サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1975
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 NV
  • サイズ:16cm/268p
  • 利用対象:一般
  • フィルムコート不可
文庫

紙の本

世界の小さな終末 (ハヤカワ文庫 NV)

著者 ロシュワルト (著),志摩 隆 (訳)

世界の小さな終末 (ハヤカワ文庫 NV)

税込 319 2pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

深刻な時ほどなぜか可笑しい場合はありませんか?

2006/04/01 00:03

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

PF(ポリティカル・フィクション)というジャンルの作品です。
このPFは「政治小説」と訳されますが、
「もし〜だったら?」という仮定を扱うことでSFにも分類されます。
「どらエモン」などに登場することがありますね。

物語はアメリカ海軍の原子力潜水艦“ライオン号”で始まります。
北極海で防衛任務についていたのですが、
副艦長のブラウン少佐が口論の末に艦長を殺してしまいました。
これが上層部に知られたら大変です。
「軍法裁判で死刑になってしまう!」
幸いにもライオン号は北極海の厚い氷の下に潜っている。
本国と連絡が取れるのは数ヶ月も先だ。
この間に対策を考え出さねば、、、。
あせったブラウン少佐が考え出したのは「海賊」でした。
潜水艦に積んである核ミサイルをネタにアメリカを脅すのだ。
といっても俗人のブラウン少佐ですから、大金と酒と女を
アメリカ海軍に用意させるだけなんですが、、、(笑

この後はブラウン少佐の要求がエスカレートしていくは、
政府関係者はオロオロするだけだは、
売名に利用しようとする女優は出てくるは、
真似して核ミサイル基地を乗っ取る救世主気取りの中佐が出るは、
ナチスの残党が核ミサイルを奪ってヨーロッパを脅すは、
あげくの果てに名前も知られぬアフリカの小国が、
核ミサイルを入手して米ソを相手に世界を要求するは、、、。

キューバ危機(知ってますよね?)の後、
世界的な核軍縮が進みますが実際はどうなんでしょうね?
核兵器の力を盾に世界へ要求する話は多いですね。
古くは「博士の異常な愛情」(「破滅への2時間」)、
マンガでは「沈黙の艦隊」などもそうでしょうか。
この作品では人類全体のことより身近なことしか頭に無い人間が
核兵器の力を手に入れてしまいます。
で、考えたことが「大金よこせ!、女よこせ!、酒よこせ!」
下世話ですねぇ(笑
各国政府も右往左往するだけで、なかなか笑えます。

このような深刻な話題をきっちりパロディに仕上げるのは、作者の力量を感じます。
作者のロシュワルト氏は1921年にポーランドに生まれています。
その後、イスラエルに移住しアメリカ、イスラエルなどで、
ジャーナリスト、社会学教授として活躍しています。
第2次大戦の最前線での経験やイスラエルでの生活などが
ユダヤ系の作家である彼に深く影響しているようです。
深刻な事態でも常にユーモアを忘れない。そんな感じがします。
大国の力の論理を端的に表しパロディにして考えさせられる。
そんな作品なので今の時代にこそ読んで欲しい作品なんですが、、、。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。