「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/04/17
- 出版社: フリースタイル
- サイズ:19cm/332p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-939138-60-7
紙の本
黄色い部屋はいかに改装されたか? 増補版
各界のクリエイターに多大な影響を与えた、1975年刊のミステリ評論に、佐野洋との間で交された「名探偵論争」「加田伶太郎全集・解説」「安吾流探偵術」などの評論を追加収録した...
黄色い部屋はいかに改装されたか? 増補版
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
各界のクリエイターに多大な影響を与えた、1975年刊のミステリ評論に、佐野洋との間で交された「名探偵論争」「加田伶太郎全集・解説」「安吾流探偵術」などの評論を追加収録した増補版。〔初版:晶文社 1975年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
都筑 道夫
- 略歴
- 〈都筑道夫〉昭和4年東京生まれ。著書に「推理作家の出来るまで」「都筑道夫のポケミス全解説」「都筑道夫の読ホリデイ」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
黄色い部屋はいかに改装されたか?増補版
2015/10/27 00:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:naoto - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるパズラー、本格推理小説といわれるものに対する評論集。特に、モダン・ディテクティブ・ストーリーと都筑氏が規定する小説を論じる手さばきはすばらしい。クリスティの「ABC殺人事件」における、ダミーの被害者、あるいは横溝正史「悪魔の手毬唄」のなかなか表面化しない「見立て」に対して、どうして犯人は、このような方法をとったのか、その必然的な理由が必要だ、とする論旨は明快。実作者としてはハードルが高くなる条件を、あえて打ち出して、その方法論を明らかにしていくのは、痛快。増補版で、さらに佐野洋氏との論争や、その他の機会に書かれたエッセイもくわえられて、読みがいのあるエッセイ。