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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.11
  • 出版社: 弦書房
  • サイズ:19cm/161p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-86329-065-5

紙の本

アジアの文化は越境する 映画・文学・美術

著者 四方田 犬彦 (編著)

「お化け」はアジア独自の財産? ヨーロッパの枠組みでは表現できないアジアの叡智が育んだ怪奇映画、現代文学、美術の豊かさや思想性の深さを語り合う。「福岡国際文化シンポジウム...

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アジアの文化は越境する 映画・文学・美術

税込 1,870 17pt

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商品説明

「お化け」はアジア独自の財産? ヨーロッパの枠組みでは表現できないアジアの叡智が育んだ怪奇映画、現代文学、美術の豊かさや思想性の深さを語り合う。「福岡国際文化シンポジウム2010」を基に書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

東アジアに怪奇映画は咲き誇る 四方田犬彦 述 9−47
ポップカルチャーにおける「アジア・ブーム」の幻想 プラープダー・ユン 述 52−63
フィクションとしてのリアリティ メアリー・ウォン 述 65−80

著者紹介

四方田 犬彦

略歴
〈四方田犬彦〉1953年西宮生まれ。映画史家・明治学院大学教授。文学、都市、漫画、美術、音楽など広い領域にわたって批評活動を展開。著書に「貴種と転生・中上健次」「ソウルの風景」など。

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評価内訳

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紙の本

アジアを楽しむシンポジュウム。

2011/11/24 00:32

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2010年末、福岡で開かれた映像メディアを中心としたアジア文化のシンポジュウムの内容をまとめたものである。つい最近、某テレビ局が韓流ドラマばかりを放送することが問題となり、ついにはテレビ局周辺でデモまで発生する騒ぎに至った。文化侵略というよりも竹島の領土問題にからめての「嫌韓」がエキサイトした結果だが、ノンポリシーのご婦人がた相手の商業主義姿勢を批判した結末は「言葉狩り」になった。テレビ局側が放送「量」を抑制することで鎮静化したようだが、朝から晩までKポップだの、韓流ドラマを見せられたら、日本のテレビ番組がいかに陳腐なものであるかを承知していても、飽きてしまう。本音は「もっと面白い番組は作れないのか」というテレビ局に対しての「質」を求めるデモだったのかもしれない。
 このシンポジュウム内容を読んでいて思うのは、アジアの国々には偶然なのか似たような民話とも説話とも言える物語が存在し、それが民族にマッチした形でリライトされていることである。まるで、日本全国津々浦々に昔話の浦島太郎が存在するように、人を変え、土地を変えて、ストーリーが存在する不思議がある。この事実を知ると、果たして、独自のアジアの文化とはなんぞやと考えてしまうが、これが表題にもある「越境するアジア文化」なのかもしれない。
 この越境するアジア文化だが、「アジアの玄関口」を自認する福岡には「福岡アジア美術館」というアジアに特化した美術館がある。アジア映画祭も盛んであるが、古くからアジアとの交流があった福岡では芸事を楽しむ感覚で開かれている。民族も人種も国家も地域も関係なく、面白いものは面白い、美味いものは美味い、を楽しんできた土地柄だけに越境することは新しい変化に出会える瞬間なのだろう。
 振り返れば、民主主義だの国家という枠組みだのは西洋という地域のルールであって、近代はその西洋のルールによって物事を決めてきた結果である。ダブルスタンダードであることを認識しながらも、西洋の近代化に追い付かなければ東洋は滅亡してしまうと危機感を抱いた福沢諭吉だが、東洋は福沢が考える以上に強かでしなやかな感覚を持っていたのではと思う。
 文化という観点からアジアを考える一冊は、ナショナリズムに偏りがちな国家観を覆す楽しさがあった。一般に、九州人はおおらかで大陸的、反面、ルーズといわれる。それは、国境だ国家だという西洋の常識に関係の無いところで生きてきた人種が住んでいるからだが、福岡という土地で開かれたシンポジュウムの聴衆は理論では無く、感覚で楽しむ人々であったことと思う。そもそも、越境という言葉に含まれる「境界線」すら意識したことがない人々は、海の回廊でつながるアジアを無邪気に楽しんでいたのではないだろうか。

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