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書店員レビュー
「モノを食べる時はね...
ジュンク堂書店京都店さん
「モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で なんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ」。
主人公・井之頭五郎が、ある店主に言い放ったこの台詞。なんというダンディズム。正に“孤独のグルメ”と言うこの漫画の主人公に相応しいです。それは最早単に孤独というよりも、孤高というより格調高いイメージを想起させます。
松重豊主演、まさかのドラマ化(しかし、テレビ東京系列で関西圏では非常に見づらいのが何とも残念!)によって、再びスポットが当てられているこの「孤独のグルメ」。主人公の五郎が、もりもりと食する美味そうな描写は言うに及ばず、随所に見られる五郎の食へのダンディズムに痺れ、そしてまたある時はユーモラスな五郎の姿ににやにやさせられます。
最早当り前になってしまった“孤食”というテーマでありながら、何故だかドラマティックにしかし淡々と展開する五郎の食。
文庫版でポケットに忍ばせ、外出先でふと読んだら空腹を感じてしまうのは間違いありません。
日々の食事に味気なさを感じた時、その味を取り戻してくれる一冊です。
ジュンク堂京都店 文庫担当 塩崎
なぜこの漫画のタイト...
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
なぜこの漫画のタイトルに孤独とつくのかわからない。
なぜなら主人公はいつも一人で食事をしているものの、
とても満ち足りているからだ。
食べたい時に食べたい物を心ゆくまま食す・・・
これ以上の幸福な時間があるだろうか。
美味しそうな場面ばかりなのに、なぜか哀愁ただよう
グルメ漫画です。
食欲の秋の読書の一冊として最適です。
コミック担当 鈴木
紙の本
つぶやきに味がある、谷口ジローの名作『孤独のグルメ』。
2011/01/12 17:39
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る
18の話がおさめられたコミック連作。タイトルをちょっと紹介しよう。
「東京都台東区山谷のぶた肉いためライス」「東京発新幹線ひかり55号
のシュウマイ」「東京都杉並区西荻窪のおまかせ定食」「東京都内某所
の深夜のコンビニ・フーズ」「東京都豊島区池袋のデパート屋上のさぬ
きうどん」「東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそばと餃子」という
感じ。主人公は、井の頭五郎という輸入雑貨の貿易商。納品や商談つい
でにふらりと立ち寄った店が舞台になる。といってもいつもひとりだか
ら、ほとんどのセリフが心の中のつぶやきだ。「(いや…だけど…うま
そうだ…)」「(これでライスをやってないなんて…残酷すぎる)」、
「(うん こういうタイプか)」「(なるほどうまいうまい)」。ドラ
マらしいドラマはほとんどない。男が店を探し、入り、メニューに迷い、
食べて、出てくるまで。それでもおもしろいのは、このつぶやきに味が
あるからだ。
グルメとはいってもタイトルでわかるように高級な店は登場しない。
しかし五郎氏は、食べることに大いにこだわっている。1話だけ、中国
人?の従業員をしかり飛ばす店主に対して彼が喧嘩を売る、というエピ
ソードがある。五郎氏は店主に言う。「モノを食べる時はね 誰にも邪
魔されず 自由で なんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ 独
りで静かに豊かで…」、これこそまさに「孤独のグルメ」。原作はあの
久住昌之(あとがき代わりのエッセーが絶品だ)。谷口ジローはもっと
もっと読まれていい漫画家である。
ブログ「声が聞こえたら、きっと探しに行くから」より
紙の本
オトナのグルメ!
2002/06/11 01:11
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
井ノ頭五郎は、個人で輸入雑貨の貿易商をやっている。
納品に、仕入れに、あちこちの街へいく。
そして、一仕事終えたあとに腹がへる……。
「グルメ」、とあるけど、ガイドブックに載ってるような店をめぐって歩いているわけではない。
昔ながらの洋食屋や、朝からやっている不思議な飲み屋などを、ぐうぜん見かけて、ふらり、とはいるのである。
それに、このマンガは、料理についてのウンチクを語るわけでもない。
じっさい、五郎の食事ぶりは、あまりスマートというわけでもないのだ。
まわりの雰囲気にあおられて、よけいな注文をしてしまったり、新幹線のなかで暖めるシューマイをやって、シューマイのにおいをまき散らしてしまったり。
それでも、ひとりで、ものを思いながら、昔を懐かしみながら、食べるというのは、ときに神聖な作業に思えてくる。
五郎がいうように、ものを食べる、というのは、自由で、孤独でなくてはならないのだ。
だれかと話をしながら食べるのも楽しいけれど、ひとりでしみじみと食すのも悪くない。
そんなことを教えてくれる、大人のマンガだ。
紙の本
新しいグルメ漫画スタイルを確立させた名作
2015/11/17 19:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:自室警備員 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が飯を食う。ただそれだけの18話が収録されている。
某グルメ漫画のようにうんちくを語るわけでもなく、人との出会いがあるわけでもない。
一人ぶらっと店に立ち寄り、店や客の雰囲気を感じながら料理を食べる。
退店した後の余韻に浸りながら、帰路に着く。
そんな一連の流れを漫画にすると、不思議と面白い作品になってしまうのには驚いた。
紙の本
永遠のループ・・・!
