<くまのパディントン>や<くまのプーさん>など、子どもの本の世界には、くまの有名人が何匹かいる。それらに比べると、このこぐまの<くんちゃん>は実に地味な存在だ。 有店舗書店で子どもの本をかなり揃えている売り場でも、7冊あるシリーズはいわゆる棚差しの扱い。面陳といって表紙が見えるように立てかけられたのを一度見たことがあるだけだ。それはシリーズ中の『くんちゃんのはじめてのがっこう』で、私が7冊の中で一番好きなお話だった。新一年生に響くとても素敵な内容だ。<新入学フェア>で並べられているのを見かけたが、春にもっと並べてくれてもいいのになあと毎年思う。 −−くんちゃんの絵本には四季がある。あたたかな…
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