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商品説明
北は北海道から、南は九州まで、掘り出し本とおいしいゴハンを求めて、定食マスターは今日も行く。古書の街・神保町をはじめ、千葉、札幌、盛岡、函館、関西、宮崎で出会った定食と古書店を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
今 柊二
- 略歴
- 〈今柊二〉1967年愛媛県生まれ。定食評論家、畸人研究学会主幹。著書に「定食と文学」「かながわ定食紀行」「立ちそば大全」など。
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紙の本
読書の秋、食欲の秋!
2012/09/24 16:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書の秋に、食欲の秋…。
まるで私のために書いてもらったような本を見つけました。
まぁ、だいたい好みの本を見つけるとそう思ってしまうおめでたい性格でもあるわけなのですが…。
こちら、美味しい定食屋さん情報と古本屋さん情報がぎっしり詰まった一冊、です。
著者の今さん、なんでも会社勤めのかたわら、日本全国の定食屋と立ち食いそば屋を食べ歩き、日夜研究を重ねているのだそう。
素晴らしいですね~。
ちゃんと仕事を済ませてからの課外活動、いかに時間を有効に使うかに苦心されているシーンに行きあたると、そのたびに頭の下がる思いです。
ますは神保町定食、36店舗もの情報です!
ほかにも千葉、札幌、盛岡・函館、宮崎の全国各地での定食&古本情報が続きますが、特に私がじっくり読んだのは
去年の秋、4日間大阪滞在にされた時の「関西古本三都物語」。京都、大阪、神戸、なんとも魅力的な街のラインナップではありませんか!
今さんは四国は今治の出身で、かの地での古本人生・黎明期はすらすら読めて面白かった。
初めて古本屋の存在を知った時の喜び、自転車の前かごに買ったばかりのマンガの束を入れた時に全身に満ちた喜び。
彼と同じような経験をした人にはたまらない懐かしさを同じように味わうことに…。
貸本屋さんだったところから本を売ってもらった貴重な経験、通っていた高校の出入りしていたパン屋さんの思い出など、
読んでいる私まで嬉しくなってしまう場面が多かったです。
「古本人生・起動記」も続編であるそうなので、期待して待っています。(●^o^●)
気になるのが、表表紙にも裏表紙にも登場する可愛らしい猫です。
古本屋さん店頭の均一棚で立ち読みしていたり、美味しそうな定食を食べているところだったり…。
こんなに可愛らしい道連れがいたら、ほんと和みますね~。