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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1996/02/01
  • 出版社: 河出書房新社
  • レーベル: 河出文庫
  • サイズ:15cm/250p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-309-40473-1

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紙の本

唐草物語 (河出文庫)

著者 渋沢 竜彦 (著)

日本の王朝からルネッサンスまで、古今東西の典籍を換骨奪胎しながら、唐草のような観念の自在な運動が紡ぎ出すアレゴリーの不可思議な宇宙。【本の内容】

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評価内訳

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紙の本

夢の果実

2001/12/03 02:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カレン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書には12編の短編が収められているが、すべて歴史上の実在の人物、故事にヒントをえて、著者が創作したエピソードである。
 多分、澁澤龍彦という人は、常日頃から読書や旅行などの折に、発想が特定の事象に向けられるに及んで、そこから妄想がどんどん広がっていって、白昼夢に入り込んでしまうこともしばしばあったのではないかと思う。彼自身、その妄想世界に生きていたと言ってもいい。

 平泉で、著者と、金色堂建立者の藤原清衡とのつかの間の邂逅をかいた「金色堂異聞」、安部清明が、花山院の頭痛を治すために前世をさかのぼり、野ざらしのしゃれこうべを弔う「三つの髑髏」、なかでも私が一番心ひかれたのは、「空飛ぶ大納言」だ。

 成通卿は、蹴鞠が好きで好きでたまらず、おのずとその道にも習熟したため、ある日3人の鞠の精の訪問を受ける。なんでも願いをかなえてやろうと言う鞠の精に、鞠とひとつになって、少しでも長い間中に浮かんでいるのが、幼いころからの夢であることをうち明ける。童子たちによると、鞠は夢の果実であり、その中からは常に、夢が放射しているという。その夢の中にどっぷりつかれば、体は浮くようになる。

 このエピソードが澁澤文学を一番良くあらわしている。そこにおける世界とは、夢の中のことである。自分のためだけに閉じられた澁澤ワールドでは、現実の生臭い欲望やしがらみは存在せず、美しいもの、珍しいもの、興味を引かれるものだけが意味をつ。

 この中で著者は、各種遊戯に秀でていて、人生そのものを遊びとして捕らえていたかのような成通卿を、ジャン・コクトーにみたてているが、むしろ、その想像世界の中で、平安朝の宮廷も、古代ローマも自在に行き来し、歴史上の人物と万象を論じる澁澤龍彦こそ、ジャン・コクトーの後継者にふさわしい。

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紙の本

幾何学的偏愛の小宇宙

2007/12/07 00:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

花鳥風月、真善美、星組雪組宙組、世に愛すべきものは多々あるが、人と違ったものを愛してしまう人がいる。著者澁澤やサド侯爵もそれで、その澁澤が歴史の片隅に記された奇人達について空想の翼を広げ、真実とも幻想ともつかない奇譚を紡ぎ出す。その嗜好はバラエティに富んで乱雑のようであり、例えば遠近法、蹴鞠、火山、 髑髏、金色堂、マカベ踊(何?)、チェス、避雷針など、無機的なもの、観念的なものに片寄る。作者はそれらを物珍し気に並べるだけでなく、奇人その人の動機、精神生活までも浮かび上がらせている。それは彼らの趣味嗜好に共感し、自らの内面でイマジネーションが膨らんでいくことで書きえたことだ。何気ない古書の一断面に現れるそれら微かな兆しをすくい取って開陳するには、繊細な感性が必要だ。それでいて文体はさらっとして、気負うようなところが一切なく、読者は気付かぬうちに人として危険な領域に踏み込まされてしまう。
物語の舞台、時代も、平安朝、中世から現代、イタリア、ペルシャ、中国から京都、仙台と、時空を隔てない。それぞれの世界の風俗にまみれながら、なおかつ奇人として在ったという、現世界から二重にブレた人物達に愛しみを見い出すところが危うい。だからと言ってちょっと奇妙な話、幻想と片付けてしまうことは勿体ないが、彼らに感情を重ね合わせるのも至難。著者が幻想文学新人賞の選評に寄せた「もっと幾何学的精神を!」という言葉がキーワードにならないだろうか。愛より人生より国よりも遠近法を、チェスの勝負を、不老不死の秘法を望む。そこには俗念から遊離した確固たる価値体系があり、登場人物達が生涯を傾けた切片が埋まっている。その積み重ねが歴史を形作ってきたとすれば、時代の裏側に流れる精神の潮流でもある。矢鱈と髑髏に結びつける安部晴明の奇矯さも、無定見だか信念だか芒洋とした徐福の伝説もまた然り。題名の唐草模様、すなわちアラベスクもまた、本書と同時期に理論化されたフラクタル図形のように、自然のうちの幾何学的秩序を表しているだろう。澁澤が実は時代のシンクロニティの主潮であったことを示してはいまいか。

