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吉里吉里人  上巻  新潮文庫

吉里吉里人(新潮社) 井上 ひさし著
税込価格: ¥700 (本体 : ¥667)
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出版 : 新潮社
サイズ : 16cm / 501p
ISBN : 4-10-116816-4
発行年月 : 1985.9
利用対象 : 一般

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コメント・書評

井上ひさし全著作レヴュー51
稲葉 芳明
2011/03/29 09:02:15
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★★★★★

 1973年から74年にかけ、『終末から』(筑摩書房)創刊号~第8号に一部が連載。未完で終わった後、『小説新潮』1978年5月~1980年9月に連載され完結。 「ある(註:物語中には明記されていないが、本文の記述から換算すると1971年)六月上旬の早朝五時四十一分、十二両編成の急行列車が仙台駅のひとつ上野寄りの長町駅から北へ向かって、糠雨のなかをゆっくりと動き始めた」ところから、物語は始まる。三流小説家の古橋健二は、奥州藤原氏が隠匿したとされる黄金探しに熱中している元高校教師を取材するため、雑誌編集者とこの夜行列車『十和田3号』に乗り合わせていた。ところが、一ノ関手前で列車は急停車し、そこから…  全文読む 評価する

入手がどんどん困難に。興味ある人はお早めに(その1)
たけぞう
2010/09/16 09:25:41
評価 ( マーク )
★★★★★

 井上ひさしさんが好きである。親や兄弟も好きだったため,高校生の頃から読み始めた。実家には今でも著作があり,私の手元にもちょっとしたコレクションがある。 そんな訳で,書評で紹介しようと思ったら,なんと多くの作品は既に入手不可。最近,本屋に並んでいないとは気付いていたのだが。 この書評を書いた時点で,「吉里吉里人」のビーケーワンでの入手可能日数が,7から21日の取り寄せ。慌てているところである。手に入る作品の中から,他にも何作か紹介したいので,順番にレビューしたい。 もちろん,全集で読めばいいんだろうけど,私は電車で読む派。正直言って,文庫じゃないとちょっとキツい。同じ境遇の人の手助けとなれば幸…  全文読む 評価する

抱腹絶倒の長編小説
GKO
2005/10/29 11:45:05
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★★★★

私は『吉里吉里人』を全部読んだが、『吉里吉里人』は自分が面白いと思うところだけをとばしとばしで読むのがお薦めである。やはりこの本でも『ブンとフン』と同じように、井上ひさしが得意とする言葉遊び(ダジャレ)が読みどころである。しかし、こんなに長い話を読んだのに読後感はそれほどなかった。最初のほうがおもしろいので上だけ買うのもいいと思う。中学生でもすらすら読めたので中学生くらいから充分楽しめる。  全文読む 評価する

冗談でしょ
るる
2002/01/12 20:27:00
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★★★★★

 冗談みたいなことが、実際に通用してしまうのが政治ってものなのだろうか。せめて冗談だけは冗談で終わってほしい。日本批判であり且つ日本人のパロディなんだけれど、冗談の通じないのが日本人という気もする。 「日本」から独立した、「吉里吉里」という名の「日本」の話。そういう意味では、二重人格とかドッペルゲンガーとか、そういう話だ。長島茂雄対長島茂雄、フグ対フグ、柔ちゃん対柔ちゃん、なんでもいいけど、そういうことを大まじめにやっちゃうおかしさがある。  全文読む 評価する

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