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- カテゴリ:幼児
- 発売日:1974/10/27
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:26cm/1冊
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-8340-0436-8
紙の本
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ イギリスの絵本)
著者 レイモンド・ブリッグズ (さく・え),すがはら ひろくに (やく)
狭い煙突の通路に文句をいいながら、プレゼントを配達して歩くサンタのおじいさん。ほんとはちょっと気むずかしやで寒がりなんです。【本の内容】
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ イギリスの絵本)
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レイモンド・ブリッグズ
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著者/著名人のレビュー
クリスマス絵本といえ...
ジュンク堂
クリスマス絵本といえば、わくわくするようなたのしい雰囲気で描かれているのに、この表紙の「さむがりやのサンタ」に笑顔はない。これは遊びではないのだと、まさに仕事の顔になっているのがとても魅力的です。
朝起きてから、仕事を終えて夜ベッドに入るまでの一日がひとつひとつ細かく描かれているので、いろいろな発見があります。その中でも、サンタさんのふてくされた表情やセリフは必見です。
「ちぇ・・まったく…」「うんざりだよ!」とぶつぶつ文句を言いながらも、きっちりと仕事をこなすサンタさんを見ているとなんだが憎めないのです。
子供だけでなく、大人も楽しめて何度も読み返したくなる一冊。
(住吉店 児童書担当)
書店員レビュー
サンタさん絵本の代表作といえば、きっとこの本もその1つではないでしょうか。
ジュンク堂書店三宮店さん
サンタさん絵本の代表作といえば、きっとこの本もその1つではないでしょうか。初版から38年、親子2代…もしかしたら3代?、大人にも子どもにも大人気の1冊です。
それにしてもこのサンタさん、他のサンタさんとは少し違って、あんまり笑顔じゃないんです。どうしてなんでしょう??読んでいくと、ちょっとずつ分かってきます。時には、サンタらしからぬ(?)発言も飛び出しますが、でも、ちゃあんと優しいところもあるんですよ。
さぁ、今年のクリスマスは、この本のサンタさんの1日をちょっとのぞかせて頂きながら、「職業・サンタ」の1年で1番忙しい日を応援してみませんか?
でも、読みふけりすぎての、クリスマスイブの夜更かしには、くれぐれもご注意くださいね。
営業事務:Mana
紙の本
サンタさんの生活
2005/12/16 10:03
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つな - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうですか!この表紙の赤い丸い鼻、もっさりとしたひげ、つぶらな(?)丸い点のような目。この表紙は、熱い紅茶を入れた水筒持って、サンドイッチのお弁当持って、着膨れてクリスマスのプレゼントの配達に向かうサンタさんの図。
サンタだからといって、冬や雪、寒い所が好きだとは限らない。「おやおや、ゆきかい」、「ふゆはいやだよ まったく!」とぼやくサンタが居たっていい。
プレゼントを皆の所に届けるのは、とっても大変!「えんとつなんて なけりゃいいのに!」だし、「すすだらけになっちまった」とぼやくのもむべなるかな。
そうそう、そしてこのサンタさんに感謝の気持ちを表すのならば、ジュースを置いておくよりも、パパのお酒を置いて飲んで貰うほうが良さそう。凍えた体もあったまるしね。
動物の世話をするところ(トナカイ含む)、日常の細かい仕草、ぼやきながらも頑張ってプレゼントを配達するところなどが、細かいコマや、時には見開きの二ページを使って、細部まで丁寧に描き込まれている。クリスマス前にはいつも読みたくなる、子供の頃から大好きな絵本。
紙の本
クリスマスプレゼントが届きます!
2009/12/16 08:01
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さむがりやのサンタクロースさん!
サンタクロースの一日が、マンガタッチで描かれています。
朝起きるところから、そりに乗ってクリスマスプレゼントを配るところ、それから夜寝るまで。
ふとっちょのサンタクロースさんはたいそうさむがりで、あったかそうな靴下や下着などなど、たくさんたくさん着こんでいるのですよ。
そうして一人暮らしのサンタクロースさんは、一緒に住んでいる猫や犬に餌をやったり、自分ひとりの食卓を美味しそうに整えたりと…と、ぶつぶつと独り言を言いながらも、なんだかとても楽しそうに暮らしています。
さて、サンタクロースが大活躍する12月24日!プレゼントがいっぱい入った袋を抱えて、そりに乗ってさむがりやのサンタクロースは出かけていきます…。
そうそう、サンタクロースさんにもクリスマスプレゼントが届くのですよ!
何が届くかは絵本を見てのお楽しみ!