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紙の本

鏡の中に吸い込まれるような夢幻譚

2004/04/29 17:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

古今東西の人物から、澁澤龍彦さんの心惹かれた人物にスポットライトを当てて、澁澤さんが心の赴くまま、自由に夢幻の境に入って遊んでいる。そんな趣のする作品集です。

なかでも、花山院と安倍晴明を取り上げた「三つの髑髏」の幻想譚、この話がとても気に入っています。鏡の中に、同じ映像が無限に続いているような、すーっと吸い込まれていくようなえもいえぬ妙なる味わい。不思議に心を誘われる話です。

私の大好きな幻想譚に、ユルスナールの「老絵師の行方」があります。白水Uブックスの『東方綺譚』の冒頭に収められている短編で、ひたひたと降り積もっていくかの如き風趣、いつしか幽明のあわいへと連れ去られるかのような風韻が実に素晴らしかった。それに一脈相通ずる玄妙無類の趣を、澁澤さんの「三つの髑髏」にも感じます。

「三つの髑髏」の話を最初に読んだのは、東雅夫さんが編んだ『陰陽師伝奇大全』(白泉社)のアンソロジーでした。なにげなく読み始めて、いつの間にか仙境で遊んでいるような心地になりました。読み終えて、「ああ、これはよかった」と、ため息をほうと吐きました。それで、この「三つの髑髏」が本書に収められているのを知り、もっと澁澤龍彦さんの作品、幻想夢幻の世界に遊ぶかの如き作品を読んでみたくなって、本書を購入、早速ほかの作品も読んでみた次第です。

「三つの髑髏」の話のほかでは、「金色堂異聞」の話も読みごたえがあって面白かったです。奥州平泉に出かけた作者こと私が、そこで妙な老人と出会い、不思議な体験をするという話。どこからがフィクションなのか、現実と虚構の境界線が揺らぎ、ぼやけてくるような感覚。

幻術師・澁澤の手妻に魅せられているうちに、いつしか幻想の大海原の水平線を眺め、はるか彼方の島に向かって漕ぎ出していたかのような、そんな味わい。「蜃気楼」という話もなかなか良かった。
「蜃気楼」という言葉が生まれた由来。大きなハマグリがぼわっと気を吐くと、そこに幻の楼閣や風景が空中に現れる……。どうやらその辺から生まれた言葉のようですが、不思議なからくりでも目にしたようで、妙に心に引っかかっている言葉です。
そういえば、波津彬子さんの『雨柳堂夢咄 其ノ四』(朝日ソノラマ・コミック文庫)の中にも、この「蜃気楼」の話がありましたっけ。

澁澤龍彦さんの幻想夢幻譚、また何か読んでみるつもりです。『ねむり姫』なんかどうかな、面白いんじゃないかな。あと、『高丘親王航海記』も。
澁澤さんが紡いだ夢、まぼろしの世界で、その掌の上で、ひととき遊ばせてもらおうと楽しみにしています。

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2004/12/05 22:10

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2006/09/09 12:25

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2007/01/26 14:20

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2011/05/28 09:52

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