ブランデッドエンターテイメント お金を払ってでも見たい広告

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従来型の広告と異なりエンタメコンテンツとして広告を届ける表題の手法を徹底解説した一冊。広告運用やアルゴリズムの話というよりはクリエイティブ、特に動画の話が中心。サブスク中心にコンテンツに金を払うのが当たり前になった世界では広告もそれに合わせた戦略が求められるということか。ストレンジャー・シングスのS3に合わせてニューコークが復活したみたいなことかな？視聴者としてはコンテンツに関する金の流れが変われば必然的にそのクオリティに影響すると思うので決して他人事ではないし（例えばSNSでバズらせること自体が目的化したような作品は個人的には好きではない）今後の動向が気になる。

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#flier
そういえばテレビではなくストリーミング配信を見るようになってから広告をまったくみなくなった…

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・重要なのはそのプロジェクトが伝えるストーリーで、ニュースはあくまでコンテンツを輝かせる手助けに過ぎない。そこに目的はあるか？さらに大きな目標はあるか？大きな話題、会話の一部であるか？観客はメッセージを理解してくれるか？あなたの伝えるものを人々は拡散してくれるか？
・伝えたいストーリーとブランドの交差点を見つけることが、ブランデッドエンターテイメントの最終的な目標である。コンテンツの芯に意味を織り込むのだ
・Red Bullはアクティブなライフすらいるにはエナジードリンクが必要だと考えているのだ。そしてエナジードリンクを飲むのを見るより、アクティブなライフスタイルを送る人々の動画を見たいと思うだろう。
・ブランドやマーケッターは、今オーディエンスの目の前にあるスクリーンで提供されるエンターテイメントや情報コンテンツ、そしてライブエンターテイメントのすべてが顧客の時間と興味を奪い合う競合であると考えるべきだ。いうなれば、「観客時間経済」の時代が来ているのだ
・対立を避ける理由は、ネガティブなものは受けないからだ。
・残念なことに、広告主がドキュメンタリーコンテンツを制作するとき、いまだにほとんどが、商品やサービスのおかげで幸せになった顧客の姿を見せている
・顧客を楽しませることを考えよう
・私たちは異なるものを好むという事実を認め、受け入れることが重要
・Content)ストーリー全体を通じて消費者を楽しませながら、ブランドに対するエンゲージメント（関与度）や知識の水準を段階的に高めていくもの
Context)コンテンツを配置する場所を通して、ブランドが発するメッセージやは足している役割、掲げている理念の社会的地位を向上させること。
Commerce)商品の販売・仕様を通じて、消費者のブランドへの反応を生み出すこと
・マーケターのように考え、エンターテイナーのようにふるまい、ベンチャーのように行動せよ