紙の本
映画化されて
2007/09/02 10:57
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投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画に関しては 僕は決して ハリウッドが1番素晴らしいとは思っていない。
どちらかと言うと欧州の映画の方が好きだし 邦画に至っては 偏愛している方だと自負している。そんな僕でも 米国の映画には 時として ため息が出ることがある。それは SFXの技術に対してだけではなく 映画の背骨ともいうべき脚本に関してだ。
映画「ジュマンジ」は 小生も感心してみた一本だが その原作が この絵本だ。
薄い絵本であると言って良い。勿論 絵は素晴らしい。オールズバーグの真骨頂は「絵」にあることは 論を待たないと思う。見ているだけで 本から光が溢れ出すかのような「絵」を描ける人は そんなにいない。
但し この薄い絵本から かの映画「ジュマンジ」を作ってしまう米国の映画業界の自由な精神には感嘆するしかない。
ところでオールズバーグの真骨頂は「絵」であると書いた。しかし これもちょっと訂正が必要かもしれない。それほど ジュマンジの筋立ては面白いからだ。彼のストーリーテリングにも相当な才能がある。それがハリウッドを動かしたことは間違いない。少なくとも「絵」から 映画を創ろうと思ったわけではないだろう。
紙の本
ゲームの楽しみ方は?
2001/03/25 03:28
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投稿者:ジェシー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ボードゲーム」…我々はゲームの中に身を投じサイコロの目に運命を委ねる。そこで我々は様々な体験をすることができるのである。幸せな人生、スリルに満ちた冒険の世界、大金を手にしたり、会社を経営したり、軍隊を指揮したり、何でも可能なのである。また我々はそれをいつでも止めることができる。やり直すこともできる。リスクなどない。あくまでそれはゲームなのである。
しかし、もしそれが現実に起こったら。この絵本は奇想天外な発想に始まる。ゲームの指示書きにあることが現実に起こったら。
「ジュマンジ−ジャングル探検ゲーム」…見慣れた家の中が突然ジャングルに変わってしまったらどうするだろう。最も安全なはずの家が突然危険なジャングルに。次はどんな危険が迫ってくるのだろう。
ピアノの上のライオン、ダイニングテーブルの上の猿、暖炉の上の蛇、現実の中にある非現実性が神秘的かつ独特な白と黒の表現で読者に迫ってきます。
読者は知らぬ間にこの絵本の中に吸い込まれていることでしょう。なぜならこの絵本自身が「ジュマンジ」なのだから。
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映画は映画の、絵本は絵本の面白さがあると思います。
2002/11/04 00:24
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投稿者:くーぱー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語は言わずと知れた映画「ジュマンジ」の原作です。ただ映画とはあらゆる点で異なります。登場人物も違うし(主人公が違う)、ストーリーも違う、それにこの物語が醸し出しているトーンみたいなものも明らかに違うと言えます。
どちらが面白いかなんてことはもちろん読む人によって違うのだろうと思います。ただ僕としてはどちらも面白いです。映画は映画の、絵本は絵本の面白さがあります。
それにもうひとこと言わせていただければ、どちらかというとこの原作の絵本の方が何かを含んでいて、何かを残してくれる気がします。そして僕はそれこそが大事なんじゃないかと思うのです。
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「DVD見てみたい!」と言われていたのだけど、先に本を見つけたらしく、喜んで読んでました。
映画で見たあの「心臓バクバク」を早く体験させたいです。
モノトーンの精密な絵が、何とも素敵な一冊です。
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映画が有名ですが、あっちがエンタテイメント重視にくらべ、こっちには独特な曖昧さ、絵本だから出せるミステリ要素があって好きです。
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おお!ジュマンジ~!
前に映画がテレビでやってたのをちらっと見たことある気がします
すごろくで書いてあることがほんとに起こる(ライオンが出てきたり火山が爆発したり)話
サイコロが12の目まで(?)あるっぽいのが外国っぽい!
