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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/30
- 出版社: くろしお出版
- サイズ:21cm/270p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87424-868-3
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
日本語の地殻変動 ラレル・テアル・サセルの文法変化
著者 角田 太作 (著)
「熊がやむを得ず射殺されました」は自然? 不自然? 現代日本語に起こっている文法変化の実態と背景について、「ラレル受動文」「テアル受動文」「サセル使役文」を取り上げて考察...
日本語の地殻変動 ラレル・テアル・サセルの文法変化
日本語の地殻変動
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商品説明
「熊がやむを得ず射殺されました」は自然? 不自然? 現代日本語に起こっている文法変化の実態と背景について、「ラレル受動文」「テアル受動文」「サセル使役文」を取り上げて考察。動詞「楽しむ」の意味変化も論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
「熊がやむを得ず射殺されました」「魚が一生懸命運ばれています」…著者の感覚では不自然と感じる、ラレル・テアル・サセルを使った文の表面下にあるものを探り、文法面だけでなく、意味面でも変化が多数起こっていることを見る。
■「まえがき」より
本書の主な目的は現代の日本語に起こっている変化について述べることである。比喩的に言えば、そして、やや大袈裟に言えば、現代の日本語に地殻変動のようなものが起こっていることについて、主に述べる。(中略)
国立国語研究所に勤務していた時のことである。2011年だったと思う。所内の集まりで、私から見て違和感を覚える受動文について話したところ、そこにいた所員のほぼ全員が、違和感が無いと言った。「どこがおかしいんですか?」という反応であった。日本語の専門家の方々がこのような反応をしたので、私は「これは大変だ。本にして書かなければ」と強く思った。その結果が本書である。【商品解説】
目次
- 第1章 ラレル受動文(第1部):その使用の実態
- 1.1 受動文とは何か?
- 1.2 ラレル受動文の使用頻度上昇と使用範囲拡大
- 1.3 滑稽なラレル受動文
- 1.4 意味が不自然なラレル受動文
- 1.5 誤解を招くラレル受動文
- 1.6 文の流れを悪くするラレル受動文
- 1.7 文を分かりにくくするラレル受動文
- 1.8 締まりの無い文にするラレル受動文
- 1.9 無責任に聞こえるラレル受動文
著者紹介
角田 太作
- 略歴
- 〈角田太作〉1946年群馬県生まれ。Monash University大学院博士課程卒業(PhD取得)。言語学専攻。国立国語研究所名誉教授。著書に「世界の言語と日本語」など。
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