「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/02/28
- 出版社: クオン
- サイズ:15×21cm/101p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-910214-31-3
紙の本
月の光がクジラの背中を洗うとき 48カ国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌
著者 四元 康祐 (ほか著),四元 康祐 (訳),キム サイン (ほか著),吉川 凪 (訳),イオアナ・モルプルゴ (編)
新型コロナが人と人を隔てた時、世界各国の詩人100名が短い詩をEメールでリレーして1篇の長詩を完成させ、韓国の詩人8名が返歌でそれに答えた−。孤独の壁を貫く言葉を収めた詩...
月の光がクジラの背中を洗うとき 48カ国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
新型コロナが人と人を隔てた時、世界各国の詩人100名が短い詩をEメールでリレーして1篇の長詩を完成させ、韓国の詩人8名が返歌でそれに答えた−。孤独の壁を貫く言葉を収めた詩集。企画者モルプルゴとの一問一答も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
5つの大陸と7つの海を越えて孤独の壁を貫く、詩のことば
世界中でロックダウンが始まった頃、世界各地の詩人100人が短い連をメールでリレーしながら紡いだ一篇の長詩。
<自主隔離>をテーマにしたその長詩を、韓国の詩人たちから寄せられた8篇の返歌とともに、日本語と英語の2言語で掲載。
収録作より
「礼儀作法について。夢に見た。何度も何度も
友人や見知らぬ人の手から慌てて自分の手を引っこめる
握手禁止の決まりをうっかり忘れて
眼が覚めても手のひらにほんのりと残っている
人肌に触れた感覚、恥ずかしくて
忘れてしまいたい昔の失敗の記憶のようにの中に」
シオン〔アイスランド・レイキャビク〕
「一人でいると夢だったものが
一緒にいると希望になった
夢は会うことを夢見て
希望は孤独死しない
希望に満ちた夢 夢みたいな希望」
オ・ウン 〔ソウル〕
プロジェクトを企画したイオアナ・モルプルゴから日本の読者へのメッセージ
「精神的な休息を必要とするとき、この世界から逃げこんでゆくことのできる秘密のシェルターのような場所が、私たちひとりひとりにとって必要です。今回の連歌に参加した百人の詩人すべてにとっては、それを書くという行為そのものが、まさにそういう場所として機能しました。今完成したそれを読むことが、あなたにとっても秘密の「隠れ家」となりますように」【商品解説】
目次
- まえがき 四元康祐
- 巻頭詩 ハーフィズ
- 第一部 月の光が鯨の背中を洗うとき
- 第二部 韓国から寄せられた八つの返歌
- 巻末詩 シレジウス
- イオアナ・モルプルゴとの一問一答
- 訳者あとがき
- - 百八枚の羽 吉川凪
- - チョウゲンボウを追って 四元康祐
著者紹介
四元 康祐
- 略歴
- 作家、社会研究者。
1980年、ルーマニア生まれ。現在はイギリスで活動中。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む