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紙の本
鬼より強い子ども
2011/10/16 06:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
鬼というのは強くて、怖い、と相場が決まっています。
だから、それがやさしいとか気が弱いというギャップが物語を生むことになります。浜田廣介さんの代表作『泣いた赤鬼』もそのギャップが切ないものとなっています。
斎藤隆介さんのこの作品もその系統に属しています。
おなじみ滝平二郎さんが描く表紙をみると、人のよさそうな赤鬼が背中にのせた気の強そうな女の子をうらましそうに仰ぎみています。主従逆転の図柄です。
この子がソメコ。まだ五つの女の子です。
ソメコはとにかく活発な子どもで、「ソメコのように、いっしょうけんめいにあそんだり、生きたりしているものはだれも」いません。「おとなたちは、なんてつまらない まいにちをおくっているんだろう」と随分ませたことを思ったりしています。
そんなソメコが出合ったのが、人間のフリをした赤鬼。子どもと遊んで誘拐しようと企んでいます。
元気いっぱいのソメコはそれが誰であろうと遊んでくれるのですから大喜び。鬼のすみかまで連れていかれます。
ところが、ソメコの元気に赤鬼の方がびっくり。そのうち、おろおろ。怖い鬼の姿になってもソメコは驚きもしません。泣きもしません。
そして、ついにはソメコの父親にSOSの手紙を出す羽目に。
この鬼はなんとも気の弱い鬼ですが、子どもって案外鬼以上に強いのかもしれません。
子どもが弱くてやさしい、という相場もなんだか怪しいようなな気がします。斎藤隆介さんは鬼よりも強いそんな子どもの強さを愛していたのかもしれません。
こんなソメコを子どもたちは大歓迎しそうです。だって、いつも大人たちはいばっているのですから。子どもたちにとって、大人たちこそ鬼に見えているかもしれません。
紙の本
元気なソメコ
2017/10/16 07:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nabe - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵を見た時、ちょっと怖い話かと思いました。
それが大違い。ソメコを誘拐した鬼が、ソメコの元気の良さに負けて、「助けてくれ~」と手紙を書くのですから、笑ってしまいました。
我が家にもソメコと同じような女の子がいます。娘が「お母さん!あれ作って」「お母さん!これで遊ぼ!」と私を追いかけているのを見て、主人が「ソメコが出た~!」と笑います(^^)
紙の本
じゃじゃ馬娘、鬼に勝つ
2016/08/18 22:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りりー・かさぶらんか - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんともパワフルな娘、ソメコ5才。
鬼に誘拐されたのも気にせず、遊んでくれる相手ならなんでもこい。
とにかく、遊び第一。
誘拐して身代金を要求しようとしたのに、逆に自分が支払ってもソメコを連れて帰って欲しいと親たちに懇願する手紙を書く鬼が不憫だけれど、滑稽でおかしい。
とても愉快なお話でした。
紙の本
がんばって覚えて素話で
2001/03/07 01:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さるさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
女の子がオニにさらわれてしまった。オニは身代金が目的だ。しかしこの女の子は元気すぎて、片時もオニを休ませずカクレンボだのオニゴッコの相手をさせ、跳ね回る。疲れ果てたオニはとうとう村に脅迫状のかわりに、金をやるからどうかこの子を連れに来てくれ、とお願いの手紙を書いてしまう。
子どもに読み聞かせはもちろん、がんばって文を暗記して素話で聞かせるととても喜ばれます。