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仏教の思想 3 空の論理〈中観〉 (角川文庫ソフィア)
ブッダが沈黙を守った事物の根本原理とは何か。大乗経典の原型といわれる『般若経』は、その最高の真実を「空」と捉えた。ナーガールジュナ(龍樹)は、「あらゆる存在は空である」と...
仏教の思想 3 空の論理〈中観〉 (角川文庫ソフィア)
仏教の思想 3 空の論理<中観>
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商品説明
ブッダが沈黙を守った事物の根本原理とは何か。大乗経典の原型といわれる『般若経』は、その最高の真実を「空」と捉えた。ナーガールジュナ(龍樹)は、「あらゆる存在は空である」という観点に立ち、その著『中論』では「空の思想」を理論的・合理的に展開し、論理全体を究極的に否定した上で、その根源に潜む神秘主義を肯定した。インドの大乗仏教思想の豊かな源泉の一つとなった中観派の思想をわかりやすく解説した入門書。【商品解説】
目次
- 文庫版 序
- はしがき
- 第一部 瞑想と哲学 梶山 雄一
- 一章 空の思想
- 1 ナーガールジュナの人と年代
- 2 『般若経』の思想家たち
- (1) 菩薩という人間像
- (2) 六種のパーラミター
- (3) 『般若経』の神秘主義
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空について
2021/05/04 14:57
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
大乗仏教の重要な思想である空についてその哲学的な理論がどのようなものだったか龍樹の中論で語られる。前巻で説一切有部のアビダルマについて読んでいたおかげで中論の中で何を否定していたのかが中論だけを読むより理解しやすくなったと思う。(それでも難解ではあるが)