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紙の本
ひたすらに見極めようとする眼の向こう
2005/11/26 13:23
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ユー・リーダーズ・アット・ホーム! - この投稿者のレビュー一覧を見る
追悼文というのはこの世にいくらもありますが、この本の中の「独り言‐中原の死」という文章を読むと、ここまでせつない文章はないんじゃないかという気がしました。ちょっとびっくりするくらい悲しい文章のように思います。収められているどの文章にも一切淀みがなくて、ただ端的に本物の透明感があるという感じです。信じるところがはっきりしているだけ厳しさもありますが、率直で正直で純粋なんだという気がします。本の終わりのほうに今日出海さんの「青山二郎における人間の研究」という文章が寄せられていますが、これも素晴らしいです。