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バベルの塔。
11章7節『よし、われわれは降りていって、あそこで彼らの言葉を混乱させ、彼らの言葉が互いに通じないようにしよう』
もしこんなことが無かったら、今頃自分は言語類型論なんてハマってないかも・・・笑
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英語の授業が聖書の訳だったのでつい買ってしまった。ユダヤ教の人はこれを信じていると考えていいのでしょうか?あまり宗教心とかは無いんですが、世界一のベストセラーだし、どこかで聞いたことあるような話がポンポン出てくるのでまぁまぁ読み易い。
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キリスト教なわけじゃないですが、創世記は読みました。
人間を作る話や、アダムとイヴの話。
神様も人間と同じ心を持っていたのね。。と
読み終わって思いました。
人は皆、原罪を背負って生きている。
その言葉の意味がわかる。
誘惑には人は勝てないし、「未知なるモノ」に手を出さない人間はいないでしょう。
何度でも読みたい話です。
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ヨーロッパ人と付き合うにはキリスト教の基本知識が不可欠。さらりと流し読み程度でも、彼等のものの見方や考え方を理解しやすくなる。
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「初めに、神は天地を創造された」という有名な下りから始まる、旧約聖書最初の記。ユダヤ教、キリスト教、イスラームはすべてここから始まる。物語としては正直なかなか面白いが、これがいみじくも3大宗教の「啓典」となっている「聖書」となると、「理不尽さ」を感じざるを得ない場面が多々ある。勧善懲悪もなく、因果律もない。だから「理不尽さ」を感じるのだろう。キリスト教が「予定説」に立っているといわれる所以だ。
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試験で必要だから読んだ。
人類誕生は興味はあるけども、自分的に真相を究明したいという願望に駆られるテーマではないですね。
進化論だろーが
神が人間を作り賜うたでもどっちでもいいやん
宗教学って枠組みを重視して、その中にある「なぜ」を真理という言葉に代えてごまかす感があるからあんま好きになれないわー
あ、本書はふつーの創世記です。
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『初めに神が天地を創造された。』
から始まる、人類最大の物語。ノアの洪水や、バベルの塔など、聞いたことのある話も出てくる。
しかし、読むのがきつかった・・・。
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「創世記」である。
いや、それだけのものなんだが・・・
それではナンだから、少し書く。
旧約聖書は別に新共同訳と文語訳を持っているけれど、この岩波文庫版は「無教会派」(という、ひとつの教派)の関根正雄氏の翻訳で、教会信仰から距離を置いた訳出と言うことで、それなりの信頼を持っている。
全巻の翻訳が完成されることなく他界されたのは何とも残念なことであった。
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先月に読んだアウグスティヌスの「告白」(岩波文庫版)の続きを読む前に、創世記そのものを読んでおきたいと思い手に取りました。まさに神と人との約束の記録です。
訳者は本書の中で、文献的アプローチの成果をかなり豊富に提示してくれており、本文に対する注釈は70ページ以上にも及びます。1節1節に細かく付された解説を確認しながら本文を読むのはとてももどかしいものでした。が、何の前知識(特にパレスティナの地理や歴史)も持ち合わせの無かった私にとって、これら注釈を無視して読むにはあまりに心もとなく、ストーリーを切断される嫌悪感と戦いながら解説と本文とを行ったり来たりすることになりました。しかし、そうしながらでも、本書から得たものは多かったように思います。
楽園追放、ノアの箱舟、バベルの塔など前半の話は馴染み深いものですが、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの話はほとんど目にした事が無いものばかり。後半にいくにつれて高度に物語化してゆく本文とあいまって、どんどんストーリーに引き込まれるような感じを受けました。最後まで読んだときには、「こんな中途半端な終わり方でいいのか」と内心思ったものですが、本書に始まるモーセ五書と次のヨシュア記までがひとまとまりの内容だと知ったいまでは、この続きをどうしても読みたいと考えてしまいます。関根正雄訳。
(2009年3月入手・10月読了)
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たまたま目に留まったので教養として。
こんなにも壮大な物語。
無知な私にはちょっと読み進めるのが大変でしたが、それでも興味をそそられます。
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読み終わった…というか、とりあえず最後まで目を通したって感じ。ぐったり。
要再読。メモの準備をして。
目的の為にはまず最後まで読むのが先決と思い、次へ。
前進あるのみ。
第一印象としては。
なんか…「古事記」とよく似てる…。
多分どちらも超表面的にベロッとしか読んでないという共通点からでしょう。
それにしても、久々に「日本語なのに理解不能」って感覚を味わいました。
特に解説。
すみませんおバカさんなんです…。
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デリダ「死を与える」、ヤン・パトチカ「歴史哲学の異端的論考」のために読んだ。旧約聖書の一端を担う、創世記。神ヤハウェがいかにして世界を創り、人間を創ったのか。そして、その人間たちがいかに発展していったのか、を記したもの。非キリスト教信者、非ユダヤ教信者の自分にとっては、一物語である。どれだけの重みがあるのかもわからない。だから評価は付けない。
いくつか読んでいて考えたことがある。神とは何か。神の存在は自明なのか。イスラムの神とユダヤの神、キリストの神は同一なのか。これから、順々に調べ、考えていきたい。
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想像以上に面白かった。文化、歴史、価値観を知るためのものにしようと思ったが、読み物としてもよかった。
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なんか、よく分かりませんでした。
前提知識があると、意味が分かるかもしれませんが、
多くの人物がでてきて、ちょっと混乱気味。
うーん、★2つ
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原罪とは自己意識のことだ。分裂してしまった自己意識を備えた人間が宿命的に負わされることとなった苦悩、それが楽園追放という物語として表現されているように思う。神に意識の分裂は無い、神は自己反省しないだろう、自己超越する動機も無いだろう。ロゴス(論理/言語/理性/自己意識)の自己関係的機制の中に放り込まれて生きるのが人間だ。神は、自己関係的な在り方をしていない。
ロゴスは神に由来すると云うが、ロゴスは、必然的に自己超越的・自己否定的な機制として在るのであり且つ同時に自己完結的である、という矛盾の中に在る。そして外部が存在しない。人間が生きているロゴスを投影し、同時にそこに孕まれている自己矛盾を抹消したものが――勿論それは本質的に不可能であるが――、神と云う観念か。