「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
葛城と古代国家 (講談社学術文庫)
著者 門脇 禎二 (著)
統一王朝大和朝廷が成立する以前、大和には倭国(やまとのくに)と葛城国(かづらきのくに)が存在していた。百済からの渡来人、蘇我氏とその一族が定着した地、海外の新文化の流入路...
葛城と古代国家 (講談社学術文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
統一王朝大和朝廷が成立する以前、大和には倭国(やまとのくに)と葛城国(かづらきのくに)が存在していた。百済からの渡来人、蘇我氏とその一族が定着した地、海外の新文化の流入路で数多くの古墳が残る葛城は、どのような国だったのだろうか。考古学の成果と諸史料の綿密な検討によって、その支配の実態と大和との関係を系統的に解明する。
《付》河内王朝論批判【商品解説】
目次
- 1 「倭国」と「葛城国」
- 2 西方からの息吹
- 3 葛城の垂見宿禰
- 4 首長墓の出現──馬見丘陵の古墳──
- 5 ソツヒコと葛城首長家の系流
- 6 葛城首長家の支配体制──葛城の古墳──
- 7 葛城と河内──河内王朝(政権)論批判──
- 8 葛城首長家の滅亡
- 9 葛城の変貌
- 10 葛城の天皇陵
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
我が国の古代国家「葛城国」について丁寧に解説した書です!
2020/04/08 08:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国における最初の統一王朝と言われる大和朝廷が起こる以前に存在していた葛城国について書かれた書です。同書では、当時、朝鮮半島の百済からの渡米人がたびたびやって来た土地として、また蘇我氏とその一族が定着した土地として、葛城国とはどういう国であったのかを、膨大な古代資料を読み返して、解説してくれます。内容構成も、「1 倭国と葛城国」、「2 西方からの息吹」、「3 葛城の垂見宿禰」、「4 首長墓の出現」、「5 ソツヒコと葛城首長家の系流」、「6 葛城首長家の支配体制」、「7 葛城と河内」、「8 葛城首長家の滅亡」、「9 葛城の変貌」、「10 葛城の天皇陵」という興味深いものとなっています。ぜひとも、同書を読んで、私たちが知らなかった古代国家「葛城国」について学んでみては如何でしょうか。
紙の本
蘇我氏渡来人説
2024/01/21 23:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一番心に残ったのは蘇我氏渡来人説でしょうか?他の研究者はこれをどう評価しているのか気になるところです。
あとは王朝交代論の話とかも興味深かった。交代って言っているけど、そんなことある?ていいう趣旨なのですが、やはり記紀の世界はどこまで信じるか、難しいので何とも言えませんね。