紙の本
読み継がれるクリスマスの絵本
2010/12/24 08:13
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供として読む。親になって子供と一緒に読む。孫と一緒に読む。また、その子とともに読む。絵本は、そういう読み方ができる貴重な出版物です。
電子書籍がどんなに普及しても、絵本は紙の出版物として、これからも世代を超えて、受け継がれていくと思います。
『さむがりやのサンタ』はそんな一冊といっていいでしょう。
奥付をみると、1974年発行とありますから、もう30年以上も前に出版された絵本です。
私も娘たちと一緒に読んだことがあります。娘たちは、そのあとも何度も読んでいました。
娘たちが幼い頃頭になかに描いていたサンタクロースは、きっとこの「さむがりやのサンタ」のイメージだったのではないかと思います。
恰幅がよく、真っ白なヒゲで顔じゅうつつまれて、赤いまん丸な鼻をして、真っ赤なコートを着た「FATHER」。(この本の原題は『FATHER CHRISTMAS』。それを『さむがりやのサンタ』とした訳者と出版社のセンスが光ります)
サンタさんはとっても寒い国にいるのに、この絵本のサンタさんはとても寒がり。いつも「はやくなつにならんかねえ」と思っています。そのあたりが子供たちには面白いのでしょう。
それに一晩中かけて、子供たちにプレゼントを配ってまわるサンタさんの苦労も愉快に描かれています。
こういう絵本を読めば、サンタさんが来てくれると、誰もが思います。「早く寝ないと、サンタさん、来ないわよ」というママの声が聞こえそうです。
こうして、一冊の絵本は読み継がれていきます。
子供たちがおとなになって手にし、そして子供たちと一緒にまた読む。
サンタクロースはいるんだって信じてたあの頃のことを、ちょっとばかりは思い出せるかもしれません。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。
紙の本
サンタなのに!!
2004/11/12 19:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Gchan - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃よりもちょっとモノが分かるようになると、また違った面白さが見えてくると思います。大人になって「今、一番好きな絵本は?」と聞かれたら、間違いなくこれをあげます。
ちょっと毒のあるサンタさんです。
サンタなのに寒いのかよ!
サンタなのにクリスマス嫌いかよ! みたいな。
だけど、イメージの中にある“頑固爺さん”という感じで憎めないんですよね。
「日本なんか遠いから行きゃしないよ」と言いながらも来てくれそうですが、そのときにはキッチンのテーブルの上にはバーボンとかウィスキーにグラスを添えて並べて置きましょうね。くれるプレゼントより高くつきそうですけどね。
紙の本
自立した老人
2003/07/09 12:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitch - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本との付き合いはとても長い。 それは私が昔まだ小学生だった頃何度も読み返していた愛読書だったのだから。 家の中の細部にわたる描写が魅力的な絵と、マンガのコマ割ですすんでいく楽しい展開が非常に新鮮で、大のお気に入りだったことを覚えている。
やがて母となり、自分の子どももこの絵本が楽しめる年齢となって今ふたたび手にとってみても、やっぱりとても楽しめる絵本なのだ。
このサンタのおじいさん、とても個性的な人物で、幼い頃なんとなく想像していた「やさしく子ども好きで鷹揚とした人のいいおじいさん」といったイメージを塗り替えてしまうほどくせのある性格なのだ。
まず、このおじいさん、好き嫌いがたいへんはっきりしている。 夏と暖かい場所とお酒と紅茶と旅行が大好きで、冬と寒い場所が大嫌い。 部屋のあちこちに南の島のポスターが貼ってあり、「冬はいやだよ、まったく」なんて朝からぶつぶつつぶやきながらクリスマスの仕事の用意なんてしているのだ。
ブリッグズのこの絵本はずっと世界中でロングセラーを誇っているという。
その秘密はやはり絵の美しさとサンタのキャラクターの魅力に他ならないのだが、何度も読み返しているうちに愛され続けてきた秘密をまた発見した気がする。
このおじいさん、一人暮らしをしていても、きれいに片付けられた部屋に住み、身なりもこざっぱりしている。 誰も見ていないのにきちんと自分ひとりのために料理をし、テーブルもセットする。 1人だし面倒だから鍋から直接食べよう、なんてことはきっと彼の美学に反するに違いない。
世界中の子どもたちにプレゼントを配る大仕事を終えたイブの日も、家ではきちんといつも通りの生活習慣を守っている。
入浴剤を入れたおふろでさっぱりしたあとは、誰に見られてもはずかしくない格好に着替え、クリスマスのための特別なごちそうを作り、数種類のリッカーを並べた豪勢な食卓をひとりで囲む。
寝る前には 「やっかいなボタンだよ」と文句をいいながらもちゃんとパジャマに着替えるし、牛乳の空き瓶を外に出して戸締りも忘れない。
そう、このサンタクロースはしっかりと自立したおじいさんなのだ。
自分のことは自分でやり、人には迷惑をかけない。 毎日の生活をきちんと送っていて仕事にも忠実な人だからこそ、多少文句たれ屋であっても、小憎らしいことを言ったとしても(もらったプレゼントにけちをつけたり) それが許されて受け入れられてしまうのだと思う。
「えんとつなんて なけりゃいいのに」と言い、用意されたジュースを、「ふん なんだジュースかい」なんてケチをつけたとしてもちっともイヤなじいさん、なんて印象をもたせない。
自分だけの楽しみを持った、生活の基本動作を怠らない自立したおじいさん。 ホント面白いサンタクロースだと思う。
紙の本
サンタさんは穏やかとは限らない
2023/11/19 09:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなりの気難し屋のサンタさんでした。あれこれと文句と言いながらもクリスマスの仕事をします。それがちょっとおかしいです。微笑ましい。
紙の本
サンタクロースの季節だ!
