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紙の本
読んで学ぶ交通工学・交通計画 改訂新版
著者 久保田 尚 (編著),大口 敬 (編著),高橋 勝美 (編著)
交通にかかわる学問分野である「交通工学」「交通計画」「都市計画」の関係を明確にすることを心がけながら、道路交通について解説。「身近な交通」から「高い専門性」への橋渡しとな...
読んで学ぶ交通工学・交通計画 改訂新版
改訂新版 読んで学ぶ交通工学・交通計画
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商品説明
交通にかかわる学問分野である「交通工学」「交通計画」「都市計画」の関係を明確にすることを心がけながら、道路交通について解説。「身近な交通」から「高い専門性」への橋渡しとなるテキスト。最新の事例にも言及する。【「TRC MARC」の商品解説】
交通は、とても身近なものです。敷地の外を人や車などが移動することを「交通」と定義するならば、ほとんどの人が毎日のように交通を行っているはずです。仮に家を一歩も出ない日でも、宅配便が荷物を届けてくれたとしたら、宅配便業者による交通の恩恵を受けたことになります。宅配便が届かない日でも、表通りを通るトラックの騒音がうるさいと感じたら、交通からの影響を受けたことになります。
このように、誰にとっても当たり前のような交通の世界なのですが、ひとたび、渋滞を解消しようとか、交通事故をなくそうとか、あるいは道路や鉄道の計画を立てようとかいったことを考えると、とたんに専門性のきわめて高い分野になります。本書が主に扱う道路交通に関しては、「交通工学」や「交通計画」という名前の講義が工学部の主に土木系の学科で講義されています。
本書は、これから「交通工学」や「交通計画」を専門的に学ぼうとする学生に、「身近な交通」からの橋渡しをすることを目指して書かれました。ここで書いてあることを「読んで学んで」頂ければ、講義で学ぶことの意味や意義が理解できるように、入門的な内容をさらにかみ砕いて記述したつもりです。
また、現今、交通分野が大きな変革を遂げつつあり、ICT の急激な進展に伴い、ビッグデータの活用など、交通調査の内容や手法がすでに大きく変貌しました。そのことはまた、交通計画自体の変革ももたらしています。交通工学の分野においても、平面交差点の計画設計手法や生活道路対策など、著しい進展が見られた分野がいくつも存在します。さらに、歩行者や自転車の扱いをはじめとする、「人中心」のみちづくりの方向性が完全に定着するに至っています。
今回の改訂ではこれらを踏まえ、執筆陣に新たに若手に加わってもらい、世の中の動きに敏感に対応するように努めたつもりです。できるだけ多くの方にお読みいただき、ご批判を仰ぎたく思う次第です。【商品解説】
目次
- 1章 序章
- 1.1 交通工学・交通計画の役割と本書の狙い
- 1.1.1 わが国の交通の過去と現在
- 1.1.2 本書の狙い
- 1.2 わが国の交通
- 2章 交通の流れを円滑にする
- 2.1 交通現象の捉え方
- 2.1.1 基本特性の表す変数
- 2.1.2 交通量,速度,交通密度
著者紹介
久保田 尚
- 略歴
- 1977年静岡県島田市生まれ。1999年東京工業大学土木工学科卒業。2001年同大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻修了。2016年同博士後期課程単位取得満期退学。2017年博士(工学)。技術士(総合技術監理部門,建設部門)。2001年より一般財団法人計量計画研究所研究員,都市・地域計画研究室長を経て,2018 年より都市地域・環境部門長。専門は都市交通計画,地域計画。
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