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  • カテゴリ:幼児
  • 発売日:1979/05/01
  • 出版社: 偕成社
  • サイズ:31cm/35p
  • 利用対象:幼児
  • ISBN:4-03-960040-1
絵本

紙の本

からすたろう

著者 やしま たろう (文・絵)

【絵本にっぽん賞特別賞(1979年)】【全米児童教育連盟最高賞(1955年)】【米国版画協会顕著進歩賞(1954〜55年度)】学校の教室では無視されていた少年。6年生にな...

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からすたろう

税込 1,980 18pt

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商品説明

【絵本にっぽん賞特別賞(1979年)】【全米児童教育連盟最高賞(1955年)】【米国版画協会顕著進歩賞(1954〜55年度)】学校の教室では無視されていた少年。6年生になり、うけもちになったいそべ先生は、少年が山いもや花のことをよく知っているのでかんしんしました。在米の作者による、発表から四半世紀たって絵に加筆した日本版。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー42件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (18件)
  • 星 4 (9件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

人の手による絵の味わい

2008/12/11 22:53

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

すえもりブックスの末盛千枝子さんがご講演の際に、
「ちびはディスレクシアなのではないか。この本に勇気付けられた」と
紹介してくださったことをきっかけに手に取った本です。

この本は、1955年にアメリカで"Crow Boy"として出版され、
1956年にコルデコット賞の次席を受賞しています。
日本では1979年に出版されました。
私の手元にあるのは、2007年8月58刷です。

大きさも大判なら、絵もダイナミックさと繊細さが
同居したような画風で、特徴的です。

建物はものさしで線を引いたかのようにぴっちりしていて、
自然も色とりどりに描かれているのに、
人の顔は、どことなくぼんやりと描かれています。

もしかすると、これはちびが見ていた風景なのかもしれません。

ちびは、学校に上がった初めての日、こわくて床下に隠れます。

先生のことも怖くて何も覚えられないし、
クラスの誰とも友達になりません。

勉強の時間も休み時間もひとりぼっち。

そのうちちびはやぶにらみの目をするようになりました。

そうすれば見たくないものは何も見なくてすむから。

絵も黒板の文字は友達や先生が二重になって描かれています。

もしかすると、彼には最初からこう見えていたのかも。

大判の絵本は、1ページを大きく使うこともできれば、
コマを割ることもできます。

ページごとに1枚の使い方が斬新に変わっていくのが面白いです。

ちびは人以外のものは細やかに見ています。細やかに聞いています。

天井、机、友達の服のつぎはぎ、窓の外の景色、昆虫・・・。

勉強も苦手、友達もいないけれども、ちびは毎日学校に来続けました。

自分なりの楽しさを見つけていたのでしょう。

ちびが6年生になったときにやってきた、
いそべ先生は、ちびのいいところを見出します。

いそべ先生が来てからの絵は、鮮やかさが増して見えます。

丘も山芋も花壇も、ちびの描いた絵も。

ちびの心象風景が少し変わったのではないでしょうか。

そして・・・。

ちびが学芸会の舞台に立った日、
この大きな本は、見開き丸ごとを使います。

自分も観客になったようです。

烏のなきごえの演目を表現したページは、音が感じられます。

すべての絵の中でもっとも繊細に描かれた烏は、確かに鳴いているのです。

演目のクライマックスには、もっとも美しい絵がありました。

ここにあるのは静寂。

鮮やかに描かれた部分とぼんやりした部分があるのが、写真とは違う、
人の手による絵の味であり、美しさなのですね。

全部きれいに描かれた写真にならなくてもいいから、
どこか味のある人になれたら、それで覚えてもらえたら、
幸せなのかもしれないな。

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紙の本

からす

2020/03/13 11:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんとも不思議な話でした。みんなからバカにされても学校を1日も休まずには通い続けた主人公。その男の子の良い面をしっかりと、見ていた先生にじんわりと感動しました。

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紙の本

恩師にささげた絵本の名作

2018/11/11 08:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この絵本の、日本での初版は1979年だが、元々はアメリカで『CROW BOY』として1955年に出版されています。
 作者のやしまたろう氏は1908年に鹿児島で生まれたれっきとした日本人です。
 日米開戦が起こる前、1939年にアメリカに渡って、そこで絵画や絵本創作の活動をしていました。
 やしま氏のそんな絵本がアメリカから遅れること24年、日本で出版されることになった時、やしま氏はどんな感慨をもったことでしょう。
 日本版の絵本には、つまり1979年3月12日と日付の入ったやしま氏の献辞がついています。
 献辞には、この絵本を二人の恩師にささげる、とあります。

