達のいじめや自分自身との葛藤から転校を繰り返すが、親友もでき、理想の自己をキャロルとウィリーと名付け自己をコントロールする方法を見出す。学校を止め、就職するが接客にうまく対応できず、転々と。手首を切って自殺をはかり、精神科医メアリの診察を受け、葛藤の原因を探り出してもらうことができたが、「精神分裂症」の診断がくだされる。大学卒業後、ホームレスの施設で働く。石炭酸アレルギーのための食事療法をつづけ一定の血糖値をたもてるようになってから、物静かで温和ではにかみがちな性格になる(これはいままであまり研究されていないが、自閉症と環境ホルモンとの関係を示唆するのかもしれない。)。ロンドンの図書館で自閉症の本を見つけ、自分のふるまいや感情・情緒すべてが書かれているのに驚く。みずから書いた原稿を児童精神科医に読んでもらったところ出版されることになり、それがこの本になった。理想の自己であるウィリーとキャロルに依存する状態から自立し、ほんものの友達を見つける確信をもてるようになる。そして自閉症の子どもたちをあずかる学校で、自らの経験から、「しっかりとしがみつくことのできる何か」を教える教師になる。「終わりに」では、自閉症児への接し方で大切なのは間接的なやり方の方が子どもは消耗せずにいられる。また視覚、聴覚、言語に認知障害があるようにふるまうが、情報の多さに圧倒されてはげしいストレスのために自分をシャットアウトしてしまうことを指摘する。さらに「エピローグ」で20項目にわたって自閉症の人の行動・感性の特徴と意味を解説。自閉症の実態をつぶさに述べた一級の作品。

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2005/10/27 06:01

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2006/01/25 01:06

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2006/02/02 19:38

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2006/02/17 16:38

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2006/11/20 23:51

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2001/06/01 00:00

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2007/06/10 01:09

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2007/07/08 18:49

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2007/08/13 23:48

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2007/09/18 07:41

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2007/10/09 23:05

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