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何かと考えてしまう作品
2019/01/28 23:13
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビオイ・カサレス氏は1914年生まれのアルゼンチン人。豚の戦記の豚というのは役に立たない老人のこと、おもに男。若者たちは、老人たちを徒党を組んで殺す。ある時、あの老人の姿は何十年か後の自分の姿だと気が付き、「戦争」は終息に向かう。ここで登場する老人たちのことを老人の中では若手の主人公ビダルは仲の良い友達ではあるが、やはり老人というものは若者から嫌われて当然の「汚いもの」「わがままなもの」なのかもしれないと考える。爺さんというものは確かに婆さんに比べるると世の中の役にたっていないかもしれない。威張り腐っているけど役に立たない、そう思われているかも知れない、と老年を前に考えてしまった