 この絵本の主人公、後半に「からすたろう」と呼ばれるようになる少年は村の小学校にはじめてはいった頃からしばらく級友たちから「ちび」と馬鹿にされ、のけものになっていました。
 少年にとってつらい学校生活が5年も続いて、6年生になった時担任の先生が変わります。新しい先生は少年にやさしく、少年の長所もたくさん見つけてくれました。
 そして、その年の学芸会の日、先生は少年にも時間を与えます。
 少年が演じたのは「烏のナキゴエ」。
 少年は実に見事に烏の鳴き声を演じました。
 何故少年が「からすたろう」と呼ばれるようになったか、もうおわかりでしょう。
 このなきごえを聞いた級友も大人たちも、少年を馬鹿にはしなくなったのです。

 人には個性があります。その個性は特に隠れたままの時もあります。
 それを見つけ出してくれる人こそ先生なのかもしれません。
 おそらくやしま氏にも、少年の担任となったような先生がいたのでしょう。
 だから、この絵本の日本版に恩師への献辞を書いたのだと思います。

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紙の本

地味な絵本ですが凄く感動します。

2016/03/12 21:10

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔話っぽい絵だけど現代に通じる話です。
誰にも相手にされない児童の長所を見つけ伸ばすように導く教師。
自分を認めてくれる大人の存在でやり遂げる喜びを知る児童。
次第に周りから一目置かれる存在になります。
ちょっと絵が薄気味悪くて手に取りづらい絵本ですが感動する素晴らしい本です。

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紙の本

いろいろな人がいていい

2023/12/06 09:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

学校で皆と上手く付き合い、勉強ができればいいのか?
馴染めない子がいてもいい。その子の世界を邪魔する権利はどこにもない。いじめる、からかうなんてもってのほか。その子もちゃんと生きているんです。そういう子ほど、世界をよーく見ていたりするものです。

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紙の本

意外

2018/10/30 10:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルと絵のテイストで少しこわいかなと思っていたのですが、学校でのお話でした。
じーんと、感動するお話です。

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紙の本

教師とは何をする職業なのかを誇り高く宣言した名作!

2000/09/01 16:52

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤木かん子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の作者、八島太郎は一種の伝説の人物です。戦前夫婦ともども特高に捕まって拷問された後、アメリカに逃げのび、そこで絵本作家になりましたが、描くものはほとんど自分の子どもだった頃、の懐かしい懐かしい日本の田舎、自分が育った村のことでした。
 そのあたりの詳しい話が知りたい人は「八月の太陽に」(品文社)をお読み下さい。(ちなみにハリウッド・スターの“マコ”は八島太郎さんの息子さんです。)

 この「からすたろう」は6年間せっせと学校に通っていたのに何も覚えられないちび、という少年の物語です。

 ちびはいつもにこにこしていましたが、内心悲しかっただろうと思います。でも気がいいのでそんなこと、思いつかない。まわりの子どもたちも子どもなのでそんなふうに気がまわらない。というわけでなんとなくみんなで無視したりバカにしたりしてたところへやってきた新任の先生は、ちびをバカにしなかった・・。
 ちびの書いた読めない習字もまんなかにはりだしたし、放課後もよく話をしてちびが動植物にとても詳しいことを知りました。
 そうして学芸会のとき、小さい村ですから村の人のほとんどが見に来ます、ちびはからすの鳴きまねをしたのです。
 全員が驚きました。なぜならちびは子どもを呼んでいる母ガラスやそのほかのからすの鳴きまねをみんながそのからすが何をいっているのかわかるくらい上手にしたからです。
 大人も子どもも、ちびが通ってくる遠い山道を思い浮かべ、みんなにきにもとめてもらえないのに雨の日も風の日も通っていたちびのことを初めて意識してハッとしたのです。
 その教師は村の中にちびのいる居場所を作ったのです。一生、彼の幸福の土台となる居場所を。

 人を幸福にするのも、不幸にするのも人なのです。

 この本は八島氏が小学生の時にやってこられた二人の教師に献げられています。

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2005/04/28 21:48

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2005/06/14 13:17

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2006/06/25 19:00

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