紙の本
面白い連作短編集
2021/11/04 10:52
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投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
クラークといえばやや神秘的なSFというイメージが強いが、この本は純粋に楽しく読めるものが多い。ただ、やや飽きやすいと感じた。
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イギリスの隠れ家なパブで繰り広げられる、科学的ほら話の連作。
連作としてのオチはやや弱いものの、ニヤリと楽しめます。
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http://blog.livedoor.jp/masahino123/archives/65163123.html
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じっくり真剣に読んでもよいが、
パブに集う人々に紛れ込んで
話に耳を傾けている雰囲気を楽しむのが良い。
ノイズキャンセリングにそんな恐ろしいリスクが
潜んでいるとは。
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はじめは(その独特な言い回しに)スムーズに読み進められなかったのですが、慣れてくると共にぐいぐいっと文中に引き込まれ、いつの間にか白鹿亭のカウンターに座りハリーの話に耳を傾ける事に。確かに傑作短編集です。
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復刻されてよかったですね。まだ最後まで読み切っていないのですが、みなさんも書いておられる「ノイズキャンセラー」の実用化。想像力って大切だなぁと感じ入るばかりです。
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楽しみにしていたショート・ストーリー。個人的にはハード系というよりはファンタジー系だと思うクラークのアイデア一本勝負の短編集。
ほぼ新品なのでカバーをつけて読むことにした。気合いを入れてクラーク節を堪能する。しかし、あまりに古いから新鮮味はない。自分に夢がなくなったのかなぁ。
作品は次の通り。「みなさんお静かに」「ビッグ・ゲーム・ハント」「特許出願中」「軍拡競争」「臨界量」「究極の旋律」「反戦主義者」「隣の人は何する人ぞ」「とにかく呑んべは」「海を掘った男」「尻ごみする蘭」「冷戦」「登ったものは」「眠れる美女」「アーミントルード・インチの窓外放擲」。
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科学をネタにした法螺話集。科学も皮肉も法螺話も登場人物も良い具合のいい加減さが魅力。一冊すべてが酔っ払いとの会話のようなものなので、自分も酔っ払いになれるか否か、また主人公?のオッサンを好きになれるか否かでも受ける印象が大きく変わるのではないか。
古い本なので、科学的内容に新鮮さや正確さを求めるなら他所の本を読む方が良い。完全に個人的な趣味の一冊。
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溢れ出るアイディアを書き留めて発表するために書かれたような本。物語はあってなきがごとしで、ただただアイディアが秀逸
海中から貴金属を回収する話とか、どんだけ時代を先取りしてるんだと思わされる
語り部が複数人欲しかったなーという勝手な希望で星4
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衛星通信システムは、アーサー・C・クラークの発案によるものとされていますが、なるほど、本書では、そういったクラークの科学者的な側面を知れる短編集です。
アイデア一辺倒だからこそ、気軽によめる面白さがあります。
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クラークのユーモアたっぷりの短編集
表紙 6点角田 純男
展開 6点1957年著作
文章 6点
内容 640点
合計 658点
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アシモフの黒後家蜘蛛の続篇でもとハヤカワの棚を見てたら、見付けた本。
浅田次郎さんの沙高樓綺譚もあったな。この本と同時代にはギャヴァガン亭綺譚と云う本もあったらしい。浅田次郎さんでは、ゲストが一人ずつ持ちネタを話す構成だったが、本書は科学者や小説家が集うバーで、もっぱらハリー・パーヴィスのお喋りが主役。内容は科学的ホラ話。
1957年刊行というから、60年前。幼年期の終わりの傍らで、クラーク先生、こんなのも書いてたんだ。
あまり奇想天外なのはない。嘘かホントか、微妙な処を狙ったのかな。今だったらもっと変な話になるかなとか、もっとスッキリするかなと思う処もあるけど、あまり古びてないのに感心した。
ところで、パーヴィスって何が専門の学者だったんだろうと思ったが、最後に量子力学の講義と!。
でも量子力学の話ってあったっけ。
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クラークが書くSF小咄集…と言っても宇宙に
出て行ったりはせず、元の意味のままの科学空想小咄かな。
ある意味星新一と同じようなジャンルかもだけど、もうちょっと技術よりかも。
面白かった。
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2019年7月9日読了。ロンドンの何処かにある「白鹿亭」で、ハリー・パーヴィスが常連の飲んだくれたちに向けて語るほら話とも世紀の大発見とも判別しかねる話の数々…。アーサー・C・クラークのSF短編集。小粋なSFほら話の数々がテンポよく・いかにもイギリスという感じのユーモアとウィットをきかして連打される雰囲気がたまらない。各話にはもっともらしいSF設定があるっぽい(肝心なところは「まあ、そんな感じよ」とぼかされるあたりもいかにも酒場のぐだぐだ話っぽい)ところもなんとも小憎らしく癪に障る感じで癖になる。有名長編ばかりでなく、うまい作家はやはりこういう小品もほんま面白いやね。
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「白鹿亭」に集まる~新聞記者、文学者、編集者と科学者、科学愛好家の素人衆の3つの職業分野に分かれる人たちの語るほら話、との前書き。
「尻込みする蘭」小柄な男は支配的な大柄な叔母が苦手。趣味の植物栽培で蘭が肉を食べるのを発見。これを叔母に使ったら?と思ったのだが、実は蘭は・・ 蘭にも性格があった。
「究極の旋律」科学者が組み合わせでヒット曲を作ったが頭が洗脳されてしまったが、音痴の助手は何ら影響がなかった。
上のふたつを読んだ。なにか文体と内容が入ってこなかった。
1957発表
1980.8.31発行 2008.6.30第8刷 図書館