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触れもせで  講談社文庫
向田邦子との二十年

触れもせで(講談社) 久世 光彦著
税込価格: ¥470 (本体 : ¥448)
出版 : 講談社
サイズ : 15cm / 241p
ISBN : 4-06-263075-3
発行年月 : 1996.4
利用対象 : 一般

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コメント・書評

「時間ですよ」も、「寺内貫太郎一家」も見たことはないけれど。
〜花巻温泉〜
2006/04/09 20:49:23
評価 ( マーク )
★★★★★

著者である久世光彦さんに興味を持ったのは、川上弘美さんが日経新聞によせた追悼記事(2006年3月4日付け)を読んだ時。「時間ですよ」も、「寺内貫太郎一家」も、見た記憶はない。だけど、川上弘美さんの文章から想像する久世さんは、久世さんの文章は、心にすっと沈み込んでいきそうで、著書を探した。辿りついた本書。久世さんが向田邦子さんに想いをよせて綴った文章だという。向田さんといえば、表紙のモノクロームの写真の中でお気に入りのコーディネートで魅力的に微笑む「向田邦子の恋文」で、実らなかった恋に一所懸命だった姿を知った。その邦子さんに、指一本「触れもせで」、だが、久世さんが深い感情をもっていたという。向田…  全文読む 評価する

恋文よりも罪な深い愛情の告白。肌を触れ合うことのない男女の関係ほどディープなものもないという気がする。
中村びわ(JPIC読書アドバイザー)
2001/04/08 21:14:00
評価 ( マーク )
★★★★★

 不世出の脚本家・向田邦子が52歳の若さで客死したのが1981年のこと。おいおい、もう20年たったのかと驚いてしまう。 私の母親の世代(皇后美智子さまの世代)が吉屋信子の小説をなつかしがっているのが私世代(皇太子浩宮さまの世代)にはピンとこないように、あの辛口の山本夏彦氏が手放しでほめた向田邦子のドラマや小説も、30代前半ぐらいより下の人にはピンとこないのだ、きっと…と思うと、もったいないなくて仕方ない。 でも、古き良き昭和をなつかしめるのも私世代ぐらいが最後なのだと思うと、いたしかたない気もする。つまり、裸電球で照らされない天井のすみにいるお化けを怖がり、妹をおんぶひもで結わえつけた母親が洗…  全文読む 評価する

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