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紙の本
お間抜けさがとびっきり可愛い
2001/05/20 16:19
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投稿者:あう - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ原作を読んだことがなかった当時、これだけ人気が持続しているのだから、きっとたくさんのシリーズが発売されているものだとばかり思っていた私は、プーさんの原作は元々これと『プー横丁にたった家』のたった2作品だけしかないということを知り、大変驚きました。
プーさんのお話は、著者のミルンが息子のクリストファー・ロビンの為に書いたのが始まりで、プーさんやコブタやロバのイーヨーなどの登場人物は、クリストファー・ロビンの子供部屋にあったぬいぐるみたちがモデルだったそうです。これを知った時、幼い頃のクリストファー・ロビンはどんなにわくわくしたことだろうと思いました。自分が主人公で、更に自分の身近なぬいぐるみたちが登場人物で、一緒にお話したり、遊んだり、探検だってするんですもん。ミルンは素敵な父親だなあと思いました。
正直いってこんなに面白いストーリーだとは思ってもみませんでした。きっと可愛らしいのだろうなあとは思っていたけれど、可愛らしいなんてものじゃありません。プーさんや仲間たちのお間抜けなところがおかしくて、でも可愛くて、「なんでそうなるかなあ?」と笑いっぱなしでした。しかもプーさんたち本人はお間抜けなところに気が付いていなくて大真面目なのがまたおかしくて。
また、ストーリーだけでなく、ミルンの語り方や言い回しがとても楽しく、ストーリーをより面白く魅力的にしています。読んでいると心がぽかぽかと温かくなってきます。