「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
環境土壌学の第一人者が、土壌汚染問題の基本情報として、福島第一原発大事故の経緯と放射性核種の排出、かつて行われた大気圏内爆発実験による日本の土壌・作物汚染、チェルノブイリ原発事故の環境影響について解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
東日本大震災にともなう福島第一原発大事故は,大量の放射性核種,特にヨウ素-131と放射性セシウム(セシウム-134と-137)を大気と海に放出した.ストロンチウム-90の放出もあった.
日本には以前米国等による大気圏内核爆発実験によって放射性核種が降り注ぎ,土壌や農作物を汚染したが,今回の汚染の程度はその時の数千倍,数万倍であり,日本人が今まで経験したことのない放射性核種による汚染が直接的には東北,関東,東海地域に,間接的には牛肉のように全国に広がっている.
本書では,放射性セシウムによる福島県およびその周辺県の土壌汚染およびヨウ素-131と放射性セシウムによる農作物,牛乳・牛肉および魚等の汚染について現在までに分かっていることを解説した.
また,大気圏内核爆発実験によって日本に降り注いだセシウム-137とストロンチウム-90による土壌と農作物汚染の調査研究およびチェルノブイリ原発事故による土壌と農作物,牛乳・牛肉汚染についての調査研究を紹介した.
本書が原発と原発被害に対峙している多くの方々に読まれ,運動の糧にされることを期待している.【商品解説】
目次
- はじめに
- 本書の用語等について
- 緒 言
- Ⅰ 福島第一原発大事故の経緯と放射性核種の排出
- 1. 地震と津波の規模
- 2. 福島第一発電所大事故の状況
- 2-1 原発の状態
- 2-2 住民の避難
著者紹介
浅見 輝男
- 略歴
- 〈浅見輝男〉1932年生まれ。東京大学大学院化学系研究科農芸化学専門課程修了。茨城大学名誉教授。農学博士。専攻は環境土壌学。著書に「カドミウムと土とコメ」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む