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三度目の諦め | 7-28 | |
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死の向こう側 | 29-48 | |
エバは猫の中に | 49-74 |
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紙の本
ガルシア・マルケスは、やっぱりすごい
2019/07/25 22:59
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この短編集は1962年に発表されたものなので、1961年に発表された「大佐に手紙は来ない」の後、1967年の「百年の孤独」よりも前の作品ということになる。「マコンドに降る雨を見たイザベルの独白」にでてくるマコンドという町は、もちろん「百年の孤独」であまりにも有名な架空の町だ。あの作品にも何日も何日もマコンドに雨が降り続いたという描写があった、その雨がもたらしたマコンドという町の破壊的なダメージはこの作品が「百年の孤独」の序章なんだと感じた。「6時に来た女」の男と女の会話は、のちの名作「コレラ時代の愛」に通じるものがあるのではないかと勝手に想像する。どの作品も幻想的なもので、さすがにマルケスだと読み終えた