仕事に行ってきます １ クッキーづくりの仕事 （ＬＬブック）

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LLブックの新刊です。
ハンディの人が働いている本が二冊出ました。
一巻はクッキー作り。
二巻は動物園の清掃です。
普通の小学校でも、仕事のとこに使えるよ。
読みやすく、わかりやすいです。

2018/05/09　更新

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障害を持つ方の働け様子を1日のスケジュールに合わせて見ていく本。
フロランタンの工場で働くひろみさんは、施設に入りながら工場で働き、また夢であるヘルパーになるため仕事終わりに学校に通っている。
障害を持ちながらも自分の夢をもち勉強していたり、一人暮らしをしてみたいと思う姿勢は、自分の障害を持っている方への見方を変えるものだった。
失敗してもいいから挑戦してみなさい、西村さんの言葉も危ないからさせないではなく、失敗してもまた立ち上がれるように見守りながらさせる、というバックアップあってこその言葉だと感じた。

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LLブックです
お菓子やさんでフロランタンも作っています
知的障がいがある洋美さん
1人暮らしを目指して頑張っています
仕事だけでなく、介護の学校にも通っています

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なるにはシリーズとか、
職業ガイド本に惹かれる。
就職活動時代、
図鑑のような企業紹介本に昂奮した名残か。
もっと小さな頃から、
そうした本に憧れていた気がする。
ということで、
素敵な装丁、程よいサイズ感に惹かれ、
思わず手に取る。

クッキーづくりの仕事といって、
思い浮かべるのは
洋菓子屋さんではなかろうか。
小さな可愛らしい店舗、
こだわりの器に琥珀色の澄んだ紅茶。
そして様々なクッキー。
手作りでていねいに作られた、
愛情たっぷりのクッキー。

ではないのだ。
なんとクッキー工場。
確かにクッキーづくりの仕事ではある。
クッキーづくりを仕事にしたいと考えれば、
確かにそちらの方が実現性は高い。
でも・・・
読み進めるうち、
少し異なるエッセンスが目に入って来る。
うむ・・・

LLブック。
その概念を初めて知った。
50年ほど前にスウェーデンで生まれ、
知的障害のある人や、母語の異なる人などに、
年齢にあったさまざまなテーマを読みやすく、
分かりやすく伝えることが
そのコンセプトとのこと。
本書に登場する洋美さんも知的障害者。
クッキー工場で働き、
ヘルパーになるため学校にも通う。
楽しそうに懸命に働く。
いいなあ、このシリーズ。