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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.9
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/449p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-721858-4
文庫

紙の本

夏草の記憶 (文春文庫)

著者 トマス・H・クック (著),芹沢 恵 (訳)

夏草の記憶 (文春文庫)

税込 734 6pt

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みんなのレビュー27件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

切なさに涙

2004/06/16 09:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:魔法使いサリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この文庫が発売された時、読んで「やられた!」と思った。あまりの衝撃の強さにすぐには読み返すことができなかったが、先日、数年ぶりに今度は心して読み直してみた。
 やはり、この物語はすごい。読みながら私は主人公の心に、少女の心に、他の登場人物の心に入り込み、あまりの切なさに何度も涙した。あの夏の日、ブレイクハート・ヒルを照らしていたまばゆい太陽の光を見たような気がした。運命の冷たい手が悲劇へ続く曲がり角の方へそっと彼らの背中を押が見えた。トマス・H・クックの「記憶3部作」の中ではこの「夏草の記憶」が私の一番のお気に入りである。

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紙の本

これは読書ではない。読書の概念を新手法で変えた鮮烈な体験だ。

2002/02/04 12:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カクタス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これはとんでもない作品である。もちろん素晴らしいという意味で。クックは今まで誰も成し遂げなかった(というよりできなかったというべきか)文学的なオリジナリティをこの作品でものにしたのではないか。具体的な内容はルールに反するのでどうしても間接的な言い方になってしまうが、いわゆる<文学>という既成概念はこの作品には当てはまらない。オリジナリティを獲得した作家のみに形容される定義したがたい賞賛の言葉の数々…「ジャンル分けできない」「フィクションのようなノンフィクションのような」心を打つリアリティがあるのだ。心の琴線を爪弾く…という常套句があるが、まさにこの作品にこそふさわしい。紛れもなくこの作品を読むことは「ひとつの体験」であり、最後のピリオドが打たれたときこの体験は完結するのだといえる。
 もともとこの作品を読もうと思ったきっかけは、ウイリアム・カッツの『恐怖の誕生パーティ』(原題はサプライズ・パーティ)を始めとしたラストのどんでん返しや切れ味の鋭さ好きな傾向の延長戦としてにすぎなかったのだが、この作品ではいい意味で裏切られた。明らかにカタルシスの深度がちがう。近頃の表層的というかデジタル的な癒しブームなどとは本質的に違うのだ。丹念に読みすすめればきっと報われる、個人的にはひさびさの収穫。*ありがとう、クックさん。名前どおり名料理人の一皿でした。

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紙の本

その一言がきつい

2001/03/11 00:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:松内ききょう - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あの「緋色の記憶」の作者だから、という、ただそれだけで手にして読み始めた。最初ちょっと後悔した。緋色の記憶にあったような、だらだらと焦れったいフラッシュバックがない分、たぶんこうなるんだろう、的なことが読めてしまう。それにしても、少女の気持ちを中から見透かすようなこの書かれ方はどうだろう、なんて生意気にも感心しているうちに、形勢は逆転した。その一言の重さ、ラストの重さ。さすがに「緋色の記憶」の作者だ。

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紙の本

「ミステリ」と思わなければ

2001/01/27 04:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:CURB - この投稿者のレビュー一覧を見る

 途中までは悪口を言うつもりだった。
 大ざっぱに言えば「ミステリ」とかいう部類に入るものとして手に取ったし、アマゾン・コムの方でも「サイコ・サスペンス」と呼んでいるようだが、読み進むうちに私が思い出していたのは、マルケスの『予告された殺人の記録』だった。

 もう、十数年前のことで、記憶はいい加減だが、『予告された殺人の記録』は、一人の男が殺人を予告してそれを実行するという、タイトルどおりの話だった。しかし、込み入った人間関係や主人公の複雑な心理や入り組んだ事件の連鎖などで一巻ができているのではない。殺人は確か、祭りの日に実行される。その朝から殺人の実行までの一日にも満たない時間の主人公の行動が描かれるだけだ。ただ、特異なのは、同じ時間のできごとが、複数の異なる人間の目撃談として、複数の視点から開示されていることだ。この多少読みにくい技法が齎す効果は、しかし、覿面だった。異なる角度から発せられた光が中央で重なる。そしてそれぞれの光の位相が微妙にずれていることによって、その重なりの部分に、一人の男の立体的なホログラムが立ち上がる—まさにこのように、作品の最後を読む私は、陽炎のような一つの後ろ姿が、ゆらゆらと通りを下って行くのを、目の前に見る錯覚を体験したのだ。そして、これは、言語と私たちの脳との幸福な結婚によってのみ可能な「文学的」な効果で、私はこの作品を「文学」として愛した。

 『Breakheart Hill(夏草の記憶)』にも事件は1つしかない。その事件にまつわる記憶が語られる。その一部にリンクがはられていて、そこから別の記憶へ飛ぶ。すると、またリンクがはられていて、また別の記憶へ、ときにトップに戻って、今度は別のリンクから、という手法で履歴も階層構造もでたらめになった中に、ただ、記憶だけが羅列されていく。
 なにかの不思議な工程を見せられるかのようだった。例えば真っ白なパソコンの画面を思い浮かべてもいい。そこを一本の走査線のようなものが走る。画面に淡く薄い色がかけられたのである。しかし色はあまりに淡く薄く、先ほどの真っ白の画面から何が変わったのかもわからない。そして、また走査線が走り、また色がかけられる。ページを繰るごとに、同じ作業が繰り返されるだけの退屈さは、アマゾンの読者書評が「だるい、だるい、ダブルだるい」と言うのも頷けるものだ。ただ、文章のぬるま湯のような読みやすさに乗せられて、本を投げ捨てるのだけは免れて、三百ページ弱(ペーパーバックで)の終わり近くまで来てみれば、驚くべき効果が待っていた。
 気がついて見れば、画面には一枚の絵ができている。二百数十回塗り重ねられて、消そうにも消せない深い陰影を備えて。いつのまにか、私の心には Choctaw の町とその中で生きられた十代の恋が、私自身の思い出として残っていて、何やらそこはかとなくせつない気分になったのである。これからすれば、最後部に提示されることなどは何ほどのことはない、と思った。大体、『シックス・センス』のような、結末を知ったら台無しになるような作品は、もともと台無しの作品だ、ということだ。

 芸能人の誰々に似ていると聞かされると、人は期待して、そしてがっかりする。挙句に文句を言ったりする。私は、似ているじゃないか、と思う。「似ている」と「美しさの程度が同じ」とは無関係だということ知らないお前が悪いんだ、と。『夏草の記憶』もマルケスと比べてはいけない。しかし、ここで行われていることは正に「文学」であって、「ミステリ」や「サイコサスペンス」に分類するのは間違っていると思う。

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紙の本

私はちょっとダメだけど…

2002/02/04 01:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

 記憶シリーズの1冊。このシリーズは本当に暗いですね〜(笑)。読んでいて気持ちがドヨーンとなります。
 アメリカ南部で、現在は医者として成功している主人公が高校時代の事件を回想します。主人公のクラスに転校してきた美少女。主人公はその美少女に恋をするのですが、少女はある事件に巻き込まれてしまいます。ところがその事件の真相は…。
 この作品、世間的な評価はとても高いんですよね。
このミステリーがすごい2000年版 3位
週刊文春ベストミステリ1999年  5位
でもこの作品ラストで真相がよく分からなくなってしまいました…(^^; でも、これは私の理解力不足なんでしょう…(笑)。

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2004/11/14 12:21

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2004/12/10 02:12

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