12面のサイコロってどんなのかな~(図形苦手なのでぱっと思いつきません^^;)
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クリス・バン・オールスバーグ・作 へんみまさなお・訳
<あらすじ>
木の下に置いてあったジュマンジと書かれたゲーム。このゲームをやってみると、なんと動物たちが現れ家の中がジャングルに。
<ひとこと>
ジュマンジはただのすごろくではありません。止まったマス目の指示が目の前で起こります。ライオンがおそってくるとなっていれば、目の前にライオンが現れおそってきます。ゴールして「ジュマンジ」といわない限りゲームは終わりません。
次はどうなるのだろうかとワクワクしながら読みました。
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ピーターとジュディは木の下においてあったゲームを始めました。すると、ゲームの指示書きと同じ恐ろしい事が起き始め、家の中にライオンやへびが現れ、ジャングルのようになっていきます。しかし、そのゲームの注意書きには、最後までいかないとやめられないと書いてあり、二人は必死にコマを進めて最後までやりぬきます。
次は何が現れるのだろうとドキドキします。家はごく普通なのに、急にジャングルになる様子は、非現実的で、冒険が好きな子どもに読んでほしい本です。
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同タイトルで昔に映画化もされているようです。知らなかった…
不思議なゲーム「ジュマンジ」
はじめたらやりとおす!
ちょっと怖かったです。
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表紙を見た瞬間のインパクト通り、一種独特な世界観が貫かれている。モノクロ写真かと見紛うような写実的な絵、想像通りながらその着想力には驚かされるストーリー。他の絵も見たくなった。
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パパとママはお出かけ。お留守番のピーターとジュディは公園の木ののところに落ちていたボードゲームを拾い、退屈だったので遊ぶことにした。
ジュマンジ。若い人のためのジャングル探検ゲーム。
注意書きの最後には、いったんこのゲームをはじめたら、だれかがジュマンジにつかないかぎり、ゲームはぜったいにおわりません、と書かれている。
そして、双六のようなこのゲームのマス目には、「ライオンにおそわれる」「さるに食べのものをぬすまれた」「雨の季節がはじまった」「さいのむれがあばれる」など、ひどい事ばかりが書かれていて、しかも本当に起こってしまうのだ!
ピーターとジュディは無事にゲームを終わらせることができるのか。
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こんなゲームが本当にあったら恐いですね.絵も現実感があるようで,ホラー的な空気感を纏っています.ジュマンジって叫んだ時には心からホッとしました.
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2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1152.html
2017/10/12〜2018/3/1
2018年4月6日(金) に公開の映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 すごく楽しみ!
2012/3/28 久しぶりで、映画「ジュマンジ」を見ました。
1995年の 「ジュマンジ Jumanji」は 当時としては最新のCGがみごと!
2008/8/06 記 本を読んだ日 2008/6/21
絵本 「ジュマンジ」 を見つけた。 映画を見てから何年ぶりかしら〜。
当時最新のSFX技術を駆使したこの映画は とってもおもしろかった。
絵本はどうだろう?
モノクロの 数ページの本が あの映画になったとは 驚きだ!
話を戻して、「ジュマンジ」
クリス・ヴァン・オールズバーグの絵はとても すてき!
ページをめくるたびに どきどきする。
本というのは 自分の早さで読めるし、前にもっどたりもできる。 深く味わえるということ。
この本を手にとった子供は、何度も何度もページを繰り、不思議な世界で遊ぶだろう。
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オールスバーグのイラストがやはり秀逸
この陰影が緊張感をあおります
村上春樹の訳でまた出ているようです
読んでみたいな
映画 以前ヒットした続編が公開中
絵本の世界を楽しみたいなあ
≪ ジュマンジと 叫べゲームは 終わりだぞ ≫
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ゴールできなかった場合、この世界はどうなるのだろう。
2人の世界の中で永遠に続くのかな。
でも、ゴールできないということは、おそらく2人自体がいなくなってしまっているだろうから…閉じた世界ができあがるのだろうか。
そうなってしまえば、他の人たちにはもう被害は及ばないのかもしれない。