2020/12/11 14:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ、コロナで一年が過ぎた。
感染者の数字に一喜一憂しながらも季節は確実に移ろい、初冬師走を迎えた。
クリスマスの季節である。
忘年会もクリスマスパーティーも望むべくもない今年のクリスマスシーズンだが、長い人生の中で、こんな年もあってもいいのかもしれない。
大切な仲間と年忘れが出来ないのなら、自宅で家族であるいはひとりでのんびりクリスマスを祝うのが乙でしょう。
そのお供にお勧めなのが、この「寒がりやのサンタさん」。
原題は「ファーザークリスマス」という。
英語でサンタクロースはファーザークリスマスというのが正しいのでズバリそのままの題名。
わかりやすい。
作者のレイモンド・ブリッグスはイギリスの有名な絵本作家。
「スノーマン」とともに人気のある本作品だが、「風に吹かれて」という反核兵器をテーマにした社会性の強いメッセージも発信している。
さて、本作品だが、サンタクロースの夏休みに始まり、クリスマスのプレゼント配達までをドキュメンタリータッチで描いてあり、面白い。
サンタクロースの存在を疑う子供たちや、信じることに疲れた大人たちに格好のプレゼントにもなるだろう。
冬はクリスマスに始まり、大晦日、正月とせわしなく楽しい行事が目白押しとなり楽しい季節だが。
今年はゆっくりお家で過ごすのもいいかも知れない。
そんな気になれる楽しい一冊である。
紙の本
サンタさんなのに
2018/12/15 19:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えびまもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きなおなかにまっしろなおひげ、あたたかい笑顔のサンタさん。
・・・という「やさしいサンタのおじいさん」像を覆す絵本です!
寒くて外に出るのが億劫なサンタさんの、12月24日の1日のできごとが丁寧に綴られています。
漫画のようで、子供も珍しいつくりの絵本に見入っていました。
もしかしたらサンタさんへの憧れを裏切ってしまうかもしれないけど、人間味あふれるサンタさんに我が家ではより親しみがわきました。
紙の本
シニカルな
2018/10/20 16:04
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
サンタクロースのイメージをちょっと変えるようなお話。
人間味のあるサンタさんがユーモアたっぷりで面白いですけどねー。
紙の本
サンタサン
2016/03/26 18:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寒がりやさんなサンタサンの生活がいとおしい、サンタサンの普段の生活なんて考えもしなかったけど、普通のおじいさんみたいで、ほのぼのいじらしくて大好きです。
紙の本
サンタの仕事は大変なんです
2000/07/31 22:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かいかい - この投稿者のレビュー一覧を見る
寒いのが大きらいなサンタクロースに、年に一度の大仕事の日がやってきました。ぶつぶつ文句をいいながらも、世界中の子供達にプレゼントを配るサンタクロース。雪や嵐にめげそうになったり、自分がもらったプレゼントに文句を言ったりするサンタクロースは、どこにでもいるおじいちゃんといった印象を受けます。サンタクロースのために、子どもたちが食べ物や飲物を用意しているのも楽しいです。サンタクロースという仕事が、現実の仕事の一つとして本当にあるように思わせてくれるお話です。
ブリッグズは、この作品で2度目のケイト・グリーナウェイ賞を受賞しています。1度目は、"Mother Goose Treasury"(1966年 未訳)。
他に『スノーマン』、『サンタのなつやすみ』、『くまさん』など多数の作品があります。
紙の本
サンタクロースの気持ちを考える事が大切
2024/04/25 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サンタクロースという雪の中行動する立場の人が寒がりで行動に苦労する中で
プレゼントを届けるサンタをやっている喜びや生きがいは何かどんな人か
考えることが出来る一冊。
紙の本
へそ」まがりのサンタさん
2022/01/09 13:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供心に、どうしてこんな風にへそまがりなんだろうと思いました。どこから思いつくのだろう。身の周りの人からだろうか。雪の降る所の、道端の、雪かきをした土付きの雪のような色合い。夜の暗さ、家の中という空間、ソファーの手触りが伝わってくるようで、なんだか少し大人の世界。
紙の本
キャラクター
2017/03/16 12:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
さむがりって・・・。でも、そこがいい。優しい、印象のサンタさん。イラストからもみてとれる。サンタさんのキャラクターがとてもいい。ほっこりした気分になれます。
紙の本
クリスマスの定番
2016/02/16 22:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年、クリスマスが近づいてくると開く本です。柔らいタッチの絵が、やさしいサンタさんのイメージにぴったり。心が暖かくなります。