2015/10/31 14:47
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よしほ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミックを読んでドラマが読みたくなり、ドラマを見てコミックが読みたくなり・・・このループからなかなか抜け出せません。最高の名作。唯一の欠点は読んでると腹がへることでしょうか。
紙の本
ドラマ同様、面白いです。
2020/03/14 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:御室 みやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「孤独のグルメ」の連ドラバージョンは、深夜遅くにテレビ東京で放送されるため、なかなか見ることができません。唯一、見ることができたのは、毎週日曜日のBSテレ東で18時20分から放送されている再放送と年末年始のスペシャル版です。
昨日、丸善御茶ノ水店で見つけ、購入しました。
行った先先で見つけたお店のご飯をおいしそうに食べる五郎さん。一人で食べる時に出てくる心の声が面白いです。また、輸入雑貨相という仕事柄、取引先や商談先でいろんな仕事をこなし、厄介な案件に遭遇した際、「腹が…減った」というリアクションもドラマ同様、面白いです。私も先日、仕事で厄介なお客様との電話対応でどっと疲れ、電話対応の後、脳内五郎さんが再生されました。(笑)
川崎の京浜工業地帯で見つけた焼肉屋さんで、焼き肉を食べる五郎さんは、自分の体を製鉄所、胃を溶解炉に例えるなど、心の声も楽しむことができます。また、吉牛を吉田屋、崎陽軒を龍養軒に置き換えられている部分も面白かったです。
大阪出張に向かう途中で龍養軒のジェット弁当を買った五郎さん。車内で、焼売のにおいが充満する様子に思わず吹き出してしまいました。もし、新幹線を使って関西方面に旅行する時は、この光景に遭遇するんだろうなと。
コンビニ飯のシーンでは、自宅兼事業所で生活しているのかな?一人で輸入雑貨相をやる前は、その方面の商社または会社で営業職として、仕事をしていたのかな?
また、元カノの小雪(さゆき)の存在にも驚きです。
紙の本
ドラマを観て 手に取った
2017/02/25 20:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさに名人芸にして職人芸。絵に関しては円熟の技を感じる素晴らしさ。ドラマとは若干イメージが違っているが読んで全く損はしない。むしろガンガン読むべき。
紙の本
食べる
2015/08/31 15:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マレ山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマがおもしろかったので原作を読んでみることに。
高級店でも有名店でもないお店で(傍から見たら)黙々と食べている五郎さんが良いです。
下戸の設定がおもしろいと思います。
紙の本
最高です!!
2014/08/23 21:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:年度代表馬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
超お気に入りの本です!!井之頭五郎のひそかな楽しみに癒されます。最高です!!こうい店でいいんだよこういう店で!
紙の本
正解!正解!三善清海入道!
2014/01/06 13:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうぱぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
深夜TVで見て大ファンに!コミックも最高です。
紙の本
グルメ版ダンドリ君
2002/03/24 13:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:菅野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
久住昌之というと「ダンドリ君」の作者なので、内容も期待できた。
出張の多いサラリーマンだと自然と一人で食べ歩くことも多くなるのだが、本作の主人公はたぶん脱サラした起業家なのだろうか、全国を飛び回っている。その合間のちょっと空いた時間に旨い物を食おうと探し、落ち着いて食事ができる店を見つけたり、時にはハズレを引いたりするのである。
エピソードの一つに、やたらと従業員を怒鳴りつける店主に、食事をしている時にまわりでそんなに怒鳴り散らされたらせっかくの食事が不味くなると文句をいうくだりがある。一人で食事する場合にどうしても求めてしまうのは落ち着いて食事ができるところである。食事は腹を満たすだけのものではなく、精神を癒すことも求めてしまう。
紙の本
初、孤独グルメ本
2015/11/16 16:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やぶちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビでファンになり、ようやく原作に触れることが出来ました。松重さんよりソフトな印象の主人公ですが空気感は違和感なく読めました。
紙の本
レトロ?
2012/12/30 09:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:suzu coffee - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代の隔世感はあるもののやはりいい。
紙の本
お腹が空きます
2001/03/31 04:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スギモト(書店員) - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひひひひひ…(笑)
久々にオススメのマンガを見つけました。 ガタイが良くて腕っ節も強い(らしい)、それなりに色恋沙汰もあったけれど今は孤独で、 でもちょっと小心な主人公、井の頭五郎が空腹を満たすために右往左往し、幸福になったりならなかったりするハナシです。
…これじゃ、わかんないか(笑)
『美味しんぼ』をうんと俗っぽく、庶民的にした感じ。 知らない街で一人でご飯を食べようと思うのだけれど、なかなか踏ん切りがつかずについウロウロしてしまう、一人暮らしが長くって、ちょっと気弱な男性には特にオススメです。って、何だ?、オレのことか(笑)
何故この本を手に取ったか(というか仕入れた)と言えば、久住昌之には『ちびまるこちゃん』の100倍面白い(当社比。あくまでも個人的な感想です(笑))懐かし子供マンガ、QBB『とうとうロボが来た!!』(青林堂)の時の強烈な印象がありましたし、谷口ジローには『犬を飼う』(小学館)で思わず涙した忘れがたい思いがあったので、この二人が組んだのなら”ハズレ”はないだろう、という確信があったから。でも、“アタリ”だったからといって売れるわけではないのね、グスン…。
※追加はかけなかったものの、仕入れた分はきっちり売り切りました。
Loud Minority
紙の本
ドラマ面白いので
2018/11/30 23:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットでよく見かけるけどまとめて読むのは初めて。
グルメ漫画みたいに食のウンチクがあるわけでもなく独り言を呟きながら美味そうに食べてるところが面白い。
深夜のコンビニで大量に買い込んじゃうところは自分もついテンション上がりすぎて買い込んだのはいいけど食べ切れなくて後悔することがたまにあるw