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商品説明
空軍力をめぐるアジアの戦略環境を踏まえ、作戦機を中心とする空軍戦力の実態、その運用のための防空など総合的に中国空軍の戦力の実態を分析し、21世紀の中国空軍がアジア地域の安全保障環境に及ぼす影響を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
茅原 郁生
- 略歴
- 〈茅原郁生〉1938年山口県生まれ。陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程修了。防衛庁防衛研究所第二研究部長等を経て、現在、拓殖大学国際開発学部教授。著書に「安全保障から見た中国」など。
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紙の本
中国の空軍力の分析
2015/09/08 21:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文献収集や現地見学などを行って中国の空軍力の分析を行っている本です。
中国の海洋進出が注目されていますが、中国の空軍力を単著で解説している本は日本では意外と見当たらないので貴重ですが、情報がかなり古くなっているので改訂版の出版が望まれます。
紙の本
「アジア最大の軍事大国、中国の空軍と装備を探る」
2000/12/15 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青木謙知 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1990年代にロシアや東欧諸国では、軍に関するものも含めた情報公開が進んだが、それから10年を経過してもアジアには大きな変化はない。特に中国、朝鮮民主主義人民共和国の軍に関する公開情報は、極めて少なく、その実体は秘密のベールに包まれている。
ただ中国には、いくつかの航空・軍事雑誌があり、また航空産業や空軍に関する書物も発行されているから、ある程度の情報は得られる。しかし継続して情報をアップデートし、また最新の情報を集めようとするとなかなか難しい。
本書は中国空軍について、歴史、現況、装備などをそれぞれ章立てして、多角的な分析を行なっている。中国空軍に関して、これだけ体系的かつ詳細に記されて、日本語で読める唯一の本であろう。また可能な限り、発行時までの最新情報が盛り込まれている。ただ、軍隊にしても装備にしても、生き物と同じで常に変わっていくものであるから、数年ごとに改訂版が出されるとありがたい。また本書では、各章に出展を明記した脚注があり、これも研究者には嬉しいものだ。巻末の資料編も、充実している。
中国の空軍と航空に関心を持っている向きは、一読しておくべき書である。
(青木謙知/航空・軍事評論家)