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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.4
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/490p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-15304-6
文庫

紙の本

新生の街 (創元推理文庫)

著者 S.J.ローザン (著),直良 和美 (訳)

新生の街 (創元推理文庫)

税込 946 8pt

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

待望のリディア復帰

2001/10/29 16:12

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すか  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一作品ごとにリディアとビルで主人公が入れ代わる作品の3作目。女探偵のリディア主人公の作品です。女性ゆえに危ない仕事だと世話を焼かれがちですが、アメリカの女探偵みたくきりきりせずにしなやかにものごとをすり抜けていく彼女はとっても魅力的。ビルとの息のあったコンビも最高です。

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紙の本

シリーズ3作目

2005/04/15 08:13

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

中国系の女性リディア・チンと白人男性ビル・スミスのシリーズ3作目。
ファッションデザイナーの盗難事件を引き受けたものの、それをネタに強請られ、お金を巻き上げられてしまうリィデア。口うるさい母親や、いつまでたっても子供扱いする兄の心配をよそに、汚名返上・名誉挽回とばかりにファッション業界を探りまわるリディアの姿が健気でかわいくてよい。勝気なリディアを心配しながらも、一人前のプロとして扱い、決めるところはビシッと決めるビルも存在感を出している。
二人は共に私立探偵、別々に事務所を構えているが、人手が足りないときには協力し合っているという間柄。なのだが、お互いに憎からず思っている。しかし、なかなか発展しない。まだ親密とまではいかないが、とても仲のよい頼りになる仕事仲間といった感じ。
このシリーズ、リディアとビルが一作ごとに交互に語り手になるため、お互いをどう思っているのかがわかります。今回はリディアが語り手、探偵としてのプライド、自分の生まれ、アジア的な家族・親戚つきあいなどのため、ビルに対して今ひとつ消極的。今後、二人のお互いを思う気持ちがどう変わっていくのか、二人の関係がどうなっていくのかも、シリーズを通して読む楽しみの一つです。

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2005/11/08 22:05

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2010/01/08 11:44

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2014/03/10 22:09

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2012/09/20 23:25

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2022/10/16 07:42

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2023/12/30 11:37

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