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商品説明
フロンティア精神を学び、戦後新しく生まれ変わった「JAPAN」の名を世界に広め、一企業経営者から突出した最後のサムライ・盛田昭夫。「ソニー・スピリット」そのものだった彼の素顔を、様々なエピソードを交えて綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
黒木 靖夫
- 略歴
- 〈黒木靖夫〉1932年宮崎県生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。60年、ソニー入社。「SONY」のロゴをデザインした。現在、黒木靖夫事務所代表。著書に「ウォークマンかく戦えり」ほか。
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紙の本
2000/1/3
2000/10/26 00:20
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投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
1999年10月、“世界のモリタ”ことソニー会長、盛田昭夫氏が他界した。
著者は、盛田氏とともに「ウォークマン」を企画開発したチームの一員だった。誕生20周年を迎える同製品は、「世界で最も知られる和製英語」と称えられるように、世界中の若者文化に影響を与え続けている。
本書は、ソニー文化の立役者の1人と言われる著者が、盛田氏のもとで過ごした34年間を回顧し、改めてその偉大な人物像を描き出したもの。
ウォークマン開発当時57歳だった盛田氏だが、若者の動向に目を配ることを忘れず、若者の流行を伝える雑誌「ポパイ」を欠かさず読んでいたという。ウォークマンの試作品を手にした時も、「若者は音楽なしでは生きていけない。これは必需品になる」と確信し、反対する社員を自ら説得した。
また、盛田氏のデータベースには、交流がある人物として世界の政財界人や芸術家ら2万人以上が登録されていたという。その一方で、現場の社員に直接電話をかけ、話し合うことも忘れなかった。
企業のトップとしての才覚とともに、会社の枠に収まりきらない、溢れんばかりの人間的魅力が感じ取れる。
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