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商品説明
目に見えない地下深部の活動はどうなっているのだろうか? 地震観測結果から見えてきた「地震発生のメカニズム」を明らかにする。内陸地震の解明に挑む研究現場からの報告。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
目次
2011/05/02 17:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビーケーワン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まえがきに代えて-1995年1月18日未明になって気づいたこと-
第1章 水平断層仮説の誕生-長野県西部地震の発生機構-
○極微小地震をもっと知るために
〔用語解説1〕地震と断層
〔用語解説2〕マグニチュード
○大きな地震はなぜ大きいのか?
○長野県西部におけるプロジェクトの開始
○正断層すべりを示唆するデータ
〔用語解説3〕応力とは?
○正断層的なすべりはどうして起こったか?
第2章 水平断層仮説と兵庫県南部地震
○近畿地方の地震活動
〔用語解説4〕ひずみ
○阪神・淡路大震災の翌朝に
〔用語解説5〕地震の読み取り
○S波の反射面
○兵庫県南部地震の発生過程
○1995年1月18日のその後-兵庫県南部地震に関する調査-
第3章 内陸地震はなぜ起こるのか?
○何が問題なのか?
○不都合なこと
〔用語解説6〕粘性とは?
○マントルは流動する
○プレート境界断層の摩擦力
○問題は解決していない
第4章 内陸地震の発生と下部地殻
○つくばと阿武山
○断層の深部延長でのゆっくりすべり
〔用語解説7〕下部地殻とは?
○内陸地震の断層の深部延長
○深部延長のすべりの加速
○地殻の強度プロファイル
○下部地殻は弱いか?
○ジェリーサンドイッチモデル
○下部地殻の粘性
第5章 内陸域震源断層深部すべり過程のモデル化
○科学技術振興調整費
○新潟-神戸歪集中帯
○水のために弱くなった下部地殻
○ミクロなプロセスとの関係
○強度プロファィルモデルの改訂
第6章 内陸地震の発生過程に関する定量的なモデル
○地震研究所・防災研究所
○上部地殻が薄いモデル
○応力境界条件
○脆性-塑性相互作用モデル
○モデルが予測すること
○長期間においては応力境界条件
第7章 鳥取県西部地震
○得られたモデルの検証
○防災研究所で有感
○特別な地震
○合同観測の成果
○断層に働く応力と断層の強度の推定
〔用語解説8〕地震のメカニズム解
〔用語解説9〕P軸・T軸
〔用語解説10〕応力インバージョン
○鳥取県西部地震の断層の強度
○残されていたデータ
○得られた結果は何を意味しているのか?
第8章 続発する内陸地震
○活発化している内陸地震活動
○新潟県中越地震
○余震観測点の設置
○お椀型の余震分布
○余震域中央部直下に原因がある?
○お椀型の余震分布は普遍的か?
○余震観測の継続
あとがき
参考文献
索 引
【著者略歴】
飯尾 能久(いいお よしひさ)
1958年 兵庫県に生まれる
1980年 京都大学理学部卒業
1982年 京都大学大学院修士課程修了
1983年7月-1990年5月 京都大学理学部助手
1986年 京都大学理学博士
1990年6月-1993年3月 京都大学防災研究所助手
1993年4月-1996年6月 (独)防災科学技術研究所主任研究官
1996年7月-2000年3月 (独)防災科学技術研究所研究室長
2000年4月-2002年8月 東京大学地震研究所助教授
2002年9月-2007年3月 京都大学防災研究所助教授
現在 京都大学防災研究所教授
(地震予知研究センター・内陸地震研究分野)
京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻教員を兼任
専攻 地震学