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かぞえてみよう
紙の本 |
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紙の本
「かぞえる」ということは確認であり、発見であり、ドラマだ!
2002/01/05 09:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきな - この投稿者のレビュー一覧を見る
一言でいってしまえば、0から12までを「かぞえる」絵本です。でも 単なる幼児向けの かず絵本とは レベルが ちがいます! 「かぞえる」ということに関して こんなにさまざまな角度からこだわった絵本はないのでは? と思います。「かぞえる」ということは、確認であり、発見であり、ドラマである。この絵本を通して、そう実感しました。
表紙には、ステキなお家が並んでいます。まずは数えずに(笑)、どのお家にしようかなぁ……くらいにして 扉をひらきましょう。「0」の場面、そこにあるのは、白で覆われた山と かすんだ青空。そして、道なのか 川なのか わからない 空と同じ色をした ゆるやかな線。なんだか とてもさみしい絵です……。
続いて 「1」の場面、そこには、太陽が輝き、一軒の家が建ち、ひとりの大人がスキーをしていて、ひとりのこどもが ゆきだるまをつくっています。一匹の犬は 橋をわたり、新雪にあしあとをつけて歩いている……。
「0」とのちがいは 歴然です。橋がひとつ あらわれただけで、なにかわからなかった ゆるやかな線は「川」だったことがわかります。数が多いときと 少ないときの 比較ができます。日本語独特の さまざまな かぞえる単位を 再確認できたりします。
また、ただ数があるだけでなく、そこには ものがたりまでもがある。0から12までのあいだに、家などが増えていき、人々ははたらき、生活しはじめる。時は過ぎ、季節はめぐり、村が栄えていくようすは とてもたのしく 豊かな気持ちになります。
私たちは一生、いろいろな場面で「かぞえる」のでしょう。だからこそ、幼いこどもたちには 急ぎ足で 知識だけをすりこむようなことは したくありません。こんなふうに じんわりと 「かず」という 不思議で ステキで すばらしい概念を こころに しみこませられたらいいな と思います。
文字はありませんので、じっくりと 親子でお話しながら 見て欲しい絵本です。
紙の本
言葉のない世界が想像力をかきたてる
2002/06/24 15:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぎんぺい - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名からすると数の勉強の本のように思えるけれど、安野光雅さんの本はさすが! ひと味違う。
まず、中表紙をめくって最初の見開きのページを見る。一面の雪景色、川を挟んでなだらかな丘、な〜んにもない。
そして、次のページ、先ほどの雪景色の丘に、家が一軒、カラスが一羽、太陽がひとつ、雲がひとつ、犬が一匹、大人と子供が一人ずつ…。
そして次のページには…。そう、お判りのようにふたつ、みっつとページを追うごとに増えていく。そして季節も…。
言葉は一切なく、絵のみだが、そこかしこに物語があり、見る者の想像力を刺激する。子供が見れば子供ならではの楽しみ方があるだろうし、大人が見てもたくさんの発見がある。
実はこの本、当時幼稚園児だった長男が書店で見つけ、どうしても欲しいとねだられて購入したもの。ちょっと高いかなとか、字もないし、子供にはどうかしら? と思い、渋ったのだが、買ってみて、良い本を見抜く子供の眼力に驚いた。
ずっと愛蔵しておきたい一冊。
紙の本
かぞえてみよう
2023/05/13 10:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
文字は一切なく、本当に数えるためだけの絵本です。絵柄もかわいいですし、何よりもシンプルなところが非常によかったです!
紙の本
1から12まで
2022/04/26 22:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
1から12までのかずを楽しく数えられる絵本!
何もなかった場所に、だんだん人が増え、家が増え・・・小さな集落がどんどん発展していきます。
12の数に合わせて、季節も徐々に移り変わっています。
絵の細部まで遊びゴコロに満ちていて、「こんなのみつけた!」と子どもと一緒に楽しめます。