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自分の気持ちを伝えることの難しさ、またその必要性。
社会人になって痛感することが多い。
学生の頃は、気の合う人たちとだけ集まり、
あまり合わないと思う人とは言葉を交わさないという手段を取れた。
が、社会に出てそれは通用しない。
私は自分の気持ちを言うのが下手、というよりは、
自分の気持ちを隠して、周りに合わせて振舞うのが得意である。
その場はそれでしのげても、そのしっぺ返しは必ず自分にくるのだ。
社会人として。
自分が感じてしまうこと、それを出すか否か。
出さないで振舞うならば、最後まで責任を持てるか。
その折り合いがうまくいかず、長い期間悩んでいたように思う。
「あー自分もそんなこと思うわ」
なんて思ったそこのあなた!!!
が、読む本。
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自分も相手も大切な存在だから、自己表現をしていいんです!
アサーション権を使うのも使わないのも自分の選択です!
アサーショントレーニングの基本となる1冊です。この本をベースにトレーニングの基礎が進んでいきます。
カウンセラーが自分もクライエントも大切にするための1冊。
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アサーションという表現の仕方に、目からうろこ。自分にも権利がある、だなんて忘れてしまっていた。目を覚まさせてくれる1冊。
(2007.5.18)
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子供から、大人まで。いい人間関係を築くためにみんなに読んでもらいたい本です。内容も難しくは無いので電車の中でも読めます。10年以上のロングセラーです。
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人に対する自己表現の仕方をアサーションという。コミュニケーションをとるうえで、いかに、自分の行動や、考えを、うまく伝えられるか、威圧的にならず、かといって、非主張的なのもいけない。自己を否定しがちな人は、ストレスが溜まり、うつ状態になったり、頭痛や腹痛など、健康に害をきたす場合もある。誰しも、自分の行動を決定する権利、過ちをおかし、それに対して責任を取る権利、支払いに見合ったものを得る権利、誰からも尊重され、大切にされる権利など、実にたくさんに権利を持っているのである。物分りがいいだけの人になって、自己表現ができない人にならないように気をつけねばならない。
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このブログで何回もいってきた「アサーティブ」ということについて述べた本。
アサーティブとは、「相手の意見を受けとめてそれを尊重しつつ、自分の考えもきちんと表明できる態度」ということです。
この本、1993年に出たもの。
しかし、古さを感じさせません。
むしろ、いまの時点でこの本が言っていることの重要性がさらに増してきているような気がします。
そして、とても身近な例を用いているので、わかりやすく応用しやすくなっています。
もちろん、これを読んだだけですぐにアサーティブな自分になれるというわけではない。
しかし、自分のコミュニケーションのスタイルがどうあるべきなのか深く考えさせられる。
コミュニケーション能力向上の方向性を定めるのに、いいきっかけになる一冊だと思います。
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「非主張的」もしくは「攻撃的」なコミュニケーションをしてしまう人が、
「攻撃的にはならずに、言いたいことをはっきりと伝える」方法について、
意識面・行動面から書かれた本。
■印象に残った部分
▼意識面
・半分の人に好かれればいいや、ぐらいの気持ちが大切
(全員に好かれるのは無理)
・自分がやりたいことを言うことは人権として許される
・傾聴は大事だが、自分もしゃべっていい
・自分の決断に責任を取れ
(飲み会の誘いを断って、幹事に嫌われたとしても、
それは飲み会を断った自分の責任。
幹事のせいにしてはならない)
▼行動面
・「おまけ」の情報を提供する
質問という「支払」に対して、答えという「商品」を渡すとすれば、
その「商品」にプラスアルファの「おまけ」をつけて返す。
そうすると、会話がいつまでも続く。
ex)
「今日はいい天気ですね(支払)」
「いい天気ですね(商品)、今日はどこかお出かけですか?(おまけ)」
・言いづらいことを言う時は、DESC法を使う
Describe:(客観的に)描写する
Express,Explain:(主観的に)説明する
Specify:提案する
Choose:選択肢を示す
ex)
「会議が始まって一時間経ったので、この部屋が煙草の煙でいっぱいですね(D)。私は煙草を吸わないので、のどが痛くて、頭もぼーっとしてきました(E)。煙草を吸わないと集中しにくい人もいると思いますが(E)、しばらく休んで空気を入れ替えませんか(S)。そうすれば、皆が気持ちよく、会議を続けられると思います(肯定的結果に対するC)。もし休憩を取るのが無理ならば、窓を開けて、しばらく煙草をやめていただけますか(提案を受け入れられなかった場合のC)。」
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我慢できないくらい嫌な上司のおかげでこの本をよみところまでたどり着きましたが。
これを読んですごい納得。
こういう勉強も楽しそうだと思った。
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自分と他者を相互尊重しながら、かつアサーティブに。
けっこう実際のバランスとしては思ったより難しいよなーと思う。
主張というのはしすぎると暗黙に他者否定を含んだり傷つけたりするってことが往々にしてあるから。
この本ではアサーションの細かな解説というよりかは基本的なコンセプトのが内容としては多かったと思う。
関係ないけど本書の中にある「教師が生徒に対して『自由にしなさい』と言うのはダブルバインドだ」っていうのは確かに!!(笑)と思う。指図される自由って自由かよ!?と。
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分かりやすかったけど、実践に移すにはもう少し内容が足りない感じ。エリスの論理療法のあたりを深めたいです。また、アサーション権について触れたあたりは新鮮でした。
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我が平木典子先生の書。実際に講義を受けてもいるので、とても分かりやすい説明とお人柄で、好感が持てる。本の内容は、とても分かりやすく、色々な方々に進めている。
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アサーションの発祥の地はアメリカ。1960年代から70年代にかけてのアメリカにおける基本的人権をめぐる社会的・文化的変革の動き(人種差別撤廃運動、ウーマン・リブ運動、同性愛など)にアサーションが深く関係している。人権問題にかかわるときの有効な対応法として発展してきた手法。
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自分はこれが必要だったんだ、と今更ながら気づいた一冊です。このトレーニングで自分が変わるんだと思います。
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人材開発がやってる「アサーション」っていうものが、名前しか知らなかったので知識として知っておこうと読んでみた。内容的には、どういった考え方かというもので、実際のトレーニングはこの本を読み終えて実践で学ぶべきものとして導線が張られてる。
アサーションは権利。自分の行動を決め、その結果に責任をもつ権利。なるほど、自己表現とはそういう事か。エリスのABCD理論の考え方もたしかにそうだと思える。事実が悩みを引き起こすのではなく、事実をどう受け取るかで+にも-にもなる、と。うん。
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私たちは、日頃の暮らしの中で、相手の気持ちを考えずに自分の意見をおしつけたり、または自分の気持ちを押し殺して相手に合わせたりしてはいないだろうか。
アサーションとは、お互いを大切にしながら、かつ率直に素直にコミュニケーションをとることである。本書は、日本でのアサーションの第一人者がわかりやすく解説してくれている。