この文庫にしては珍しくかなりの版を重ねている。 終戦直後の日本を大衆の側から描き出した真正大衆小説『麻雀放浪記』はあまりに有名であるが、昭和40〜50年代にかけて博打打ちのゲームからサラリーマンのゲームに変遷した時期に書かれたのが『新・麻雀放浪記』とこの本だった。 著者のサービス精神あふれる1冊であり、マージャン戦術書と言うよりは、エンターテインメント性が色濃く出た本で、何より著者の人間不信の裏返しである優しさが滲み出た作りになっている。 著者の別名(本名)、色川武大(いろかわ たけひろ)の名で同じく『<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&…
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